月額1000円程度でスマートフォンを運用するうまい組み合わせ【随時更新】

voips
効果:着信や通話の不安定さが無い音声通話が可能。もちろんデータ通信も可能。

格安データ通信用sim + 050番号での運用には色々と弱点がある

月額1000円程度の料金でスマートフォンを利用する為の方法が沢山ネットにアップされているが、たいていは IP電話の050番号を取得して格安SIMひとつで運用するという方法だ。

例えば「月3000円くらいでスマホ2台とルーターを持つまとめ 2013年6月版」として紹介された以下のような記事である。
http://www.abi-station.com/p/3157

しかしこの方法には弱点がある。

■弱点その1:着信や通話が不安定になる

IP電話は専用アプリを常に起動しておかないとスムーズに着信できず、バッテリー消費も激しい。
気付かない内に勝手にアプリが落ちることも多いので、その場合は当然着信できない。
これを解決する為に「専用アプリが起動していなくても通知機能で受信を知らせるアプリ」もあるが、これだと着信があってからアプリが起動するので通話まで数秒かかる事がある。アプリ起動中にメモリ不足などで問題があると着信できない事もある。

またIP電話はアプリで音声を処理するので、相手の声が遅れて聞こえてきたり、声にエコーがかかったり、途中で通話が切れたりと、色々不安定になる事が多い。

■弱点その2:simフリーのiPhone4以上の端末でないと安定しない


https://matome.naver.jp/odai/2137135228499090501/2137147614726655503
格安のデータ通信用simは普通のスマートフォン端末で利用できないのでキャリアのロックを外したsimフリーの端末が必要である。

simフリーのiPhone4以上の端末があれば050Plusを使うと着信も少しは安定するが、simフリーのiPhoneを持ってない人は別途購入(中古のsimフリーiPhone4なら2万円程度で入手可能)する必要がある。simフリーではない中古のiPhone4なら5000円程度で入手可能だが別途、脱獄&アンロックの作業が必要であり、失敗すると文鎮化してしまう。また5000円程度で入手できる中古のiPhoneはバッテリーの持ちが悪かったり、ボタンがヘタレて押せなくなってしまうトラブルが多い。
これ以下の端末だと、その1で説明した不安定さが顕著になる。
新品のsimフリーのiPhone4以上の端末は4万円以上する。

■弱点その3:緊急電話やフリーダイヤルへの発信が不可能


https://matome.naver.jp/odai/2137135228499090501/2137147652926783503
050番号では緊急電話に発信することができない。
いざという時に警察や救急に電話が出来ないのは、不安である。また0120などから始まるフリーダイヤルにも一切発信できないのでお店や各種サービスに連絡できなくなる。

■弱点その4:050番号では登録できないサービスがある
050番号はまだまだ世間からの信用が低いので、連絡先として登録できないサービスがある。電話番号の登録が必須であればサービスを利用できない。
例えば、以下で紹介する「FUSION IP-Phone SMART」では登録するのに050番号以外の電話番号が必要。
他にも一部の証券会社やクレジットカードなど登録を受け付けていないサービスが多い。

そこで、IP電話と着信専用のプリペイド携帯を組み合わせて利用する

■ステップその1:ソフトバンクのプリモバイルを着信専用として利用する
http://www.softbank.jp/mobile/product/premobile/
1年で3000円なので月額250円で運用可能。

プリモバイルは3000円と5000円のプリペイドカード(通話料)が選択でき、購入してから3ヶ月間有効。しかし電話番号自体は1年間有効で着信も可能なので、今回は一番安い3000円のカードを利用する。端末が別途必要になるが、ショップによってはプリペイドカードの料金プラス2000円で新品の携帯電話を購入できる所がある。数千円で中古の携帯電話を購入して利用しても良いだろう。

これで050番号では登録できないサービスが利用でき、緊急電話にも発信ができる。
(プリモバイルはプリペイドカードの有効期限が切れても1年間は緊急電話に発信できる)

これだけだと、着信専用になってしまうので「その2」から説明する方法でIP電話と組み合わせて利用する。

なお、電話番号を変えたくない場合は少し高くなるがイーモバイル(月額580円)に乗り換えるという選択肢もある。この場合は普通にイーモバイルと格安データ通信の二つを運用する事になり「その2」は不要だ。2年縛りになるが端末も実質無料でもらえる。

2台持ちにしたく無い場合は「その3」で紹介する端末を利用すると良いだろう。

■ステップその2:月額基本料無料の「FUSION IP-Phone SMART」を利用する
http://www.fusioncom.co.jp/kojin/smart/

050plusだと月額315円必要だが、このサービスなら追加費用が不要である。
050plusより若干通話料が高くなるので、たくさん通話する場合は050plusを利用しても良い。

契約したら着信転送機能を利用して「その1」で契約したプリモバイルの番号を登録する。
これで050番号に着信があればプリモバイルの携帯電話で受信して通話できるようになる。

■ステップその3:格安データ通信用のsim(月額490円〜980円)を契約する
一番安いサービスは通信速度が100kbpsだがIP電話の通話には問題ない。
参考:「1000円以下のドコモMVNO一覧まとめ」
http://tabkul.com/?p=22284

■ステップその4:simフリーのスマートフォンを利用する
手持ちのsimフリー端末があればそのまま利用できる。性能が悪くても着信の問題は無いので安心だ。発信する時は電波状況の良い所か、wifiを利用すれば安定する。多少性能が悪い(2009年頃に発売された)端末でも電波が良い所で軽いアプリを利用すれば安定した通話が可能だ。

費用を抑えつつも、それなりの性能が欲しい場合は新品の中華パッドを購入するという選択もある。例えば13,000円ぐらいでデュアルコア、メモリ512メガの製品がある。
http://www.android-ya.com/jiayu-g2-mtk6577-512m-smart-phone

IP電話アプリは発信する時だけ起動すれば良いのでバッテリー消費などを全く気にする必要がない。「音質が良く安定しているが着信に不満があるアプリ」でも利用できるので端末と相性の悪いアプリがあっても他に選択肢が豊富なので安心だ。

2台持ちが嫌な場合は simカードを2枚挿せる機種を利用すると良いだろう。
中華パッドはsimが2枚挿せる機種が多いが、ほとんどは3Gのsimと海外でよく利用されているGSMのsimなので、プリモバイルのsimを挿すと格安データ通信用のsimが挿せなくなる。
3Gのsimを2枚挿せる機種はほとんど無いので、以下のスマホ一択になる。(イーモバイルでも利用できる)
Coolpad W770 3.5インチ 480×800 (25,200 円)
http://www.dual3g.net/products/detail.php?product_id=1

以上で月額1000円程度で安定した音声通話とデータ通信を可能にする為の説明を終える。

月額利用料の内訳

プリモバイル:250円
050番号:0円〜315円
格安simカード:490円〜980円

合計:740円〜1535円

その他の方法

「電話番号を変えたくない」
「2台持ちになるのは嫌だ」
という方には以下の方法もおすすめ。

2013年8月時点で最強

https://matome.naver.jp/odai/2137135228499090501
2013年08月03日