『ミルフィーユこり』って?
肩こりに関係する筋肉でも、表層の筋肉である僧帽筋の下に、深層筋の大菱形筋、小菱形筋、肩甲挙筋、棘上筋、棘下筋があり、これらの筋肉が2重、3重に重なり合っています。こりは、深層の筋肉がこりも強く、ほぐれづらいという特徴があります。
このように、表層筋から深層筋までのこりが重なった状態を通称「ミルフィーユこり」と呼びます。
つまり、しつこいこりは、この「ミルフィーユこり」を解消していないため、ぶり返したり、すっきりした感じがしないのです。
現代人の“ミルフィーユこり”|ミルフィーユこりの原因|ピップ製品情報
「僧帽筋」は自分自身が手で触ってかたさも自覚できるので、表面が少しやわらかくなると、こりが解消したと感じます。
しかし、僧帽筋のこりをほぐすだけでは、こりが解消したとはいえないことがあります。
一時的に解消したとしても、しばらくするとこりがぶり返す可能性があります。
『ミルフィーユこり』を放置すると心の健康にも影響がある
「ミルフィーユこり」は、姿勢だけでなく、精神面にも影響します。「ミルフィーユこり」を放置すると、消えないこりに長期間悩まされ、自分だけでこりの悩みを抱え続ける結果、抑うつ的症状につながる恐れもあります。
「精神面に影響を与える可能性もある「ミルフィーユこり」を、元から対策することが重要です。」
現代人の“ミルフィーユこり”|ミルフィーユこりの原因|ピップ製品情報
ながしポイントをケアして、ミルフィーユこりを解消
治りにくいミルフィーユこりは、ただ温めたり、やみくもに指圧するだけでは、解消されない。「ミルフィーユこりを解消するためには、その原因となっている筋膜のよじれが集まった“ながしポイント”をほぐすことが大事です」と竹井先生。
ながしポイントとは、筋肉と筋肉が重なり合った部位で、よじれが集まりやすいところで、血液、リンパ、ゲル状の液体の3つが滞っている。ここをケアすれば、ミルフィーユこりは解消できるというわけだ。
しつこい肩こり、原因はミルフィーユこり!-ながしポイントをケアして、ミルフィーユこりを解消!:日経ウーマンオンライン【女性のための「医療・健康」の話】
セルフケアの方法は、マッサージ、磁器治療器の活用などが効果的。
ながしポイントを温めてからマッサージするとさらに効果が期待できる。
また、普段から、ストレッチなどで体を動かしたり、正しい姿勢を心がけるようにすることも大事。
しつこい肩こり、原因はミルフィーユこり!-ながしポイントをケアして、ミルフィーユこりを解消!:日経ウーマンオンライン【女性のための「医療・健康」の話】
深層筋と表層筋をバランス良くトレーニングして肩こり予防
(2)そのまま1分間、左右にうちわをあおぎます。
(3)左手に持って替え、同じようにあおぎます。
風の抵抗を利用しており、トライしてみると思ったよりも力が要ります。
ひじを上げているで負荷がかかるので、肩の表層筋が鍛えられますし、
左右にあおぐ動作で深層筋も鍛えられ、関節のメンテナンス力も高められます。