直接関わる建築家、石工など計約200名の中で、最も長期間働いているのが、外尾悦郎氏
Highlighting JAPAN
2012年、国際社会で顕著な活動を行い世界で『日本』の発信に貢献したとして、内閣府から「世界で活躍し『日本』を発信する日本人」の一人に選ばれた。
外尾悦郎 – Wikipedia
サグラダファミリアの正式な社員になるまでに、なんと34年!
「『ずいぶん長い試験期間だったね』と、同僚に言われました」と外尾氏は笑う。
Highlighting JAPAN
いつも試験をされているという気持ちで仕事を続けてきました。外国人である自分が仕事を任されるためには、スペイン人以上の仕事をしなければならないからです
Highlighting JAPAN
サグラダファミリアの基本
外尾さんの作品は?
2005年、アントニ・ガウディの作品群としてユネスコの世界遺産に登録される。
「天使たちは、石から掘り出されるのを待っていた」と称賛された。
Highlighting JAPAN
東方向を向いている2体の天使は、東洋人の顔をしている。
「天使がみんな、西洋人の顔をしていたら、おかしいでしょう」と外尾氏は言う。「東洋にも天使がいなければならないのです」
Highlighting JAPAN
主任彫刻家になれた理由
ガウディが見ている方向(未来)を見ることにした。
同じ方向を見ることで、自然と彼が何を作りたいかが分かるようになった。
今世界は、システムという名の下に人々が埋もれてしまっている。システムは無機質なので、ノウハウしか伝わらない。人から人に完璧にノウハウを伝えるという事はできない。次に伝えられた時には元の80%になっている。こうやってどんどん小さくなる。だからノウハウを伝えるのではなく、情熱を伝えていくことが大事なのです。
サグラダファミリアの主任彫刻家 外尾悦郎氏 | NOMAD PROJECT
ガウディが遺した「オリジナリティとは、オリジンに戻ること」「人間は創造しない。自然のなかから発見するだけだ」という言葉が、大きな指針になってくれます。
スペイン特別編ゲストトーク 外尾悦郎氏 | 77年会
迷ったときには、オリジン、つまり原点に立ち戻って見直し、考え直してみることがオリジナリティだと、ガウディは言っているんです。
外尾悦郎 | sotokoto interview | ソトコト
外尾さんの名言
一秒、一時間という区切りは我々が作ったもので、たいした意味など無いのです。だから65歳のおじいさんだろうと、22歳の青年だろうと、人生の移動距離が大事
サグラダファミリアの主任彫刻家 外尾悦郎氏 | NOMAD PROJECT
21世紀とは30世紀へのはじまりです。だからこそ、個人主義ではなく人類の権利を考えていく必要があると思っています。すべてを自分の責任に落とし込んでいけること。
サグラダファミリアの主任彫刻家 外尾悦郎氏 | NOMAD PROJECT
「苦悩する人はもう、気づかざるを得ないんですよ。同じ状況にいても、苦悩しない人は何も気づきません。気づく必要もないのですから」
ガウディの遺志を継ぐ日本人。サグラダ・ファミリアの外尾悦郎: 英考塾
苦悩が深ければ深いほど、その闇は深い。それゆえ、どんなかすかな光にでも気づくことができる。
ガウディの遺志を継ぐ日本人。サグラダ・ファミリアの外尾悦郎: 英考塾