リウマチの基礎知識
免疫の異常が原因
医療QQ – リウマチ、新薬で改善例相次ぐ 免疫異常抑える「生物学的製剤」 – 医療記事 – 熊本日日新聞社
リウマチは免疫が誤作動して自分の組織を攻撃してしまうことによって、
関節などに炎症を起こす病気です。
関節リウマチが主
関節リウマチ – Wikipedia
かつては原因の分からない、手足の関節に現れる様々な病気をまとめて
リウマチと呼んでいましたが、現在では免疫に関する関節リウマチが主にリウマチと呼ばれます。
一方で免疫が原因で起こるリウマチ熱もリウマチの一種とされます。
全国で70万人程度
特集2/関節リウマチ/早期からの治療がカギ
関節リウマチの患者だけで国内に70万人程度いると言われていて、比較的ポピュラーな病気です。
中高年の女性に多い
リウマチは女性に多い リウマチの基礎知識
ホルモンバランスなどの関係から女性は男性より4倍程度発症しやすいと言われています。
また、50代前後のホルモンバランスの崩れやすい時期に発症するひとが多いようです。
リウマチの症状
こわばり
慢性関節リウマチ/RA/CRP/「朝のこわばり」「膠原病」「若年性関節リウマチ」「悪性関節リウマチ」「関節リウマチ」「関節炎」「リウマチ」「回帰性リウマチ
朝起きた直後など、関節にこわばりを感じます。
初期症状では、しばらくすると体液が移動するなどしてこわばりはとれます。
リウマチによる関節炎は左右対称に症状が現れるのが特徴です。
関節の変形
関節リウマチ とは – コトバンク
リウマチが進行すると関節周辺の骨が変形し、生活に支障をきたすようになります。
リウマチの進行
関節を包む滑膜に炎症がおこり、こわばりや痛みを感じるようになります。
滑膜組織が肥大し、軟骨が侵食されていきます。
周囲の骨まで侵食が進み、明らかに外見からも変形が分かります。
また、骨の変形による脱臼などもおこります。
破壊された骨組織が癒着して、関節が全く動かないようになってしまいます。
リウマチの診断
朝のこわばりが1時間以上続くこと、関節が左右対称に腫れることなど、
リウマチに特徴的な症状が診断基準として使われます。
レントゲン検査
関節リウマチの検査
関節の腫れかたをレントゲンで詳しく見て、リウマチかどうか判断します。
リウマチにかかると血液中の白血球や血小板が増加します。
また、免疫に関するリウマチ因子も陽性の反応が出ます。
リウマチの治療
抗リウマチ薬
抗リウマチ薬
免疫を抑制する抗リウマチ薬による治療と進行の予防が基本です。
関節の炎症を和らげるために抗炎症剤や鎮痛薬を服用します。
生活療法
リウマチのリハビリテーション
関節に負担をかけず、かつ適度に動かす運動や、関節の保温と保湿を意識します。