市販の風邪薬でも引き起こされるスティーブンス・ジョンソン症候群(皮膚粘膜眼症候群)とは?

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スティーブンス・ジョンソン症候群(皮膚粘膜眼症候群、SJS)についてまとめてみました!

主に薬の副作用によって起こります

詳しい原因はまだ分かっていないようですが、アレルギー反応によって引き起こされます
この病気の原因になると言われている薬剤はとてもたくさんあります

市販の風邪薬でも起こりうる副作用です

そして初期症状が風邪によく似ているため「風邪が悪化した」と誤解し原因となっているかぜ薬を飲み続けて重症化してしまうこともあります

発熱、関節痛、皮膚の水膨れ、口のなかのただれ、眼の充血

全身の皮膚がただれたようになってしまいます
治療を受ければ皮膚のただれたような症状は良くなりますが、眼に症状が現れた場合の視力低下など元に戻らないものもあります


https://matome.naver.jp/odai/2138088744896351201/2138089198798719203

眼の充血で白目が真っ赤になってしまいます
この症状は特徴的だと思います
でもあくまで参考程度に

中毒性表皮壊死症(TEN)

スティーブンス・ジョンソン症候群が進行した例がTENだと言われています
TENになると死亡率が高くなります

発症の頻度は高くない!

これらの発生頻度は,人口100万人当たり各々年間1~6
人,0.4~1.2人2,3)と極めて低い
http://www1.mhlw.go.jp/kinkyu/iyaku_j/iyaku_j/anzenseijyouhou/261-1.pdf

スティーブンス・ジョンソン症候群は発症頻度のとても低い副作用です
「薬局に勤めている薬剤師さんが定年までの間にこの患者さんをひとりみるかみないかくらい」
だとかなんとか

しかし発症してしまった場合は命の危険もある

発症すると予後不良となる場合があり,皮膚症状が軽快した後
も眼や呼吸器官等に障害を残すこともある
http://www1.mhlw.go.jp/kinkyu/iyaku_j/iyaku_j/anzenseijyouhou/261-1.pdf

めったに起こらない副作用です
むやみに怖がるのではなく、しっかり副作用のリスクを考えうまく薬と付き合っていきましょう
薬の箱の裏や、中に入っている説明書の注意事項には副作用についての記述があります
この機会に自分の使う薬について気をつけた方がいいことや注意することを確認しておきましょう

https://matome.naver.jp/odai/2138088744896351201
2014年11月17日