【航空機】離着陸時にもWifiが使えるようになるかも?

-zatsugaku-
飛行機に乗ったらいつも面倒に感じる携帯電話の電源オフやフライトモード。アメリカでは、Wifiに限って電波の規制が緩和されつつあるので、日本の現状と比較してまとめてみました。

アメリカで規制緩和の動き

新規則では、乗客は1万フィート未満でスマートフォン(スマホ)での映画や音楽の視聴、また飛行機が高速無線LAN(構内通信網)の「Wi-Fi(ワイファイ)」を提供している場合はそれへの接続が可能となる。ただ、携帯電話については電源を切らなければならない。
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702303343404579170283982942094.html

つまり、Wifiに限って認められるかもしれないが、携帯電話の電波は使えない!
3G回線や通話は使用できない!これは離着陸時以外もそうである。

FAA担当者は、この新規則の施行後は1万フィート未満で電子機器の電源を切ることを要求されるのは、視界が悪化し着陸機器システムの作動の障害となる恐れのあるケースで、それは全飛行数の1%程度と推定されるとした。
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702303343404579170283982942094.html

完全にWifiならOKになるわけではない!
おそらく、機長の判断で自動着陸や計器飛行を余儀なくされるケースでは、従来通りで全ての電子機器類をオフに!

なぜ、飛行機の中では電波を発したらいけないの?

皆さんの携帯電話へ電波が飛び込んできたり、パソコンなどの電子機器のスイッチがONになると、電話の電波やパソコンから発生した磁気が、飛行機の電気系統の磁界に変化を与え、それが電気信号となって、搭載されているコンピュータに誤信号を送り出してしまう恐れがあります。
JAL – 航空豆知識

無線機器、レーダー、電気系統に電磁波が影響を与える恐れがあるらしい。
もし感知すると、コックピットで警報が鳴り、安全確認のために一度離着陸中止に追い込まれる場合も。

機内での携帯使用や喫煙など、航行の安全上危険な行為は「安全阻害行為」として類型化されており(航空法施行規則164条の15第4号)、これに従わない行為者は50万円以下の罰金を科されるほか(航空法150条)、機長から拘束などによる抑止措置や、降機措置を受ける可能性があります(航空法73条の4第1項)。
携帯電話と航空法1~航空機内で携帯を使うとどうなる?~ | 携帯電話をめぐる法律問題 – 法、納得!どっとこむ

厳しい内容です!絶対にやめましょう!

米連邦航空局(FAA)の諮問委員会(パネル)は、ほぼすべての米航空会社の旅客機のあらゆる運航段階で、高速無線LAN(構内通信網)の「Wi-Fi(ワイファイ)」に接続した端末を含めて、機内での電子機器の利用は安全だと判断した。委員の1人が明らかにした。
FAA諮問委、飛行中のWi-Fi利用は安全と判断 – WSJ.com

それでも、Wifiだけは安全が確認できたらしい!

日本の国内線でもWifiは使えるの?

ANA、JALともに一部の国際線ではWifiサービスが既に始まっている。
そして、2014年からJALは国内線でもついにWifiが使えるようになるらしい!

スターフライヤーは、2009年春を目処に、機内での携帯電話の使用を可能とするサービスを開始したいと表明したが、これも2013年7月時点では開始されていない。
スターフライヤー – Wikipedia

他社もJALに追随してWifiが国内線でも今後、使用可能になるかもしれない!

日本では、現時点では離着陸時のWifiは使用不可!

日本でも、離着陸時にWifiが使えるようになるかは不明!
しかし、日本の航空規制はアメリカの規制に影響されているため、
今回の米連邦航空局(FAA)の判断が日本の規制緩和にも繋がるかもしれない。

https://matome.naver.jp/odai/2138328489785139201
2013年11月01日