カウボーイビバップ
『カウボーイビバップ』(Cowboy Bebop)はサンライズ制作の日本のアニメ作品。テレビ東京系などで1998年(平成10年)4月から同年6月にかけて全26話中の一部(後述)が放送され、その後WOWOWで同年10月から1999年(平成11年)4月にかけて全26話が放送された。また劇場作品『カウボーイビバップ 天国の扉』も製作され、2001年(平成13年)9月に公開された。
カウボーイビバップ – Wikipedia
概要
2071年の火星を中心とした太陽系を舞台に、宇宙船「ビバップ号」に乗って旅する賞金稼ぎ、スパイク・スピーゲル、ジェット・ブラック、フェイ・ヴァレンタインら乗組員の活躍を描くハードボイルドタッチのSFアニメである。往年のハードボイルド映画やアメリカン・ニューシネマなどをイメージした作風が特徴。『ビバップ』というタイトルどおりジャズを始め、ブルース、ロック、テクノなどのおよそSF作品には似つかわしくないと思われるポップ・ミュージックをBGMとしてふんだんに使用し、その独特の世界観と相まって、特異なスタイルを築きあげた。
カウボーイビバップ – Wikipedia
2044年6月26日、火星生まれの27歳。身長185cm、体重70kg、血液型はO型。本作の主人公。もじゃもじゃ頭で長身痩躯。かつて事故で負った傷のため、右目は義眼。ジークンドーの達人で、ブルース・リーを師と仰ぐ。ジェリコ941改を愛用し、レース用に開発された機体を改造した高速戦闘機「ソードフィッシュII」を操る。普段の性格はニヒルで常に脱力気味であるが、有事の際には、ハプニングを楽しみ、危険を愛し、どんな窮地に陥っても軽口を叩く。困難な事を自分の流儀で成し遂げるのを好み、何事も自らの美意識に照らし合わせて行動する。凄腕のカウボーイであるが、賞金首を蹴ったり殴ったりして捕らえようとするため、賞金首の間では捕まりたくない賞金稼ぎの筆頭に上げられている。かつて、チャイニーズ・マフィア組織”レッドドラゴン”に属していたが、ある事情で組織から脱走。公には死んだ事になっており、その過去の多くは謎に包まれている。
2035年12月3日、ガニメデ生まれの36歳。身長188cm、体重90kg。血液型はA型。スパイクの相棒。スパイクとは対照的な筋骨隆々の巨漢で、顎鬚禿頭。左腕は義手。その強面から一度賞金稼ぎではなく、賞金首と間違われた事がある。性格は几帳面であるものの、優柔不断な面も持つ。几帳面な性格と外見のため、しばしば年齢以上に老けて見られることを少し気にしている。料理を得意とし、盆栽という趣味を持つ。ワルサーP99(9mmモデル)を愛用し、小型宇宙漁船のキャッチャーボートを改造した「ハンマーヘッド」を所有している。以前はI.S.S.P.に所属しており、喰らい付いたら離さない「ブラックドッグ」の異名を持つほどの凄腕刑事であったが、ある事件を契機に退職。その際のトラブルで左腕が義腕となった。左腕の生体再生も可能らしいがそのままにしている。現在は、惑星間漁船を改造した「ビバップ」号の船長として日々賞金首を探している。名前の元ネタは英国のロックバンドストラングラーズの同名ドラマージェット・ブラック。
フェイ・ヴァレンタイン(Faye Valentine)
1994年8月14日、地球生まれの23歳(実年齢77歳)。身長168cm、体重46kg。血液型はB型。本作のヒロイン。元イカサマ師の賞金首(スパイクとの接触時はカジノのディーラー)。第3話でビバップ号と関わり、なし崩し的に賞金稼ぎとしてスパイクたちと付かず離れずの関係を持つようになった。性格は極めて享楽的で、金に非常に強い執着心を持つギャンブル好きの浪費家。特技はイカサマ博打だが、荒事に関してもかなりの物で、相当の修羅場を踏んでいる(警察から、600万ウーロンの賞金をかけられている)。愛用する銃はグロック30(.45ACP)。2本のガンアームを持つ戦闘機「レッドテイル」を所有している。2014年の自家用宇宙船事故での怪我が原因でコールドスリープの処置を受け、54年後の2068年(3年前)に覚醒。しかし当時の記憶を全て失っており、さらに彼女の個人データも、コールドスリープ前後に起きた月ゲート爆発事件による社会混乱で失われていた。自分が何者かさえわからないという状態となり、いわれのない高額な医療費に加え、詐欺師の借金までも負うこととなり、逃亡。作品中ではその過去が徐々に明かされてゆくこととなる。Session#24で完全に記憶を取り戻す。大邸宅で暮らす良家の娘だったがシャトルの事故で植物人間状態になっていた。かつて暮らしていた自分の家を探し当てるも、既に廃墟となっており、自分にはもはや帰る所は無いと知る。
エドワード・ウォン・ハウ・ペペル・チブルスキー4世(Edward Wong Hau Pepelu Tivrusky IV)
2058年1月1日、地球生まれの13歳。身長136cm、体重36kg。血液型AB型(しかし、自称も含まれている)通称エド。名前は自分で適当に付けたものであり、男性名だが少女である。第24話で父親のアップルデリーに「フランソワーズ」と呼ばれていたが、本名であるかは不明(異常に忘れっぽいアップルデリーが娘の本名を覚えていたか疑わしいため)。いつもTシャツにスパッツを履き、コンピュータディスプレイを兼ねたゴーグルがトレードマーク。外見は中性的な無邪気な子供だが、「ラディカルエドワード」の異名を持つ天才的なハッカーであり、ネットダイバーとしてネットで賞金首に関連した情報を集めるのは主に彼女の仕事。いつもフニャフニャしており何を考えているのか掴み所が無いが、その直観力や洞察力はハッキング同様に天才めいたものがあり、ビバップの面々が頭を抱える難問を解き明かすこともある。ビバップ号に住み着き、トマト箱を筐体にしたコンピュータ端末を愛用している。なお、素行、言動に全く少女らしいところが無いのだが、たった一度、Session#17において非常に女の子らしい悲鳴をあげたことがある。Session#24で父の後を追い、アインを連れ立ってビバップ号を去る。
アイン(Ein)
2069年生(推定2歳)、体長64cm、体高29cm、体重9.8kg。ビバップ号に拾われた犬。犬種はウェルシュ・コーギー・ペンブローク。ある研究機関によって育てられた「データ犬」と呼ばれる特殊な犬で、知能が非常に高く、情報処理能力は人間のそれを遥かに上回る。まともなクルーのいないビバップ号において自身は「まともな方だ」と思っている様子で、ビバップ号内の状況を享受し、犬としての生活を満喫している。エドと一番気が合い、よく連れ立って歩き回っている。自分の世話をしないスパイクを格下と認知し喧嘩もする。「データ犬」はマニアの中では金銭的にも相当な価値があるのだが、他のクルーらはアインがその「データ犬」であることに気づかなかった。ハッキング絡みでエドだけはアインの能力の一部を知る機会があったものの作中ではそれ以上言及すること無く遊び友だちとして変わらず接している。
ビシャス(Vicious)
チャイニーズ・マフィア「レッドドラゴン」の幹部。27歳。全身黒ずくめのコートに銀髪という身なりをした長身大柄の男。自分の背ほどの日本刀を使いこなす。刃物が好きで、軍人としてタイタン戦線に参加した際もサバイバルナイフを常に携帯していた。大きな黒い鳥を手懐け、行動を共にすることが多い。レッドドラゴンに属していた頃のスパイクとは盟友であり相棒だったが、3年前にジュリアとの三角関係が絡み、因縁浅からぬ関係となる。スパイクと自分に共通していたはずの「別の血を求め、彷徨う獣の血」を流し尽くしたと発言する現在のスパイクに殺意を抱く。「牙を無くした獣」として自分と意の異なるマオ・イェンライを平然と手にかけるなど、戦いの中でしか生きていけないほどの好戦的かつ冷酷非道な性格。組織内でも武闘派を通し、その徹底したポリシーから仲間や恩人であろうと邪魔になればさっさと切り捨てる。危険な雰囲気を漂わせているが、部下思いな面もあり、彼に心酔する部下も少なくない。
ジュリア(Julia)
世代を超えて愛される名言
ジェット「………金が無いときには言うんだよ。」
Session #14 ボヘミアン・ラプソディ(予告)
スパイク「すげー屁理屈をキッパリと言い切ったぞ?!」
楽して儲けようとか、人の上前を撥ねて生きていこうとかいう人間には
いつか天罰が下るのである
それが教訓なんだが、教訓をすぐ忘れるのも人間の特徴の一つだ
私は警告したかったのだ…
哲学無き資本主義が生み出した全ての無駄に対して。
無駄に開拓される惑星。
無駄に流れ続けるメディア。そしてその象徴である無駄に高いビル。
それらを破壊することによって
本来の開拓者の在り方を問い正したかったのだ。
航海し続けるか
沈むかの
どっちかだ
ジェット「そうか・・・」
フェイ「悪魔みたいな天使か・・・・天使みたいな悪魔か」
ブル「生きる者は命ある者はすべて自分の星を持っている。
命が生まれた瞬間に、星も生まれそして星も守り星となる。
この星も誰かの守り星。あの赤い星もあの青い星も…
命が尽きる時、星もまた流れて消えゆく
ジェット「よしてくれ」
ブル「走る岩よ」
ジェット「俺をそんな名で呼ばんでくれ」
ブル「奴の星は流れようとしている。
ジェット「バカバカしい、信じられるか」
ブル「死を恐れるな。死はいつもそばにいる。恐れを見せた途端、それは光よりも早く飛びかかってくるだろう。恐れなければ、それはただ優しく見守っているだけだ」
そのトラ猫は好きでもない飼い主に飼われて100万回死んで・・・
生き返って100万回生きた。
あるときトラ猫は自由な野良猫だった。
トラ猫は一匹の白い猫と出会い、二匹は幸せに暮らした。
白い猫はやがて年老い、死んでしまった。
トラ猫は100万回泣いて・・・
・・・・そして二度と生き返らなかった」
「俺はこの話が嫌いだ・・・俺は、猫が嫌いだ」
スパイク「女がみんな自分と同じだと思ったら大間違いだぜ」
あんたの方が過去に縛られてる!」
スパイク「この目を見ろ…。事故で失くして、かたっぽは作りもんだ。
その時から俺は、片方の目で過去を見て、もう一方で現在(いま)を見てた。
目に見えてるもんだけが現実じゃない…そう思ってた」
フェイ「そんな話しないで…。身の上話なんかした事ないくせに、今そんな話しないでよ…!」
スパイク「醒めない夢でも見てるつもりだったんだ…。
いつの間にか醒めちまってた…」
フェイ「あたし…記憶戻ったの…。でも…良いことなんて何もなかった。
帰る場所なんて…どこにもなかった。ここしか帰る場所がなかった…!
それなのに…どこ行くの…!?何で行くの…!?わざわざ命を捨てに行くってわけ!?」
スパイク「死にに行くわけじゃない…。
俺が本当に生きてるかどうか、確かめに行くんだ…!」
スパイク「ありがとよ。」
ブル「何を見たのか。お前の眼は閉じかけている。 」
スパイク「夢を…見てた。いや、どっちが夢なのか。初めてだ。初めて、身震いする程の恐怖ってのを味わった。 ほんの少し、何かがずれてたら、俺は死んでた。 」
ブル「お前にとって死ぬのに良い日ではなかったのだろう。 泳ぐ鳥よ。この青い眼は全てを見通している。過去も未来も、そして今も。全ては流れ、全ては繋がっている。
この眼は現実を見ているのではない。真実を感じているのだ。真実の眼を開いてみろ。何も恐れる事は無い。」
スパイク「ああ、分ってるさ。」
いいやつだったさ。
あんたが知ってるとおりのな。
スパイク「何だ?」
ジェット「女の為か?」
スパイク「死んだ女の為にできる事なんて、無いさ。」
スパイク「人間てのは炭水化物ばっかり食ってちゃ駄目なんじゃないかな、タンパク質が必要なんじゃないかな」
ジェット「何の話だ」
スパイク「肉は美味いって話さ」
治療の当てのないサバンナの真ん中で、足は腐り、死神が忍び寄る。
やっと迎えに来た飛行機に男は乗り、眼下に広がる純白の世界を見る。
光り輝くそこは、雪をかぶった山の頂だ。
山の名はキリマンジャロ。男は思う。自分が向かっているのはそこなんだと。
俺はこの話が大っ嫌いだ。男は過去ばかり思い出す。
死に際で必死に自分が生きていた証拠を探すようにな。」
スパイク「ああ、悪い夢さ」
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