世界遺産富士の構成資産である”忍野八海”とは?
富士山の伏流水による八つの湧水地で、富士山信仰に関わる巡拝地として八海それぞれに八大竜王を祀っています。
構成資産紹介|世界遺産 富士山
富士山の伏流水が今も絶えることなく湧き続ける
観る | 忍野村観光サイト
富士登拝を行う道者たちはこの水で穢れを祓いました。
構成資産紹介|世界遺産 富士山
場所は山中湖の近くで車が無くても行ける!
▼電車で
富士急行線富士山駅から富士急山梨バスふじっ湖号で21分、または平野行き膳棚経由で16分、大橋(忍野八海)下車すぐ(他にもバス便あり)。
構成資産紹介|世界遺産 富士山
▼都内から高速バスで
新宿から富士五湖線、山中湖方面への高速バスに乗ります(「山中湖」行きと「平野」行きがあります。「平野」というのは山中湖東岸にある停留所です)
忍野八海への行き方: East of a River
忍野八海を通りすぎで山中湖まで行くバスもあるので、要注意!!
どうして8つもの湧水池ができたの?
忍野八海が点在する忍野村全体が、かつては宇津湖(うつこ)と呼ばれる巨大な湖でした。
富士山構成資産 忍野八海 | 忍野村観光サイト
延歴19年(西暦800年)における大噴火において、宇津湖は流れる溶岩によって2つに分断され、忍野湖と山中湖が誕生
富士山構成資産 忍野八海 | 忍野村観光サイト
長い期間の後、ついに湖は涸れましたが、富士山の伏流水に水源を発する湧水池がいくつか残りました。その代表的な湧水池が忍野八海です。
富士山構成資産 忍野八海 | 忍野村観光サイト
そもそも構成資産ってなに?
富士山―信仰の対象と芸術の源泉
構成資産とは、世界文化遺産となりうる対象の「顕著な普遍的価値」を具体的に証明するものとして選ばれた資産のこと。
富士山世界文化遺産の構成資産
実際に構成資産とするためには対象との関連性の証明だけではなく、国から重要文化財や天然記念物等に指定される必要があります。
XIVからのお知らせ
富士山世界文化遺産の構成資産は、山梨、静岡両県合わせて25件。このうち山梨県側は16件、静岡県側は8件。ほかに両県にまたがる富士山域が1件
富士山世界文化遺産の構成資産
それでは忍野八海の美しい写真をご紹介します
■ちなみに、グァテマラにも富士山があります・・・

https://matome.eternalcollegest.com/post-2138406693430211201
徐々にアジア圏からの観光客も増えてきており賑わいをみせています。ぜひとも快晴の日に訪れたいですね!都内からバス2時間半ほどなので、2連休あれば十分時間をとって観光できます。
時間・料金:見学自由