2013年7月期(夏ドラマ、夏クール、第3クール)のドラマカレンダーです。
▼『名もなき毒』公式サイト
TBSがお届けする2013年7月期の月曜ミステリーシアター「名もなき毒」番組サイトです。2007年に吉川英治賞を受賞した名作シリーズの2作品を、小泉孝太郎主演で毎週月曜夜8時より放送。今まで映像化された宮部みゆき作品とは一味違うミステリーをお楽しみください。
▼ドラマ「名もなき毒」とは?
社会の闇を切り取る名作を送り出してきた宮部みゆき原作の杉村三郎シリーズ『誰か somebody』『名もなき毒』をドラマ化。
ミステリーの女王・宮部みゆきが、人間の心の陥穽(かんせい)を圧倒的な筆致で描ききった杉村三郎シリーズ。2007年に吉川英治賞を受賞したこの、現代を生きる人間の心の闇を描いた2作のミステリーを、今回は連続ドラマで描いていきます。
ごく普通の人間が心の奥に信じられないほどの毒を飼うことがある。その毒に犯された者が、あるときは無意識のままにそれを伝染させ、またあるときは意図的に広めることもある。このドラマは、「日常に潜む毒」や「毒の連鎖」が生んだ事件を、主人公・杉村三郎が明らかにしていき、その中で様々な人間ドラマが描かれていく本格派ミステリーです。
はじめに|TBSテレビ:月曜ミステリーシアター『名もなき毒』
▼キャスト
○主演
コメント
原作ものということでプレッシャーもありますが、台本を読んで杉村三郎に共感できることが多く、「早く杉村を演じたい」という気持ちでいっぱいで、クランクインが本当に待ち遠しいです。
杉村はどこにでも居そうな普通の人物というところがポイントで、見てくださる方にもきっと共感してもらえると思います。
ドラマが終わったときに、誰よりも杉村に愛情を持っている宮部さん、そして原作を読まれた方々に「小泉孝太郎は杉村だったね」と言われるように演じていきたいです。
○1話~5話『誰か Somebody』のヒロイン
コメント
宮部みゆきさんのミステリー作品と聞き、また久しぶりの小泉孝太郎さんとの共演なので今からクランクインする日が待ち遠しいです。
実際に自分にも妹がいるので、姉妹の関係性の中で、梶田聡美という役と同じように感じられる部分が少しでもあるのかなぁと楽しみにしています。
真矢さんはパワフルな印象で、いつかご一緒したいと思っていましたので今回は同じシーンがなく残念ですが、後半の展開も楽しみにしております。
○6話~11話『名もなき毒』のヒロイン
コメント
爽やかな好青年の小泉孝太郎さんが、幾多の毒という経験を得た後に佇む素敵な姿を楽しみにしています。
深田恭子さんには、宮部ミステリーのバトンパスを楽しみに待っています。
深田さんらしい清らかさで、ミステリーの迷宮を走りきって来てください。この作品では、どっぷり「毒」という迷宮に浸かり、最後にそこに、凛と微笑んで立っていたいと思います。
《原作について》
水面に落したインクの様に、静かに毒はまわりながら社会に広がり、我々はそのなかで生きているのかと気づかされる作品です。そして人は何色もの毒によって成長させられるのかと。
「我々人間が毒なのだから」。これは宮部さんのセリフの引用です。
なるほどと思い、本を閉じました。
そして、解毒剤もやはり人なのだと…。
《古屋暁子について》
仕事も家庭もテキパキ難なくこなすキャリアウーマンの暁子さんは、私には心の根底に、誰より愛を乞うひとに思えてなりません。
そのアンバランスさを大切にしたいです。