エアアジアが日本国内線から撤退!就航からわずか1年。何が起きたのか?

canyonstream
ANAがエアアジアとの共同事業の解消を発表。これにより、エアアジアが国内線から消えることになる。何が起きたのか。気になるANA、エアアジア、それぞれの今後は?

ANAがエアアジアとの共同事業の解消を発表

ANAとエアアジアが共同事業の解消を発表した。
これにより国内線から「エアアジア」ブランドが消えることになる。

当社は本日6月25日の臨時取締役会において、エアアジア社(本社:マレーシア)との共同事業の解消について決定し、同日同社との合意書に調印致しました。
エアアジア社との共同事業の解消について | プレスリリース | ANAホールディングス株式会社

エアアジアブランドの使用を平成 25 年 10 月 31 日までとします。
http://www.anahd.co.jp/pr/201306/pdf/130625-1.pdf

これにより、世界最高のLCCとも言われるエアアジアが、就航からわずか1年ほどで日本国内線から姿を消すことになりました。
WAJ_エアアジア撤退へ: 空の駅情報館ブログ

そもそもエアアジア・ジャパンとは?

アジア最大のLCCであるエアアジアと、ANAの共同出資により設立。経営の主導はANAが担っていた。

エアアジア・ジャパン株式会社(英称:AirAsia Japan Co., Ltd.)は、日本の格安航空会社 (LCC) である。
エアアジア・ジャパン – Wikipedia

2011年7月21日、全日本空輸とエアアジアが共同で出資し、格安航空会社を設立させることに合意し、同年8月31日に設立された。
エアアジア・ジャパン – Wikipedia

エアアジア・ジャパンは、ANAが51%、エアアジアが49%の株式を保有し、2012年8月に日本国内線に就航。成田と中部を拠点に、国内・国際線に就航
”エアアジア日本撤退!”エアアジア・ジャパンの株式をANAが全株取得!Peachブランドで運航か? : Traicy(トライシー)〜旅行がより楽しくお得になる情報を発信するブログメディア〜

なぜエアアジアは日本撤退となったのか?

エアアジア・ジャパンはジェットスター、ピーチと比べて搭乗率が低迷し、事業は赤字となっていた。マレーシアで上場を控える中、日本の事業不振が経営課題として関心を集めることになった。
更に、ANAが株式51%を保有していることで経営の主体はANAにあったが、
エアアジア側との意見の食い違い、相互不信も顕在化していたようだ。

今年4、5月の大型連休中の搭乗率をみても、ジェットスター・ジャパンの78.8%、ピーチ・アビエーションの91.3%に対して、エアアジア・ジャパンは67.6%にとどまった。
エアアジアが日本撤退を表明! それでもLCCによる日本の空の格安競争は激化する  | 町田徹「ニュースの深層」 | 現代ビジネス [講談社]

エアアジア・ジャパンは、国内LCC3社の中でも搭乗率が低迷しており、2013年第一四半期だけで、約21億円もの赤字となっていた模様。
”エアアジア日本撤退!”エアアジア・ジャパンの株式をANAが全株取得!Peachブランドで運航か? : Traicy(トライシー)〜旅行がより楽しくお得になる情報を発信するブログメディア〜

グループ最大の経営課題として関心を集めたのが、鳴り物入りで昨年8月に就航したエアアジア・ジャパンの出遅れ
エアアジアが日本撤退を表明!  それでもLCCによる日本の空の格安競争は激化する/町田 徹 (現代ビジネス) – Yahoo!ニュース

エアアジアのトニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)は、ビジネスモデルよりも、全日空主導の経営体制に問題があると漏らしている
エアアジアが日本撤退を表明!  それでもLCCによる日本の空の格安競争は激化する/町田 徹 (現代ビジネス) – Yahoo!ニュース

エアアジアと全日空の相互不信が高まっており、関係を修復して合弁事業を継続するのは困難だろうということ
エアアジアが日本撤退を表明! それでもLCCによる日本の空の格安競争は激化する  | 町田徹「ニュースの深層」 | 現代ビジネス [講談社]

共同事業解消の理由
日本マーケットに合致したビジネス モデルに改め、当社が主体的に当該社の運営を行えるようにするため。
ANAホールディングス リリース

トニー・フェルナンデスCEO

ANAは引き続きLCC事業を継続

共同事業解消後もANAは国内LCC事業を継続する。
正式発表はされていないが、同じくANAが筆頭株主である「Peach」ブランドでの展開が濃厚とされる。

共同事業解消後についても、引き続き成田を中心としたLCC事業を継続します。
ANAホールディングス リリース

エアアジア・ジャパンを完全子会社化した後に『Peach』ブランドに統一して運航する可能性が高い。
エアアジア・ジャパンが日本撤退の報道 ANAによる完全子会社化&Peachブランドへ統合か? | shimajiro@mobiler

エアアジアは新たなパートナーを模索し、日本への再参入へ

エアアジアは、引き続き日本市場の可能性を感じており、新たなパートナーを探すことで、
日本市場へ再度、参入を検討している。

「現状は不満だが撤退はあり得ない。国内線の需要が大きい日本は東アジアで最も魅力的な市場」(エアアジアCEO トニー・フェルナンデス氏)
”エアアジア日本撤退!”エアアジア・ジャパンの株式をANAが全株取得!Peachブランドで運航か? : Traicy(トライシー)〜旅行がより楽しくお得になる情報を発信するブログメディア〜

エアアジアは国内で新たな企業と提携することでLCCの新会社設立を目指す。
:日本経済新聞

ANAとの合弁でない国際線は継続

https://matome.naver.jp/odai/2137248140360130801
2013年07月01日