サグラダファミリアの主任彫刻家 「外尾悦郎」さんがカッコよすぎる!

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あの有名なサグラダファミリアで35年働く日本人。その生き様がカッコよすぎです。こんなカッコいい大人になりたいです。
外尾悦郎氏
福岡県出身の彫刻家。現在は、バルセロナのサグラダファミリアにて主任彫刻家を務めている。

直接関わる建築家、石工など計約200名の中で、最も長期間働いているのが、外尾悦郎氏
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2012年、国際社会で顕著な活動を行い世界で『日本』の発信に貢献したとして、内閣府から「世界で活躍し『日本』を発信する日本人」の一人に選ばれた。
外尾悦郎 – Wikipedia

サグラダファミリアの正式な社員になるまでに、なんと34年!

石工になるべく25歳で日本を飛び出し、バルセロナに移って35年

「『ずいぶん長い試験期間だったね』と、同僚に言われました」と外尾氏は笑う。
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いつも試験をされているという気持ちで仕事を続けてきました。外国人である自分が仕事を任されるためには、スペイン人以上の仕事をしなければならないからです
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サグラダファミリアの基本

1882年より建築されている。
スぺイン バルセロナ
日本語では「聖家族教会」
建築家は アントニ・ガウディ
実は2代目(初代は1年で辞任)

外尾さんの作品は?

「生誕の門」に飾られている15体の天使の像
17年の歳月をかけ、2000年に完成
2005年、アントニ・ガウディの作品群としてユネスコの世界遺産に登録される。

「天使たちは、石から掘り出されるのを待っていた」と称賛された。
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東方向を向いている2体の天使は、東洋人の顔をしている。
「天使がみんな、西洋人の顔をしていたら、おかしいでしょう」と外尾氏は言う。「東洋にも天使がいなければならないのです」
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主任彫刻家になれた理由

同じ方向を見ること。

ガウディが見ている方向(未来)を見ることにした。
同じ方向を見ることで、自然と彼が何を作りたいかが分かるようになった。

情熱の伝播。
情熱を伝えるとは、愛を芽生えさせるということ。そして、心に焔を灯していくということ。

今世界は、システムという名の下に人々が埋もれてしまっている。システムは無機質なので、ノウハウしか伝わらない。人から人に完璧にノウハウを伝えるという事はできない。次に伝えられた時には元の80%になっている。こうやってどんどん小さくなる。だからノウハウを伝えるのではなく、情熱を伝えていくことが大事なのです。
サグラダファミリアの主任彫刻家 外尾悦郎氏 | NOMAD PROJECT

何が起こってもオリジンに戻る

ガウディが遺した「オリジナリティとは、オリジンに戻ること」「人間は創造しない。自然のなかから発見するだけだ」という言葉が、大きな指針になってくれます。
スペイン特別編ゲストトーク 外尾悦郎氏 | 77年会

迷ったときには、オリジン、つまり原点に立ち戻って見直し、考え直してみることがオリジナリティだと、ガウディは言っているんです。
外尾悦郎 | sotokoto interview | ソトコト

外尾さんの名言

時は、過ぎて行くものではなく過ごすもの
神が時間を創り、悪魔が時計を作ったと思っている

一秒、一時間という区切りは我々が作ったもので、たいした意味など無いのです。だから65歳のおじいさんだろうと、22歳の青年だろうと、人生の移動距離が大事
サグラダファミリアの主任彫刻家 外尾悦郎氏 | NOMAD PROJECT

30世紀を考えなくてはいけない。

21世紀とは30世紀へのはじまりです。だからこそ、個人主義ではなく人類の権利を考えていく必要があると思っています。すべてを自分の責任に落とし込んでいけること。
サグラダファミリアの主任彫刻家 外尾悦郎氏 | NOMAD PROJECT

苦悩の中にいるからこそ、気づくことができる

「苦悩する人はもう、気づかざるを得ないんですよ。同じ状況にいても、苦悩しない人は何も気づきません。気づく必要もないのですから」
ガウディの遺志を継ぐ日本人。サグラダ・ファミリアの外尾悦郎: 英考塾

苦悩が深ければ深いほど、その闇は深い。それゆえ、どんなかすかな光にでも気づくことができる。
ガウディの遺志を継ぐ日本人。サグラダ・ファミリアの外尾悦郎: 英考塾

https://matome.naver.jp/odai/2137899321897669101
2013年09月13日