なぜスーパーマンを『マン・オブ・スティール』と呼ぶの?

radicon
人間が作り出した初めてのスーパーヒーロー、『スーパーマン』。映画が何作も作られるほど世界的に人気ですが、最新作ではなぜ『マン・オブ・スティール』という名前なのでしょうか。タイトルの由来についてまとめてみました。

スーパーマン

1938年に原作ジェリー・シーゲルおよび作画ジョー・シャスターにより、アクション・コミックス誌第1号で初登場した

アメコミは、初期は世界観が違う別々の作品として始まったものの、一時的なお祭りイベント・クロスオーバーを何度か繰り返すうちに「ヒーローたちは同時進行で同じ世界にいる」という形に変わり、なおかつ人気キャラはそこからスピンオフして別シリーズに派性していったりして、いろいろと矛盾が多かったり、複雑化してよくわからなかったりしてました。
ReadMe!Girls!の日記・雑記: 小プロの「the New 52」特設ページと最近のアメコミ雑感

75年の歴史がある中で、多くの矛盾点が出てきたようです。

そこで、バットマンやスーパーマンをはじめ、何十年と続いていたすべてのDCヒーローコミックは完結終了。
新たに第一号、第一話から新シリーズが始まったというもの。
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新シリーズにする際にサブタイトルとしてつけられたのが、『マン・オブ・スティール』です。

アメコミをわかりやすく例えると・・・

今例えるなら、「ワンピース」で、ルフィ海賊団を中心としたシリーズがジャスティスリーグで、他にゾロやサンジの個別シリーズがあり、7武海や海軍のシリーズもあり、空島を舞台にまた違うシリーズもやってるとかそんな感じ。
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ジャスティスリーグは、スーパーマンやバットマンが参加しているアベンジャーズのようなヒーローチームのこと。
映画化も企画されています。

マン・オブ・スティール
赤いパンツを履いていないなど、旧設定とはコスチュームも少し異なっています。

他にもあった呼び名

マン・オブ・エナジー
ファイナル・ナイト事件で弱体化したスーパーマンは、青いエネルギー体へと肉体が変化してしまう。
その後、さらに変身が進み、スーパーマン・ブルーとスーパーマン・レッドという二つのエネルギー体へと分離してしまう。ブルーとレッドは同じ能力を持っているが、性格は異なっている。
現在では、普通の肉体に戻っている。

パワー・スピードは通常体よりもさらに上で、弾丸も素通りしちゃうし、とにかく強い強い。
スーパーマン

そしてスーパーマンだけでなく、新しく始まったスパイダーマンもタイトルが少しだけ変更されています。

スパイダーマンに『アメイジング』がつく理由

アメイジング・スパイダーマン
『アメイジング・スパイダーマン』(原題: The Amazing Spider-Man)は、2012年公開のスーパーヒーロー映画。
デビュー誌に由来している
Amazing Fantasy #15
スパイダーマンのデビュー誌。

『Amazing Fantasy』自体は不人気のためこの号で打ち切りとなったが、「どうせ打ち切りなら、好きなことをしよう」と、スタン・リーがスパイダーマンを登場させたところ、その反響が大きくスパイダーマンは独立誌を持った(連載化された)。
スパイダーマン – Wikipedia

スタン・リーは原作者です。

つまり、原作にはもともと『アメイジング』がついていたのです。
新映画で『アメイジング』がついたのは、原作コミックへの原点回帰を意味しています。

続々と公開が決まっているアメコミ映画。
豆知識を増やして、より楽しんでみてはいかがでしょうか。

アメコミ関連まとめ

https://matome.naver.jp/odai/2138189819189794801
2013年10月17日