陸上部が題材や主人公が陸上部など陸上部に関連する小説をまとめました。駅伝やマラソンなどの長距離小説が多めです。見つけ次第随時更新。
一瞬の風になれ [著]佐藤 多佳子
主人公である新二の周りには、2人の天才がいる。サッカー選手の兄・健一と、短距離走者の親友・連だ。新二は兄への複雑な想いからサッカーを諦めるが、連の美しい走りに導かれ、スプリンターの道を歩むことになる。夢は、ひとつ。どこまでも速くなること。信じ合える仲間、強力なライバル、気になる異性。神奈川県の高校陸上部を舞台に、新二の新たな挑戦が始まった――。
風が強く吹いている [著]三浦 しをん
箱根駅伝を走りたい――そんな灰二の想いが、天才ランナー走と出会って動き出す。「駅伝」って何? 走るってどういうことなんだ? 十人の個性あふれるメンバーが、長距離を走ること(=生きること)に夢中で突き進む。自分の限界に挑戦し、ゴールを目指して襷を繋ぐことで、仲間と繋がっていく……風を感じて、走れ! 「速く」ではなく「強く」――純度100パーセントの疾走青春小説。
直木賞受賞第一作、構想・執筆に6年かけた、超ストレートな大型青春小説!
彼女の知らない彼女 [著] 里見 蘭
パラレルワールドからやってきた男に、「君は、すごいんだ」って言われた。私には、気付いていない可能性があるんだってさ。金メダルが狙えるくらいの―だから、走ってくれないかって。「私」の影武者として、あっちの世界で。信じてみよう、この人の言葉を。素人だけど、走ってみる。42.195km。2016年、東京オリンピックを目指して。本気を出しもせずに、生きているつもりでいるのはもうやめた。並行世界の「私」のために、私自身のために―。
キング [著]堂場 瞬一
大学陸上部で同級生だった三人が、オリンピック男子マラソン代表・最後の一枠の選考レースに出場する。三十歳の彼らにとって、これは五輪へのラストチャンスだった。日本最高記録を持ちながら、故障に泣かされ続けた天才ランナー須田は、最高の練習環境に身を置き復活を賭ける。陸連批判をしてチームを去り、四年ぶりに走る武藤は「俺が勝つ」と豪語。そして、優勝経験がなく“勝ち方を知らない”青山の前には、ドーピングを勧める謎の男が現れて…。栄光に挑む男たちを巡る葛藤・執念・陰謀を描く、傑作書き下ろしマラソン小説。
強奪 箱根駅伝 [著] 安東 能明
12月30日の夜、神奈川大学駅伝チームの女子マネージャーが誘拐され、監禁中の彼女の映像がTV局に届く。駅伝生中継のジャックをも仄めかし、次々と要求を突きつけてくる誘拐犯。混迷の中でスタートした駅伝。そして、激走とシンクロするように誘拐犯・TV局・警察の熾烈な攻防戦が始まった。ハイテクを駆使し可能性の限界に挑んだ犯罪の結末は。一気読み間違いなしの傑作サスペンス巨編。
ダッシュ! [著]五十嵐 貴久
埼玉は春日部の高校に通うぼくたちのアイドルは、陸上部の先輩でもある「ねーさん」。
そおねーさんがクラブに行きたいと言ったときには驚いた。およそそんなこと言いそうにないからだ。
皆勤賞だった学校も休み様子が変だ。ある日、事情を知ったぼくたちは声を失った…。
――ねーさんの願いをかなえたい! ぱっとしないぼくたちが、ねーさんのために奮闘する青春小説。
そおねーさんがクラブに行きたいと言ったときには驚いた。およそそんなこと言いそうにないからだ。
皆勤賞だった学校も休み様子が変だ。ある日、事情を知ったぼくたちは声を失った…。
――ねーさんの願いをかなえたい! ぱっとしないぼくたちが、ねーさんのために奮闘する青春小説。
チーム [著] 堂場 瞬一
ゴールの瞬間まで目が離せない ノンストップ駅伝小説!
箱根駅伝出場を逃した大学のなかから、予選で好タイムを出した選手が選ばれる混成チーム「学連選抜」。
究極のチームスポーツといわれる駅伝で、いわば“敗者の寄せ集め”の選抜メンバーは、何のために襷をつなぐのか。
東京~箱根間往復217.9kmの勝負の行方は――選手たちの葛藤と激走を描ききったスポーツ小説の金字塔。
沈黙のアスリート [著]吉田 直樹
最新鋭の設備で練習中に起きた女子マラソンランナーの突然死。その裏にはオリンピック招致をめぐる巨大な陰謀が…。アマチュアスポーツ界の暗部を鋭く描く、書き下ろし長編サスペンス。
Amazon.co.jp: 走れ、セナ!: 香坂 直: 本
秋の陸上競技会の100メートル走でリベンジを誓う小学5年生の女の子セナ。だけど2学期早々、陸上部が突然解散することに。そんなのアリ!?どうする、セナ!
800 [著]川島 誠
躍動するリアル。800メートルランナーをめぐるあまりにも鮮烈な恋愛小説。
優等生の広瀬と、野生児の中沢。対照的な二人の高校生が走る格闘技、800メートル走でぶつかりあう。緊張感とエクスタシー。みずみずしい登場人物がおりなす、やみくもに面白くって、とびきり上等の青春小説。
ファイナル・ラップ [著]川島 誠
三兄弟の末っ子として海辺の街で育った高校三年のぼくは、進学校に通いながら陸上部の長距離ランナーとして練習に励む日々を送っていた。後輩の篠原との恋愛はうまくいかず、勉強にも身が入らない…そんなある日、長兄の裕が海で事故に遭ったという知らせが入る―。疾走する少年を描いた、ノンストップ青春ストーリー。
冬の喝采 [著]黒木 亮
「天才は有限、努力は無限」北海道の大地を一人で走り始めた著者が、怪我によるブランクを乗り越え、準部員として入った競走部には、世界的ランナー・瀬古利彦がいた。入部後も続く怪我との戦い、老監督との葛藤など、1年8ヶ月の下積み生活に耐えて掴んだ箱根駅伝の桧舞台で、タスキを渡してくれたのは瀬古だった。それから9年後、30歳になって自分を箱根路に導いた運命の正体を知る。
感動の自伝的長編小説!
感動の自伝的長編小説!
ランナー [著]あさのあつこ
「おれは走れないんじゃない、走らないだけだ、そう信じたくて、逃げちまったんだ」
長距離走者として将来を嘱望された高校一年生の加納碧李(ルビ:あおい)は、複雑な境遇の妹を案じ、陸上部を退部することを決意した。だがそれは、たった一度レースに負けただけで走ることが恐怖となってしまった自分への言い訳だった。走ることから、逃げた。逃げたままでは前に進めない。
碧李は、再びスタートラインを目指そうとする—-。
長距離走者として将来を嘱望された高校一年生の加納碧李(ルビ:あおい)は、複雑な境遇の妹を案じ、陸上部を退部することを決意した。だがそれは、たった一度レースに負けただけで走ることが恐怖となってしまった自分への言い訳だった。走ることから、逃げた。逃げたままでは前に進めない。
碧李は、再びスタートラインを目指そうとする—-。
RUN!RUN!RUN! [著] 桂 望実
長距離ランナーとして恵まれた肉体を持つだけでなく、そのための努力も人一倍してきた天才、岡崎優。同じ陸上部の仲間に対し協調性も興味もなく、大学の箱根駅伝は通過点に過ぎず、目標はオリンピックだった。しかし突然の兄の死をきっかけに家族関係が壊れ、ある秘密を知った優は重たい決断を迫られるが…。
https://matome.naver.jp/odai/2137283425588653801
2013年07月03日