C2ステッピングってなんなの?

teketeke666
Haswellの発売以前より今に至るまで話題になり続けている「C2ステッピング」実態はUSB3.0の動作不良問題になりますが、対応する/しないの情報が錯綜しておりどうにも我々一般ユーザーに届いていない節があります。そこで現状の対応状況など関連情報をまとめてみました。

Intelの新CPU「Haswell」が6月に発売されて以降、
USB3.0ポートの動作に問題があり、ユーザーの間でその問題が解消された
C2ステッピングへの対応が期待されていました。

C2ステッピングが対応しなければならない問題点とは?

ところが、C1ステッピングのIntel 8シリーズチップセットの場合、USB 3.0コントローラーがスリープから復帰できず、復帰のためにはリセットが必要となる問題が以前から指摘されていた。
ASCII.jp:Haswellの発売日にはチップセットが間に合わない? (2/3)|ロードマップでわかる!当世プロセッサー事情

そもそもステッピングとは?

さて、このステップですが結論から言うと
「CPUの製造技法」
を表しています。
ステッピングとは-近衛工房 @network

ナンバリングの大きなほうが最新のステッピングということになります。
ステッピングについては前のステッピングのバグ修正や
ポート等のインターフェース周りの仕様変更が行われているようです。

ただし、この問題の発生には複数の複雑な条件があり
・Windows8
・一部の古いコントローラを採用したUSBメモリを使用(コントローラーの詳細は不明)
・USBメモリに保存したファイルを開いた状態にする
・その状態からOSをスリープ状態にする
・そこからスリープから復帰する
という手順を踏むことで問題が発生するので発生確率はそう高いものではありませんし、
再現性も不明瞭なところがありますが、
無論問題があるバグである以上修正しなければなりません。

しかしIntelは以前バグの改修についてはひと悶着あったので、
必要以上に騒がれすぎたきらいもあります。

米バージニア州リンチバーグ大学のThomas R.Nicely教授が、インテルに対して「Pentiumで非常に小さな値で割り算を行なうと、結果がおかしくなる」というレポートを送ったことに端を発する。
ASCII.jp:CPU黒歴史 大損失と貴重な教訓を生んだPentiumのバグ (1/3)|ロードマップでわかる!当世プロセッサー事情

レポートに対しintelは否定的なコメントを出したことにより炎上が加速することとなりました。

じゃあC2ステッピングに対応されてるの?

対応状況については当初Intel側の製品変更通知によるスケジュールからしか判断できませんでした。

According to the PCN, the first socket LGA1150 motherboards in the market may not feature C2-stepping chipset. It predicts samples to be available to motherboard manufacturers by April 19, 2013; availability of qualification data
(意訳:製品変更通知によれば、新しいC2ステッピングのエンジニアリングサンプル(メーカー向けサンプル)の出荷は4月19日、検証完了の予定日が6月1日、最初の量産サンプルの出荷が6月15日、量産開始が6月31日となっている。 )
Intel Fixes 8-series Chipset USB 3.0 Erratum | techPowerUp

また以下の2つのWindows更新プログラムをあてることにより
ソフトウエア的な部分での問題が解決すると言われていますが
公式に謳われている物ではないため注意が必要です。

実際の対応状況

実際の対応状況は以下の様な情報が発せられています

ASRockの製品ではパッケージの目立つところに「C2」のラベルが貼ってあり、ASUSの製品ではパッケージ裏面に「Intel 8 Series Chipset C2」と記された小さなロゴが貼られているのが見分け方。ASRockの製品は、H87やB87のC2モデルも販売されている。
新リビジョンのZ87チップセットが登場、マザーボードが販売中 – AKIBA PC Hotline!

チップセットにIntel Z87 Expressを搭載した「MAXIMUS VI GENE」を発売した。店頭価格は26,800円前後。
MicroATXフォームファクタの製品で、搭載するZ87チップセットはUSB 3.0周りを改善したC2ステッピングのものとなる。
ASUS、C2ステッピングのZ87を搭載したMicro ATXマザー「MAXIMUS VI GENE」 | マイナビニュース

ただし、誤植があったようで…

ASUSは6日、同社製microATXゲーミングZ87マザー「MAXIMUS VI GENE」のパッケージに誤植があり、返金/交換に応じると発表した。
8月14日に発売されたIntel Z87 Expressマザーボード「MAXIMUS VI GENE」は、パッケージに「C2ステッピングZ87」搭載を示すマークがあったが、実際の一部製品はC1ステッピングだったという。
ASUS、「MAXIMUS VI GENE」のパッケージに誤植 〜C1ステッピング品もC2ステッピングと記載、交換/返金対応 – PC Watch

今なおC1ステッピングとC2ステッピングが混在している可能性があります

私のブログでのレポートになりますが、ASRockの対応状況の調査結果が以下になります。

調査時に見つけたC2を以下に列挙します、参考になればと思います。
全部ASRock製品になります。
・fatal1ty h87 performance
・fatal1ty h87 professional
・z87m extream4
・B85 Pro4
・B85M Pro4
・h81m
・h81m itx
・H87E-ITX/ac
以上です。
出典 C2ステッピング対応状況 | bto teq info

なおASUS/ASRock以外のメーカーの対応上今のところ不明となっています、
ただしGIGABYTEに関しては今年台湾で行われた
PC関連機器のイベント「COMPUTEX」にてこの問題について言及しています。

なお,GIGABYTEによれば,現行のC1リビジョンが抱える問題を解決したC2リビジョンのIntel 8シリーズチップセットは,7月中~下旬頃にIntelからマザーボードメーカーへの出荷が始まるとのこと。となると,実際に新リビジョンのIntel 8シリーズチップセットを搭載したマザーボードが登場するのは,早くても8月中旬以降ということになりそうだ。
[COMPUTEX]「Intel 8シリーズチップセットが抱える問題」についてGIGABYTEに聞いてみた – 4Gamer.net

https://matome.naver.jp/odai/2137830613940432601
2013年09月16日