医療現場で役立つ!光るウサギが持つ可能性とは?

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ただ光る遺伝子組み換えウサギではなかった、将来研究が進めば、生命を脅かす疾患を治療する安い価格で薬が開発されるようです。

研究は生命にかかわる遺伝病の薬の開発実験

ハワイとトルコの研究者による実験は、クラゲから得た蛍光色の遺伝子を胚を母親に使用して、産まれた8匹のうち、2匹が暗闇で蛍光色に光った。グロー·イン·ザ·ダークウサギが誕生した。
Scientists successfully breed glow in the dark rabbits

http://www.youtube.com/watch?v=fYN1KzFdjlw

小さなウサギがLEDライトのように光っているのは、クラゲから得たタンパク質が由来です。
Scientists successfully breed glow in the dark rabbits

遺伝的に改変されたウサギの寿命は、通常と同じだと語っている。将来研究が進めば、生命を脅かす疾患を治療する安い価格で薬が開発されるようです。

▼光る物質

緑色蛍光タンパク質(green fluorecent protein:GFP)は、オワンクラゲが持つ蛍光タンパク質で、1960年代に下村脩によって発見されました。
緑色蛍光タンパク質(GFP)|研究用語辞典|研究.net

▼クラゲの光るタンパク質の可能性

例えば、腫瘍(しゅよう)が増殖しているか、神経障害であるハンチントン病が脳細胞にどのように広がっていくかなど、それ以前には見えなかった生物学的な過程を目視できるようになった。
医療現場で役立つオワンクラゲの「GFP」、ノーベル化学賞 国際ニュース : AFPBB News

青色光または紫外線を当てるだけで、がん細胞、ハンチントン病やアルツハイマー病の細胞などが緑色に発光する。
医療現場で役立つオワンクラゲの「GFP」、ノーベル化学賞 国際ニュース : AFPBB News

GFPは無毒で、「リアルタイム」、つまり動物を殺したり解剖したりすることなく生きたままの状態で実験できるため、実験が中断されることもない。
医療現場で役立つオワンクラゲの「GFP」、ノーベル化学賞 国際ニュース : AFPBB News

遺伝的欠陥によって引き起こされる人間の病気が減るのはいい事ですが、動物でも植物でも、細胞の中にある遺伝子組み換えは常に賛否両論が飛びかっています。生命を脅かす疾患を治療する薬の開発に注目ですね。

関連リンク

https://matome.naver.jp/odai/2137656609119822801
2013年08月15日