Enya-Adeste Fideles( performing)
アデステ・フィデレス(Adeste Fideles)は日本語で「神の御子は今宵しも」。
18世紀頃にカトリックの英語教師であったジョン・フランシス・ウェイド(John Francis Wade/1711 – 1786) の作品とされる。
別名『O Come All Ye Faithful』とも。
歌 エンヤ
ベツレヘムの小さな町で(O Little Town of Bethlehem)
作詞は、牧師フィリップス・ブルックス。1865年にベツレヘムを訪れた体験が元になっているという。
作曲は、ブルックスが牧師を務めた教会のオルガン奏者ルイス・レドナ。
ベツレヘムとはイエス・キリストの誕生地。
歌 コニー・タルボット
おめでとうクリスマス(We Wish You a Merry Christmas)
16世紀イングランド西部地方(英語版)を起源とする英語のキャロル。
クリスマス・キャロルの起源はイングランドの伝統的な富裕層にあり、現代のクリスマスプディングに似るイチジク入りプディング(英語版)などを用意し、クリスマス・イヴの日にはキャロルを歌うなどしてクリスマスを迎えていたことに端を発する。
新年の祝賀に言及するキャロルは、イングランドの伝統的なキャロルとしては珍しい。
多くキャロルの最後の曲目として歌われる。
きよしこの夜(Silent night)
最も有名なクリスマス・キャロルのひとつ。
原詞の“Stille Nacht”は、ヨゼフ・モールによって、ドイツ語で書かれ、フランツ・クサーヴァー・グルーバーによって作曲された。世界中の300を超える言語に訳されたと言われる(恐らく、世界で一番訳詞された言語の多い歌と推定される)。
この曲の英語曲が「Silent night」(作詞者不明)であり、日本語曲が「きよしこの夜」(作詞・由木康)である。
歌 オリビア・ニュートン・ジョン
荒野の果てに(Les Anges dans nos campagnes) – 「天のみつかいの」
この歌は16世紀に遡るフランスの伝統的なキャロルが元となっている。
英語で一般に使われる歌詞は、1862年にジェイムズ・チャドウィックが翻訳したものである。
日本語訳では、実は、カトリック教会の『カトリック聖歌集(1966年版)』にある「あめ(天)のみつかいの」が有名である。
クリスマス(降誕)ミサでの司祭退堂(閉祭)の歌としてよく歌われている。
歌 アンドレア・ボチェッリ & デイビット フォスター
天には栄え(Hark! The Herald Angels Sing)
代表的なクリスマス・キャロル、クリスマスの讃美歌。
チャールズ・ウェスレー作詞、フェリックス・メンデルスゾーン作曲。
原曲は、1840年に印刷術発明400年記念祝典のために作曲された男声合唱と管弦楽のためのカンタータ「祝典歌(Festgesang)」(別名「グーテンベルク・カンタータ」)の第2曲である。
ケンの「めさめよ、わがたま」ウォッツの「さかえの主イエスの」トップレディの「ちとせの岩よ」と共に、イギリスの四大賛美歌と言われる。
歌 マライア・キャリー
リトル・ドラマー・ボーイ(Little Drummer Boy)
アメリカのHarry Simeone(ハリー・シメオン)が,宗教音楽作曲家のKatherine K. Davis(キャサリン・デイヴィス)とHenry Onorati(ヘンリー・オノレイティ)の二人と協同で1958年につくったクリスマス・ソングの名曲。
オリジナルの演奏はやはりハリー・シメオン合唱団。
ここではジャクソン5のものを掲載します。
ホワイト・クリスマス(White Christmas)
世界で最も売れているクリマスマス・ソング。
「ホワイト・クリスマス」は、古風なクリスマスの情景の思い出を歌ったアーヴィング・バーリン作詞・作曲のクリスマスソング。
ビング・クロスビーが歌ったバージョンは、歴代で最もよく売れたシングルとされている
クロスビーの「ホワイト・クリスマス」は5000万枚のシングル盤売り上げがあるとされ、世界最高とされている。
『ギネス・ワールド・レコーズ』は、クロスビー以外のすべてのバージョンを含め、アルバムも含めたこの歌の総売り上げを1億枚としている。
そりすべり(Sleigh Ride)
アメリカ合衆国の作曲家ルロイ・アンダーソンが1948年に作曲した管弦楽曲である。
クリスマス時期によく店舗内などのBGMとして使用される。
ジングルベル(Jingle Bells)
クリスマスの時期に世界中で最も歌われているクリスマスソング。
1857年に牧師のジェームズ・ロード・ピアポントが作詞作曲した歌で、ボストンにある自分の教会のサンクスギビングのお祝いで歌うために作った。
主なカバーはビング・クロスビー、フランク・シナトラ、ブライアン・セッツァー、ジャッキー吉川とブルー・コメッツ、ザ・ピーナッツなど。
シルバー・ベルズ(Silver Bells)
1951年のコメディー映画「The Lemon Drop Kid(レモン・ドロップ・キッド)」の挿入歌。
最初の録音はビング・クロスビー。
オリビア・ニュートン・ジョン、スティーヴィー・ワンダー、テイク6、ジョニー・マティス他の
多くのアーティストがカバー。
ここではオリジナルのビング・クロスビーのものを掲載
サンタが街にやってくる(Santa Claus Is Coming to Town)
1934年11月にラジオ番組で初めて放送され、同曲の楽譜が40万部以上の売り上げとなる。1934年にジョージ・ホール(英語版)が初めて録音した。
ビルボードチャートでは、1970年と1971年にジャクソン5の、1985年にブルース・スプリングスティーンのカバーが「special Christmas chart」で1位を獲得している。
また、同曲をモチーフとしたアニメが、1970年に製作された。
ここではジャクソン5のカバーを掲載
ザ・クリスマス・ソング(The Christmas Song)
1944年、メル・トーメとボブ・ウェルズ作。
多くのアーティストにカバーされている。
主なカヴァーはナット・キング・コール、ナタリー・コール、アンディ・ウイリアムスなど。
ここではナット・キング・コールのカバーを掲載。
フロスティ・ザ・スノーマン(Frosty the Snowman)
1950年にリリースされたクリスマスシーズン向けのポップス。
1949年の大ヒットクリスマスソング。
アニメ映画のキャラクターも有名。
日本では同じ曲に別の歌詞をつけた「風も雪もともだちだ」としても知られる。
ウィンター・ワンダーランド(Winter Wonderland)
1930年代に作られたクリスマス・ソング。
一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
パット・ブーンが歌ったものを掲載。
赤鼻のトナカイ( Rudolph the Red-Nosed Reindeer)
時代を越えたロングセラーとして、「サンタが街にやってくる」、「ジングルベル」と並ぶ三大クリスマスソングとなる。作詞作曲者のジョニーが亡くなった1985年までに「赤鼻のトナカイ」の総売上は1億5000万枚を突破した。
アヴェ・マリア( Ave Maria)
最有名な聖歌。
中でもいちばん有名なのが、バッハとグノーによるもの。
バッハの「ピアノ平均律第1番」を伴奏に、グノーがメロディをのせたもの。
シューベルト作曲やほかにもたくさんの作曲家が「アヴェ・マリア」という曲を書いています。
われらはきたりぬ(We Three Kings)
1857年に、ジョン・ヘンリー・ホプキンズ・二世師(Reverend John Henry Hopkins, Jr.)が作詞したクリスマス・キャロルである。
キリスト教宗教音楽上の分類では、「主顕節キャロル(Epiphany carol)」と呼ぶべきものである。
ホプキンズはまた、ニューヨーク市専門神学校(EN)でのクリスマス・ペイジェントの一部のために、歌詞と曲の両方を作詞作曲した。
この歌は、ホプキンズの1863年刊行の『キャロル、聖歌、ソング』が初出である。
世の人忘るな(God Rest Ye Merry, Gentlemen)
歌詞が印刷出版されたのが1833年で、キャロル自体は作詞者不詳でより古くから存在していた。
歌 アニー・レノックス
優しくも愛らしき、(O Jesulein süß, O Jesulein mild!)
クリスマスの讃美歌、クリスマス・キャロル。
シェメッリ賛美歌集に収録。ヨハン・ゼバスティアン・バッハのBWV.493。
題名の翻訳は、「おお、うるわしいイエス様」、「おおいとしきみどり児、やさしきイエス」など。
讃美歌 (1954年版)110番。歌詞はValentin Thilo(1607-1662)。
歌 The Royal Wind Music
もろびとこぞりて(Joy to the World)
欧米の有名クリスマス・キャロル『民みな喜べ』(英題:Joy to the World! the Lord is come)と同曲に別詞(原題:Hark the glad sound! the Saviour comes)の訳詞を載せた、
日本のポピュラーなクリスマス讃美歌である。
もみの木(O Tannenbaum)
ドイツを発祥として世界各国で歌われているクリスマス・キャロルの1曲。
英語圏では「O Christmas Tree」の表題で知られる。
原曲の旋律は労働歌「赤旗の歌」(en)やアメリカ合衆国・コーネル大学の校歌、メリーランド州及びアイオワ州の州歌としても使用されている。
日本語の訳詞は野口耽介の手になるものが古く、他にも複数の訳詞が存在する。
もみの木(O Tannenbaum)
見よ、主は輝く雲にうち乗り(Lo! He comes with Clouds Descending)
イエス・キリストの再臨を歌った讃美歌。クリスマス前のアドベント讃美歌として用いられる。歌詞はJohn Cennick作でチャールズ・ウェスレーがアレンジしている。
曲は複数ある。
歌 リッチフィールド大聖堂合唱団
牧人羊を(The First Noel)
イギリスのクリマスキャロル。
この曲の旋律は、イングランド西部地方に17世紀以前から伝わっている旋律である。
ウィリアム・サンディーズが1833年に発表されて以来、軽快な曲と共に世界に広まった。
歌 ケルティック・ウーマン
ひいらきかざろう(Deck the hall with boughs of holly)
クリスマスに歌われる賛美歌、原曲はウェールズの世俗的な新年のカロルNos galanである。ウェールズの民謡としては明るく、軽快な歌。
「ファララ」は西欧諸国のマドリガルやバレッタによくみられるはやし言葉である。
ひいらきかざろう(Deck the hall with boughs of holly)
ダビデの村に(en:Once in Royal David’s City)
クリスマス讃美歌の一つ。
最初の出版は1848年である。
Henry Gauntlett作曲。
さやかに星はきらめき(O Holy Night)
フランスのアドルフ・アダン作曲の「クリスマスの歌」という題のクリスマスの独唱曲を合唱用に編曲したものである。
原詩は、カポー・ド・ロクモールである。これに、ジョン・サリバン・ドワイトがかなり自由な英訳「O Holy Night, the stars are brightly shining」がある。
ドワイトの詩を由木康が翻訳した曲が、讃美歌第二編に収録されている。
歌 ケルティック・ウーマン
さやかに星はきらめき(O Holy Night)
コヴェントリー・キャロル(Coventry Carol)
クリスマス・キャロルの一つで、16世紀にまで遡る。コヴェントリーのキャロルとも。
作者は不明だが、イギリスのコヴェントリーで、『刈り込み人と仕立て屋の芝居』という劇の中で歌われた。
この劇は新約聖書の中のマタイ伝に出てくる物語である、ヘロデ大王がベツレヘムで行ったという大規模な幼児虐殺事件を描いている。
歌 ヘイリー・ウェステンラ
クリスマスの12日(The Twelve Days of Christmas)
イギリスのクリスマスキャロル。
キリストの降誕祭であるクリスマス(Christmas: 12/25)から、公現祭(Epiphany: 翌年の1/6)までを「クリスマスの季節」としています。その日数が丁度「12日」になるわけで、最後の公現祭は俗に「第12日目(The Twelfth Day)」とも呼ばれています。
エリザベス1世により「統一令」が出された1558年から1829年の「カトリック教徒解放令」までの期間、英国ではローマ・カトリック教の信者は、公然と自分たちの信仰を実践することは出来ませんでした。
そこで、イギリスのカトリック教徒たちは、自分たちの信仰を織り込んだ「わらべうた」を創作しました。
つまり、一見数え歌のように聞こえ、歌っても捕らえられる心配がないが、裏にはカトリックの信仰が歌い込まれているそれがこの「クリスマスの12日」というキャロルです。
飼い葉のおけで(Away in a Manger)
作曲者は、ジェームズ・マレイ。
その後、フィラデルフィア出身の音楽家ウィリアム・カークパトリックによって、ミュージカル「Around the World with Christmas」向けの曲「Cradle Song(クレイドル・ソング」として、別のメロディがつけられた。
キリストの降誕を題材にした賛美歌。
ウェンセスラスはよい王様(Good King Wenceslas)
良く知られたクリスマス・キャロルである。
艱難を越えて、貧しい者に慈善を施すウェンセスラス王の行為と聖徳が称えられた歌である。
日本では、「慈しみ深き王ウェンセスラス」のタイトルでも知られる。
歌 ロリーナ・マッケニット
御使いうたいて(What Child Is This?)
グリーンスリーブスの旋律に合わせて、1865年にウィリアム・チャタートン・ディックス(William Chatterton Dix、EN)が歌詞を作詞したクリスマス・キャロルである。
歌 シャルロット・チャーチ
あなたは星から降りてくる(Tu scendi dalle stelle)
イタリア人の修道会レデンプトール会を創立したカトリック教会の修道士のアルフォンソ・デ・リゴリの作曲。
メレ・カリキマカ(Mele Kalikimaka)
ホノルル生まれの作曲家Robert Alex Andersonが1949年に作曲したハワイアン・クリスマスソング。
曲名の意味は「メリークリスマス Merry Christmas」。
1950年にリリースされたビング・クロスビー(Bing Crosby/1903-1977)とアンドリュース・シスターズ(The Andrews Sisters)によるレコーディングが有名。
メレ・カリキマカ(Mele Kalikimaka)
ハレルヤ(Hallelujah)
『メサイア』第2部最終曲「ハレルヤ」は、ヘンデルによって作曲されたオラトリオ。
1743年、初めてロンドンで演奏された際、国王ジョージ2世が、「ハレルヤ」の途中に起立し、後に観客総立ちになったという逸話がある。
これは、かつて英国で全知全能の神を讃える歌が演奏される際には起立する習慣があったことによる。
日本のコンサートにおいて聴衆が「ハレルヤ」で立ち上がるのは、この逸話に端を発している。
また「ハレルヤ」は、日本の中学校において合唱コンクールや卒業式などで歌われることが多い。
ハレルヤ(Hallelujah)