■Googleが突然の利用規約変更?
Googleは10月11日、同社のサービス利用規約の変更を発表した。
グーグル、サービス利用規約の変更を発表–プロフィール名や写真の広告利用を説明 – CNET Japan
・その内容とは?
グーグルもGoogle+の名前・写真・オススメを広告ネットワークで使う「共有エンドースメント」なる新サービス開始とそれに伴う利用規約変更を発表しました。
グーグルがG+ユーザーの名前や顔写真を広告に使えるよう利用規約変更へ : ギズモード・ジャパン
・簡単な説明によると?
YouTubeにコメント残したり、Google Playで何かに星つけたり、何かに+1つけてイイネする。そういうのが全部、自分の顔写真入り広告に繋がる
グーグルがG+ユーザーの名前や顔写真を広告に使えるよう利用規約変更へ : ギズモード・ジャパン
・ユーザーにもっとも影響ある点は?
「shared endorsements(共有のおすすめ情報)」で、アカウントに登録してあるユーザー名とプロフィール写真が広告で利用されるようになることだろう。
Google、Facebookのような広告でのユーザー名と写真の利用を開始へ – ITmedia ニュース
・Shared Endorsementsとは
2011年から「Google+」の「+1 Personalization」として利用されてきたもの。
グーグル、サービス利用規約の変更を発表–プロフィール名や写真の広告利用を説明 – CNET Japan
・+1 Personalizationとは?
・法的な問題を回避?
Googleはサービス利用規約変更に関する通知の中で、「Googleで何を共有するかはユーザー自身が決められる」と太字で強調している。
グーグル、サービス利用規約の変更を発表–プロフィール名や写真の広告利用を説明 – CNET Japan
これは、さらなる法的な問題を回避するために加えられたもう1つの手段である。
グーグル、サービス利用規約の変更を発表–プロフィール名や写真の広告利用を説明 – CNET Japan
■Facebookでの「スポンサー記事」に似てる?
米Facebookは、「スポンサー記事」という広告で、広告主に「いいね!」しているユーザーの名前とプロフィール写真を、そのユーザーの友達の画面に表示させている。
Google、Facebookのような広告でのユーザー名と写真の利用を開始へ – ITmedia ニュース
Googleもこれに似たユーザー情報の広告での利用を始めるということだ。
Google、Facebookのような広告でのユーザー名と写真の利用を開始へ – ITmedia ニュース
■利用規約変更後どうなる?
新しい規約では、広告に個人 Google+アカウント 及び Google+ページの名前や写真が表示されるようになります。
Google 利用規約変更 +1やコメントで広告にあなたが表示されるように
広告内に自分の名前やプロフィール写真を表示するかどうかはユーザー自身が決定できます。
Google 利用規約変更 +1やコメントで広告にあなたが表示されるように
・すべての人に公開されるわけではない?
全てのユーザに表示されるというわけではなく、元々設定していた公開範囲(共有先)が適用されるようなので安心です。
Google 利用規約変更 +1やコメントで広告にあなたが表示されるように
・すでに表示させているものは?
Googleは現在既に、検索結果やGoogleマップのお店情報などにGoogle+の友達の情報を表示させている。
Google、Facebookのような広告でのユーザー名と写真の利用を開始へ – ITmedia ニュース
AdWordsのコンテンツに「+1」をつけると、その広告にプロフィール写真が表示されるようにはなっている。
Google、Facebookのような広告でのユーザー名と写真の利用を開始へ – ITmedia ニュース
■解決方法は?
Google+の[設定]にある「設定:広告内の共有おすすめ情報」の「自分のアクティビティに基づき、広告内の共有おすすめ情報に自分の名前やプロフィール写真を表示することをGoogleに許可する。」という項目のチェックを外した状態で「保存」をクリックする。
Google、Facebookのような広告でのユーザー名と写真の利用を開始へ – ITmedia ニュース
■Google+では?
Google+ページアカウントの場合は、ページのダッシュボードの「共有おすすめ情報」の「編集」をクリックして項目を表示し、チェックをオフにする。
Google、Facebookのような広告でのユーザー名と写真の利用を開始へ – ITmedia ニュース
18歳未満のユーザーの操作は、共有のおすすめ情報の対象にはならない。
Google、Facebookのような広告でのユーザー名と写真の利用を開始へ – ITmedia ニュース