■レインボーブリッジと東京ゲートブリッジの違いは?
レインボーブリッジの特徴
柔らかな曲線を描く東京湾のシンボル「レインボーブリッジ」。開通は平成5年8月26日で、東京都港区芝浦とお台場を結ぶ全長798mの吊り橋です。高さは120mで、40階建ての超高層ビルとほぼ同じです。海面上から橋桁までの高さは、50m以上あり、大型帆船(日本丸)が通れる高さになっています。レインボーブリッジは、高速11号台場線(東京臨海部の副都心と都心を結ぶ基幹交通施設)・臨港道路・臨海新交通システム(ゆりかもめ)からなる複合交通施設になっています。
レインボーブリッジと東京ゲートブリッジの比較 – 東京ゲートブリッジ観光を100倍楽しむサイト
正式名称は、「首都高速11号台場線・東京港連絡橋(臨港道路)」で、一般公募により「レインボーブリッジ」に決まりました。高速道路でレインボーブリッジ上を通過するときに、車から眺める東京湾の風景&夜景は有名ですが、遊歩道(歩行者専用通路)があることはあまり知られていません。片道約1.7km、約30分の絶景散策スポットです。橋の上層を走る首都高速(11号台場線)ですが、遊歩道は下層を走る一般道の両サイドにあり、ノースルートは晴海方面、サウスルートはお台場方面がよく見えます。
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東京ゲートブリッジの特徴
一方、「東京ゲートブリッジ」は、江東区若洲と中央防波堤外側埋立地を結ぶ、全長2,618mの巨大な橋です。この橋は、城南島から中央防波堤外側埋立地を経て、若洲までの約8kmの臨港道路を整備する東京港臨海道路事業の一部です。海上区間の長さは1,618mで、海上面から橋梁最上部までの高さは、87.8mで25階建てビルの高さに相当します。レインボーブリッジと同様に大型船が通るため海上面から橋桁までの高さは54.6mとなっています。レインボーブリッジは“吊り橋”ですが、東京ゲートブリッジは、鋼材を三角形につないだ「トラス橋」です。
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高速道路ではないので、一般車や歩行者も通行できます。都心部側にのみ、歩道が設けられていて、中央防波堤側へは降りることはできません。東京港の入り口に位置しているので、東京副都心のビル群や羽田空港、東京スカイツリー、東京ディズニーランドや房総半島、晴れた日には富士山も視野に入り、東京湾全体を見渡すことができます。
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■経済効果はなんと190億円(年間)
東京港周辺の慢性的な交通渋滞の緩和に加え、新名所の誕生は首都圏経済の活性化の一翼を担うと期待されています。
東京港のコンテナターミナルでは、1日当たり約1万個(TEU)のコンテナが取り扱われています。これらを運搬するため、大量のトレーラーが必要となり、周辺道路が渋滞や混雑しています。東京港臨海道路を利用すると、中央防波堤外側埋立地と新木場の所要時間が、21分から12分へと4割短縮できます。これにより臨海部の物流が円滑となり、また、湾岸道路の混雑が緩和されます。
東京ゲートブリッジの経済効果 – 東京ゲートブリッジ観光を100倍楽しむサイト
国土交通省の試算によるとゲートブリッジ開通による直接の経済効果は年間190億円を見込んでいます。効果の内訳は、走行時間短縮で172億円、走行経費減少で18億円などです。渋滞で有名な国道357号は従来の約3割に相当する1.4万台の交通量の減少が見込んでいます。
また、橋からは東京スカイツリーや富士山が眺望できることから、「東京の新たな観光名所」になることも期待されています。東京ゲートブリッジにあやかって、周りの地域も活気づいてきています。周辺の駅や施設にも東京ゲートブリッジの観光客などによる集客が見込まれます。東京ゲートブリッジがもたらす経済効果は、莫大なものになりそうですね。
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■長さが横浜ベイブリッジやレインボーブリッジの約2倍!
海上を跨ぐ区間の長さが約1.6km(横浜ベイブリッジやレインボーブリッジの約2倍)羽田空港に近く高さ制限があるあり、橋の下の船の航行も妨げないように配慮したためして、海水面からの高さは最大87.8メートルで25階建てビルに相当になります。片側2車線の車道のほか、都心側には歩道も設けられ、橋の上から東京の高層ビル群や、天気が良ければ、富士山・東京タワー・東京スカイツリーなどを一望できる。日本でも最大級の長さを誇り恐竜が向き合ったように見えるとことから「恐竜橋」とも呼ばれています。
東京ゲートブリッジ | 東京スポット
■実際に渡るには???
東京ゲートブリッジを含む東京港臨海道路は、高速道路ではないので、一般車や歩行者も通行できます。
しかし、自転車は、車道・歩道ともに乗り入れることができません。歩道は、橋の都心側にのみ設置されています。若洲側昇降施設より、橋上の歩道部へ昇ることができますが、中央防波堤側へは降りることはできないので、若洲側へ戻ることになります。歩道の通行時間は、10時から17時までで、夏期(7月1日から9月30日まで)のみ、金曜日と土曜日は10時から20時まで通行できます。なお、トイレは設置されていませんので、歩いて渡ってみたいとお考えの方は、お気をつけ下さい。
渡るには?(徒歩・自転車・車) – 東京ゲートブリッジ観光を100倍楽しむサイト
歩道部は最も高いところで海面からおよそ60mの高さとなるため、まさに空中を散歩するような気分が味わえるでしょう。橋上からは、東京港の景色ばかりではなく、東京タワーや東京スカイツリー、都心のビル群を眺めることができます。また、羽田空港が近くにあるため迫力ある飛行機の飛び立つ姿を目にすることができます。そして、天気がよければ、房総半島や遠くは富士山までも眺めることができます。まさに大パノラマの絶景を楽しめることでしょう。
渡るには?(徒歩・自転車・車) – 東京ゲートブリッジ観光を100倍楽しむサイト
■歩いて景色眺めたいけど、歩道はどんな感じ?
それも良いかもしれない。
時には、車のスピードとは別の世界、
歩くことで感じる心の中の豊かさを感じてみては
いかがでしょうか。
東京ゲートブリッジを含む東京港臨海道路は、高速道路ではないので、一般車や歩行者も通行できます。往復4車線で、都心部側にのみ、歩道が設けられています。若洲側昇降施設にエレベーターが設置されており、そこから橋上の歩道部へ昇ることができますが、中央防波堤側へは、降りることはできないので若洲側に戻ることになります。なお、トイレは設置されていませんので、気をつけて下さいね。
歩道は高い所で60mもあるので、そこから見る景色は、“絶景”の一言です。平成24年5月に完成予定の東京スカイツリーや東京タワーの下部まで見え、房総半島や東京ディズニーランド、東京副都心のビル群や羽田空港、はたまた富士山も視野に入り、東京湾全体を見渡すことができます。ベンチが8カ所もあるので、潮風を感じながら、のんびりゆっくり空中散策を楽しめます。
東京ゲートブリッジの歩道 – 東京ゲートブリッジ観光を100倍楽しむサイト
歩道の通行時間は、10時から17時までで、夏期(7月1日から9月30日まで)のみ、金曜日と土曜日は10時から20時まで通行できます。土日は混んでいるので平日に歩いて渡ろうと考えている方は、平日は物流車両が多いので、車に気をつけて渡って下さい。
東京ゲートブリッジの歩道 – 東京ゲートブリッジ観光を100倍楽しむサイト
歩道を渡る際の注意点です。
時間帯が限定されていますので、その点に
気をつけて観光を楽しみましょう。
人生の時間の無駄だけは厳禁ですぞ。
■気になるアクセス方法
今回開通する区間(東京ゲートブリッジ含む)は、首都高速とは直接接続してません。
そのため、一般道路からアクセスすることになります。
※上図は主要幹線道路である国道357号からのアクセス方法になります。
http://www.city.koto.lg.jp/topics/2127/65612/file/kuruma.pdf
以上ですが、東京ゲートブリッジについてまとめてみました。
随時、情報も更新していきますので、今後もご覧頂ければ幸いです。
Ento@null_ento

東京ゲートブリッジの写真となっています。素敵ですね☆
突然姿を現わしたどうやら恐竜のようなこの橋は
一体何なのか。今回は、そのベールをはがします。