当時最強の戦闘機として、敵を震え上がらせた零戦。その特徴的な曲線を多用した美しいデザインを堪能できる画像まとめ。
国内で現存する零戦の展示場所はこちら。
国内では9箇所で計11機の零戦が現存しており、一般公開されている。
零式艦上戦闘機(れいしきかんじょうせんとうき)は第二次世界大戦期における大日本帝国海軍の主力艦上戦闘機。零戦(ぜろせん、れいせん。“ゼロ戦”とも)の略称で知られている。海軍の艦上戦闘機としては実質的に最終型式で、日中戦争の半ばから太平洋戦争の終戦まで前線で運用された。
零式艦上戦闘機 – Wikipedia
1940年の出現当時は世界最高水準の戦闘機であった。特徴は徹底的な軽量化による高機動性、太平洋上での戦いのための長大な航続距離を持った点にあった。また速度や武装のバランスも取れた機体であった。ただし、軽量化と引き換えに防御性能は著しく低かった。
末期には爆弾ごと敵艦船に突っ込む神風特攻に使われた。総生産機数約10400機は後にも先にも日本最多の飛行機生産数である。
2013年所沢航空発祥記念館に里帰りした零戦
アメリカプレーンオブフェームに所蔵
世界で唯一稼働可能な栄エンジンを搭載
エンジン始動準備
エンジンの稼働中
http://www.youtube.com/watch?v=7Oy-hm4p–0
空母赤城から真珠湾攻撃へ向かう零戦
富士山と零戦
機体下の増槽によって長距離飛行を可能とした
零戦二一型
零戦52型
ラバウル基地の零戦
呉の大和ミュージアム所蔵の零戦六二型
河口湖自動車博物館の零戦二一型
零戦二一型
中島飛行機小泉製作所の零戦製造ライン
二式水上戦闘機
零戦は水上機化もされ、二式水上戦闘機として生産された。滑走路整備の間に合わない島々へ配備され、迎撃や船団護衛に使用された。水上戦闘機という世界でも珍しい機種であったが、性能は良好で陸上機には劣るものの、各種任務に重宝された。水上戦闘機としては世界最多の327機が生産されている。
米軍に鹵獲され徹底的に調査された結果、弱点が露呈した
防弾装備の不備や高速時に舵の効きが悪くなる点など、徹底的に研究された。その結果、対零戦戦法のサッチウィーブや一撃離脱戦法が考案された。
F6Fなどが出現し次第に劣勢に
初戦で米軍機を圧倒した零戦だが、対零戦戦法の確立やF6Fなどの2000馬力級の強力な戦闘機の登場で次第に劣勢に立たされた
靖国神社遊就館ゼロ戦
A6M5 Zero at Yasukuni Shrine
A6M5 Zero at Yasukuni Shrine
A6M5 Zero at Yasukuni Shrine
零戦五二型
金星エンジンを搭載した最終形の五四(六四)型
戦争末期にエンジンを栄から金星に換装する計画が持ち上がる。52型丙に金星を積んだ試作機は54型と名付けられ、これの量産型を64型とする計画であった。
これらの機体の存在は書類上で確認されていたが、詳細は長く不明であった。
最近になって写真や図面が発見された。これによるとスピナとプロペラは彗星33型のものが流用されていたようだ。
これらの機体の存在は書類上で確認されていたが、詳細は長く不明であった。
最近になって写真や図面が発見された。これによるとスピナとプロペラは彗星33型のものが流用されていたようだ。
アメリカ・チノのエアーショーにて
http://www.youtube.com/watch?v=VYXIcFMxMeI
零戦五二型とP-51ムスタング
マレーシアでイギリス軍に鹵獲された零戦
スミソニアン航空宇宙博物館の零戦五二型
スミソニアン航空宇宙博物館の零戦五二型
WW2各国の戦闘機を展示するスペースに飾られている
この部屋には他にスピットファイア、Bf109G、ムスタング、MC.202フォルゴーレが展示されている。
東京・上野の国立科学博物館所蔵の零戦二一型改造機
この零戦は戦地で複座の偵察機仕様に改造された機体
零戦エンジン部分
オリジナルの栄エンジンを細部まで見ることが出来る
翼端は空母エレベータの大きさに合わせて折りたためた
河口湖自動車博物館では外皮の無い零戦も展示されている
河口湖自動車博物館の零戦
この角度で見られるのは浜松のみ
1963年にグアムで見つかった機体
浜松広報館の機体は1944年6月19日にグアム上空の空戦で被弾、不時着したもの。パイロットの尾崎伸也大尉はこの戦いで戦死した。
三菱重工 名古屋航空宇宙システム製作所史料室の零戦
愛知県にある三菱重工名古屋航空宇宙システム製作所史料室で展示されていた零戦52型。
http://www.youtube.com/watch?v=8JKMiCs7RCs
2016年1月27日、唯一の日本人所有の零戦が鹿児島・鹿屋基地で試験飛行を行った。
Eldream@Eldream1950
零戦っ………!!ゼロ戦っ!!!
21世紀の東京湾を飛ぶ零戦、鳥肌物だった
21世紀の東京湾を飛ぶ零戦、鳥肌物だった
帰ったらちゃんと上げるけどとり急ぎ pic.twitter.com/Di0BcJDzaO
夕日をバックとしたシルエット
スカイツリーと零戦の共演
アメリカ サンディエゴ航空宇宙博物館の六二型
他のWW2機と共に飛行形態で展示
後方から撮影した六二型
鹿屋航空基地史料館の零戦52型
1992年に引き揚げられた中島製ニ一型と五ニ型丙の二機の残骸から復元した機体。エンジンは機体の強度上の問題から取り外して展示されている。
太平洋航空博物館パールハーバーの零戦二一型
日本兵が乗り込む様子が再現されている
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2018年11月29日