7月25日リリースのShade Ver.14から対応した「STLフォーマット」。実際に、Shade14を利用し、モデリングから3Dプリントした内容を簡単にまとめてみました。より詳しい記事はこちら http://idarts.co.jp/3dp/shade-stl/
Shadeで3Dプリント?
7月25日にリリースされた「Shade Ver.14」から、STLフォーマットに対応しました。
STLフォーマットは、3Dプリント用データとして多く利用されている汎用CADフォーマットです。Shade Ver.14では、3Dプリンタへの対応するため、STL書出し機能を実装。
3Dプリントしたデータのレンダリング画像
https://matome.naver.jp/odai/2137535570313984901/2137535718714636503
モデリング時の様子
https://matome.naver.jp/odai/2137535570313984901/2137535718714636803
レンダリング時のデータは、実際の製品としての精度に合わせてモデリングされているため、今回は、3Dプリント用にデータを微調整。
必要な部位への肉付け加工。
必要な部位への肉付け加工。
元々の機能は既存のメッシュ変換機能そのまま。
単に、メッシュデータのstlフォーマット対応しただけのモノです。
つまり、Shade上でただしくメッシュ変換が出来る知識が無いと、キチンと使いこなせないでしょう。
3Dプリンタ用データ制作5つのポイント
一般的に3Dプリンタ用データをShade 3Dで作成する場合、まずこの5つのポイントをよく押さえておきましょう。1. 法線の表裏が混在しないこと
2. 形状に開放面(穴)を作らないこと
3. 表面1枚だけで厚みが無いオブジェクトを作らないこと
4. 1オブジェクト内で面や稜線を交差させないこと
5. 一回のプリント形状は、ポリゴン量を600~800万ポリゴン以内にして出力すること
公式サイトより引用
3Dプリント開始
https://matome.naver.jp/odai/2137535570313984901/2137535718714636903
3Dプリンタの専用ドライバに読込み、造形計算
エラーの有無をチェックし、プリントスタート!
エラーの有無をチェックし、プリントスタート!
https://matome.naver.jp/odai/2137535570313984901/2137565210621354403
3Dプリント中の様子
3Dプリントされた造形物
https://matome.naver.jp/odai/2137535570313984901/2137535718714636703
出力直後の状態
造形エラー等を回避できるギリギリの寸法で造形したため、若干肉厚ぎみ。
干渉部分の精度もギリギリまで追い込み。
デザインの確認用には十分な精度。
造形エラー等を回避できるギリギリの寸法で造形したため、若干肉厚ぎみ。
干渉部分の精度もギリギリまで追い込み。
デザインの確認用には十分な精度。
https://matome.naver.jp/odai/2137535570313984901/2137535718714636603
プリント後、研磨、塗装、メッキ等を施せば
素人目にはわからいくらい、実製品に近づけることは可能です。
素人目にはわからいくらい、実製品に近づけることは可能です。
今回のリップのような肉厚の薄い製品では、FDM方式よりも光造形の方がキレイに造形可能です。
Shadeのstl書出しを十二分に使いこなすには、Shadeのメッシュ変換等の機能を十分に理解できている必要があります。
詳細 http://idarts.co.jp/3dp/shade-stl/
Shadeと3Dプリント造形に関する詳しい情報は、後日改めて投稿予定。
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公式サイト記事
イーフロンティアは、同社ソフトShadeシリーズ最新版となる「Shade 3D ver.14」を7月25日より発売する。全ラインナップがWin/Macのハイブリッド製品となる。
https://matome.naver.jp/odai/2137535570313984901
2013年08月05日
過去にデザインしたオリジナルリップ。
デザイン:id.arts
モデリング&レンダリング:Shade