地球温暖化でリンゴが甘くなってるらしい。

kujira88
地球温暖化の影響でリンゴが甘くなっていることを、農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所(茨城県つくば市)などのチームが発表したそうです。

地球温暖化でリンゴが甘くなっている!?

地球温暖化の影響で、リンゴの酸味が減って甘みが増していることが分かったと、農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所(茨城県つくば市)などのチームが8月15日付の英科学誌サイエンティフィック・リポーツ電子版に発表した。
地球温暖化の影響でリンゴの甘み増す 果樹研究所の研究結果

研究チームは「そのような変化はすべて(リンゴの生育期における)開花の早期化と気温上昇に起因する可能性がある」と論文に記している。
地球温暖化でリンゴが軟化、甘みは増加 果樹研究所が発表 (AFP=時事) – Yahoo!ニュース

研究対象になったのは日本の果樹園

果樹園がある長野県と青森県は、それぞれ平均気温が10年ごとに0.31度と0.34度上昇している。
地球温暖化でリンゴが軟化、甘みは増加 果樹研究所が発表 (AFP=時事) – Yahoo!ニュース

この2か所の果樹園が選ばれた理由は、長期間にわたって品種と運営方法に変化がないため、リンゴの変化に影響する生産技術の改善など、気候以外の要因が排除されるからだ。
地球温暖化でリンゴが軟化、甘みは増加 果樹研究所が発表 (AFP=時事) – Yahoo!ニュース

2つの県ではいずれもこの30年間に平均気温がおよそ1度上がっているということで、研究グループは気温の上昇によってリンゴの呼吸が加速し、含まれる酸の消費が進んだうえ、実になる時期が早まり、糖分を作り出す光合成の期間が長くなったと説明している。そして、「地球温暖化によってリンゴの甘みが増した」と結論づけた。
地球温暖化の影響でリンゴの甘み増す 果樹研究所の研究結果

地球温暖化はリンゴ以外にも影響を与えている。

ブドウ(ワイン)

地球の温暖化によって、すでにさまざまな変化がワインの世界に起きている
気候変動で変わるワイン名産地 国際ニュース : AFPBB News

気温の上昇や降雨量の変化による影響は、すでに出始めているとされる。『米国科学アカデミー紀要』に4月8日付けで発表された研究結果では、南仏やイタリアのトスカーナ州など地中海におけるブドウの名産地が、以前ほど良質のブドウを生み出せない土地になり始めていると報告されている。
ワイン生産に気候変動で大きな影響が

「(フランス北東部の)アルザス地方では、気候変動がすでに問題となっている。香りの特徴や、糖分や酸度のバランスが変わってきているからだ。消費者がこの変化を受け入れるならば、問題にはならない。でも消費者が受け入れないとすれば、問題になる」と、ACCAFの共同コーディネーターのジャンマルク・トゥザール(Jean-Marc Touzard)氏は語る。
気候変動で変わるワイン名産地 国際ニュース : AFPBB News

http://www.youtube.com/watch?v=eOXFAKeaFFg
https://matome.naver.jp/odai/2137663123543942501
2013年08月16日