あなたは自分の英語に自信はありますか? 英語が得意になる方法をご紹介!

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2020年に東京オリンピックが決定し、ますます英語が得意になりたい人も多いのではないでしょうか?英語が得意になる方法をご紹介。

自分は英語が苦手と思っている日本人が多すぎる!

■自分の英語力に「自信がある」日本人は2割

まず、自分自身の英語力にどの程度自信があるかを4段階評価で聞いたところ、「とても自信がある」は全体の3.9%、「まあまあ自信がある」は16.2%となり、両方を合計した「自信がある」人の率は全体の20.1%となった。英語力の必要性が盛んに指摘される一方で、日本人の大半は自信をもてない状況が続いているようだ。なお、この数値を男女別に比較してみると、男性は22.7%、女性は17.5%となり、男性の方が「自信がある」傾向があることがわかる。

なぜ日本人のほとんどの方は英語に苦手意識を持っているのか?

英語ができるようにならない人は,辞書を引いたり,日本語の訳を書いたり,学習法を研究したりという 「英語に接しない時間」 が多く,英語のインプットが少ないのが特徴です。英語に接する時間が少なく英語に慣れていないので英語の処理能力が低いのです。よく 「日本人は中学から大学まで英語を10年もやっているのに英語がしゃべれない」 と言われますが,むしろ 「日本人は中学から大学まで10年もかけて実質6ヶ月程度の英語のインプットしかしていないから英語がしゃべれない」 と言った方が正しいと思います。

英語に接する時間が少なければ少ないほど苦手意識が増すんですね。

英語が得意にならない原因は?

一方,英語ができるようになった人は,学習した英文を 「瞬時に理解できる」 ようになるまで音読して反復したり,少し易しめの英文を大量に読んだり聞いたりして,「英語に接する時間」 を増やした人です。英語に接する時間が長く英語に慣れているので,英語の処理能力も高いのです。

英語ができる人とそうでない人の違いは語学の才能ではなく,英語のインプット量の違いです。ですから,英語ができるようにするためには 「英語に接しない英語学習の時間」 を少なくし,「英語に接する英語学習の時間」 を増やすことが大切です。

しかし日本の英語教育の中にはこの 「英語の大量インプット」 を阻害する要因がたくさんあります。主なものを挙げてみますと,

(1) 単語力・文法力の不足
(2) 教師の見識・やる気不足
(3) 難しい教材の選択
(4) 学習法ばかり追求する風潮

英語を難しいものとは捉えずに、世界中の人とコミュニケーションが計れる道具と考える

(1)の 「単語力」 と 「文法力」 がなければ大量インプットをしたくてもできません。特に最近は文法を学ばなくても英語は上達するというメッセージを発する教育者がいるようですが,文法の知識が不足していると,個々の単語の意味を辞書で調べても文章全体が正確に理解できません。些末な文法まで覚える必要はありませんが,高校卒業程度の文法は必ず身につけておく必要があります。

(4)は現代の風潮かもしれません。 「英語は (やり方次第で) 誰でも簡単にマスターできる」 という謳い文句と 「画期的な学習法」 は後を絶ちません。しかし英語ができるようになった日本人は画期的な学習法を駆使したからそうなったのではなく,たくさんの英語に接したからそうなっただけのことです。我々日本人が日本語を流ちょうに操ることができるのは,幼少期からやさしい日本語に大量に接してきたからです。心のどこかに 「英語はやり方次第で楽にマスターできる」 という意識があると 「英語の大量インプット」 という苦行を行おうとしないので,いつまでたっても英語ができないままです。

それではどうすればいいのか?

(1) 基本的な文法と語法をしっかりと身につける
(2) 辞書引きや和訳などに多くの時間を費やさない
(3) 既知の英文ややさしい英文をたくさん読む・聞く
(4) 英語は簡単にマスターできないものと心得る

つまり,基本的な文法と語法の知識を身につけた上で,できるだけ辞書引きに時間を取られないようにしながら,既に理解した英文や自分のレベルと同等か少しやさしめの英文をたくさん読む・聞くことが大切です。

最低限高校までの基礎の文法を完璧にして、音読を何回も繰り返すことが大事

文法・単語に加え大事なものは伝えたい気持ち!

難しい文法や単語は教わっても、会話練習が不足しているとの指摘もされる日本の英語教育だが、実際の英会話において重視されていることはなんだろうか。

日本語が話せない外国人との英会話において、重要だと思うことを複数回答で尋ねたところ、最も回答率が高かったのは「思いを伝えようとする気持ち」で53.8%、2位は「話す表情やジェスチャー」で49.2%だった。「発音」や「文法」などのスキル以外の要素として、気持ちを前面に出したコミュニケーションが重視されていることがわかる。

文法・音読・笑顔を忘れずに、自分の総合的な英語力を高めていきましょう!

https://matome.naver.jp/odai/2138152911743448201
2013年10月12日