死亡消費税の導入案が政府与党から挙がっている。
死亡消費税ってなに?
「死亡消費税」とは、国民が死亡した際に、その財産から
一定の税率で税金を徴収するというもの。
「死亡消費税」の提案に反発多数 | web R25
これに対し、反発の声が。
「まーた庶民イジメが始まったか
それなら年代別貯蓄制限にして、老後は給付で安定して暮らせる
代わりに貯め込んでる金を市場に回させるような法案でも作れや」「まさしく取りやすい所から取る」
「庶民レベルでは誰も不動産持たなくなるわ。
現金で持ってたほうがどうにでもなるだろ」
「死亡消費税」の提案に反発多数 | web R25
ツイッターでも反応は多々。
大 理石@pan2dairiseki
蓬莱山輝夜の中の人@houraisankaguya
がまぐっちゃん@gamagguchan
飯田泰之@iida_yasuyuki
批判も多数。なのになぜこんなこと考えたの?
〈日本の個人金融資産の75%は60歳以上の人が、個人保有の
不動産の75%は50歳以上の人が保有している〉〈高額の相続については多くの遺産相続税がかかるが、相続税には
控除の制度があるので、大部分の人は相続税を払う必要はない〉――つまり、金持ち以外の老人からも、税金をブン捕ってやろう、
ということだ。早い話、控除のない相続税の拡大だ。
ゲンダイネット
提唱した東京大学の伊藤元重教授は、このように説明している。
相続税と誤解していただきたくないんですけれど、亡くなられた
段階で消費税をいただくというもの。 60歳で停年されて、85歳で
お亡くなりになられるまでに、一生懸命、消費して、日本の景気に
貢献された方は、消費税を払ってお亡くなりになっておられる。
死亡消費税とは何か、伊藤元重東京大学教授が持論を展開
しかし、60歳から85歳まで、お使いにならないでひたすら
溜め込んだ方は、消費税を払わないでお亡くなりになられて、しかも
それが、相当な金額にならない限りは、遺産相続の対象にならない。
ですから、生前にお支払いにならなかった消費税を、少しいただく。
それを後期高齢者の方の医療費に使わせていただくというものです。
死亡消費税とは何か、伊藤元重東京大学教授が持論を展開
死亡消費税を導入した場合のざっくりとした計算をして見ます。
厚生労働省によると、
平成23年度の75歳以上の死亡者は87万人でした。死亡消費税が1万円だと87億円、
100万円だと8700億円の税収になります。
死亡消費税でいくら税収が増えるか計算してみた、他のビジネスと連携させるほうが良さそう
もちろん、導入には運用コストがかかる。
計算方法にはいろいろあるでしょうが、確かに、
システムの開発費用も考慮に入れなくてはいけないですね。
死亡消費税でいくら税収が増えるか計算してみた、他のビジネスと連携させるほうが良さそう
次々と導入されていく『新しい税金』
平成24年10月1日から「地球温暖化対策のための税」が
段階的に施行されます。
環境省_地球温暖化対策のための税の導入 | 税制のグリーン化(環境税等)
平成25年分の所得税から適用される
復興特別所得税が創設されました
個人の方に係る復興特別所得税のあらまし|パンフレット・手引き|国税庁
果たしてどのくらいの税収アップが見込まれるのでしょうか。