22光年先に地球に近い惑星を発見
地球からさそり座の方向に22光年しか離れていない小さな恒星には惑星が5~7個あり、このうち3個は地球よりやや大きな岩石質の「スーパーアース」と呼ばれるタイプの可能性があることが分かった。
地球に近い惑星、3個も? =22光年先の恒星に—国際チーム (時事通信) – Yahoo!ニュース
この3個は恒星からの距離が適度に離れ、温度も高過ぎないため、生命に適した水が存在する可能性がある。
地球に近い惑星、3個も? =22光年先の恒星に—国際チーム (時事通信) – Yahoo!ニュース
3惑星は、恒星「グリーゼ667C(Gliese 667C)」を周回する最大7個の惑星群の一部。さそり座(Scorpio)の方向に位置するグリーゼ667Cは、地球からの距離が22光年と比較的近い。3惑星と恒星との距離は、水が液体で存在するのに最適な「ハビタブルゾーン」内にあるという。
地球近くで3個のスーパーアース発見、全てハビタブルゾーン内 (AFP=時事) – Yahoo!ニュース
この恒星「GJ667C」は、質量が太陽の3分の1程度しかない矮星(わいせい)で、他の二つの恒星と重力で結び付いた3連星の状態にある。このため、惑星からは大小計3個の「太陽」が見えるはずという。
地球に近い惑星、3個も? =22光年先の恒星に—国際チーム (時事通信) – Yahoo!ニュース
発表によると、天文台の研究チームが、これまで望遠鏡で得られたデータを分析した。その結果、三つの惑星はグリーゼ667Cから適度な距離にあり、水が凍らずに液体で存在するのに適した環境にあることが確認されたという。惑星はいずれも地球より大型だった。
水凍らず生物に適した3惑星、22光年の距離に (読売新聞) – Yahoo!ニュース
22光年ってどのくらい離れてる?
1光年とは、現代科学(相対性理論)ではこれ以上の速度はないと言われている光速(秒速約30万キロ)で1年かかる距離、約10兆キロのことを言います。
1光年って何キロなのよ?(編集長の科学シリーズ)
地球から太陽までの距離が約1.5億キロ(光速で約8分)、無人探査機が何年もかかって、やっとたどりつく土星までの距離が約14億キロ(光速で約1時間強)、たどりつくことさえまだできない冥王星までの距離が約60億キロ(光速で約5時間半)ですから、1光年=10兆キロなんて途方もない距離。
1光年って何キロなのよ?(編集長の科学シリーズ)
つまり22光年は220兆キロの距離
実は13光年先にも地球に似た惑星があるらしい
温暖で水が存在する「地球型」の惑星が、地球から最も近くて13光年の距離にあるかもしれないとする解析結果を、米ハーバード・スミソニアン天体物理学センターや米航空宇宙局(NASA)の研究チームが6日発表した。
地球に似た星、結構近い? 「13光年先に」と米チーム「生命見つけるチャンス」 – MSN産経ニュース
チームは銀河に数百億個ある赤色矮星のうち、6%がそうした地球型惑星を伴っていると推計。最も近いものがどの距離にあるかを確率的に計算した。
地球に似た星、結構近い? 「13光年先に」と米チーム「生命見つけるチャンス」 – MSN産経ニュース
ほかには36億光年先にもあるとの報告も
地球から見て36億光年先、帆座(ベラ)の方向に存在するHD85512bという名前がついた惑星は、これまで発見された地球外惑星で最も地球に似た惑星である可能性がでてきたました。
36光年先に最も地球に似た惑星を発見 – EUROPA(エウロパ)
1200光年先と2700光年先にも地球に似た惑星があるらしい
球のように温暖な環境を備え、水が液体の状態で存在している可能性がある惑星を、1200光年先と2700光年先で合わせて3個発見したと、米航空宇宙局(NASA)のチームが18日発表した。
温暖で水存在か 地球に似た星、3個発見 NASA – MSN産経ニュース
宇宙にはどのくらい地球に似た惑星があるのか
科学者たちは太陽によく似た赤色矮星750億個を確認し、それらに地球サイズの惑星が居住可能な距離で周回する可能性を6パーセントと推定した。
NASAが宇宙には約45億個の地球が存在すると発表 次のミッションは知的生命体が実在するかの証明 – IRORIO(イロリオ)
この計算でいくと、宇宙に45億個もの地球が存在することになる。
NASAが宇宙には約45億個の地球が存在すると発表 次のミッションは知的生命体が実在するかの証明 – IRORIO(イロリオ)