池波志乃さんも罹った骨髄炎は歯肉炎の延長線上にある怖い病気です

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顎骨骨髄炎は、歯肉炎や歯周病などによる感染や、むし歯などから比較的簡単に発症します。対症療法で治る場合が大部分ですが、慢性化してしまうと池波志乃さんも罹った硬化性骨髄炎に、最終的には肩甲骨の骨を顎に移植する手術などが行われます。

◆池波志乃さんが罹った硬化性骨髄炎は顎の骨髄の病気

硬化性骨髄炎で大手術*池波志乃*徹子の部屋

4年前の出演の記憶が全くない。硬化性骨髄炎で痛み止めを飲んでいた。歯の痛みかと思っていたら、顎の骨髄の病気。手術を迷っている時だった。
硬化性骨髄炎で大手術*池波志乃*徹子の部屋:つれづれ草子:So-netブログ

◆顎骨骨髄炎は一般的な歯性感染に継続して発症する怖い病気

顎骨骨髄炎は、歯槽膿漏による感染(辺縁性歯周炎)や、むし歯に続発する根尖病巣からの拡大(根尖性歯周炎)、智歯(親しらず)周囲炎、また抜歯後の感染など、ごく一般的な歯性感染に継続して発症することが多い疾患です。
Q&A(骨髄炎編)

顎骨骨髄炎

◆池波志乃さんが罹った硬化性骨髄炎は根治が難しい病気

硬化型は根治が難しく、急性炎をときどき繰り返して、数年から数十年の長期にわたるものみられます。
慢性顎骨骨髄炎は難治性疾患で、その治療に苦慮するのが現状です。

抗菌剤静脈投与、高圧酸素療法、皮質骨除去術や、灌流療法(かんりゅう療法)などが併用して行われています。しかし、場合によっては、顎骨切除や血管柄付き腸骨移植などの再建手術が行われることも稀ではありません。
慢性下顎骨骨髄炎の治療法-安原歯科医院

◆顎骨骨髄炎の治療の方法

顎骨骨髄炎の治療の方法

発熱による全身的な消耗が強ければ、安静にして、対症療法です。
抗菌薬の点滴静脈注射だけでなく、骨髄の病変部を抗菌薬を含んだ液で洗い流す治療が必要です。
炎症を起こしている部分の骨を表層より削りとったり骨の切除などの手術や高圧酸素療法を併用する場合も。
慢性化して再発を繰り返すことが多いので、急性期が過ぎたら、原因となっている歯を抜歯し、腐った骨を除去します。
顎骨骨髄炎の予後は、あまり良くなく、全身症状を伴い、長い経過をたどるので、早めに口腔外科や歯科口腔外科を受診してください。
歯性病巣感染・顎骨骨髄炎を予防する虫歯と歯周病の治療を

https://matome.naver.jp/odai/2138257703957981001
2013年11月05日