1977年、NBCのサタデイ・ナイト・ライブ。
番組側に指定された曲の演奏を突然やめて、名曲「Radio Radio」のゲリラ・ライブへ!
「みんな、ラジオを聴いたほうがいい/餌をくれようとする手に、俺は噛み付いてやりたいんだ」。
もちろんこの後しばらくデキン喰らいました。
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もちろん、スーザン・ボイルの「I Dreamed A Dream」。
素人くさいステージ・マナーと、テレビ受けしないルックスで、歌唱前のインタビューではあからさまな失笑まで買う。
しかし最初のフレーズを歌った瞬間、まさにその場の空気が変わり、そのまま世界的スターになってしまった。
当時ローマカトリック教会内で起きていたとされる児童虐待に抗議して、ボブ・マーリィの「War」をアカペラで歌ったあと、リハーサルでは見せなかった行動、ローマ教皇の写真を取り出し「真の敵と戦うんだ!」と宣言し破き捨てるというパフォーマンスを見せた。
文字通りスタジオは凍りつき、翌週の放送でホストの俳優ジョー・ペシはオコナーの写真を破り捨てるなど、ヒステリックな反響を巻き起こした。
1985年、ABCとMTV。
大規模チャリティ・コンサートの先駆けとなったライブ・エイドに、当時絶好調のクイーンが登場。
大観衆を意のまま操るフレディの凄いパフォーマンス。
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1967年、CBSのThe Smothers Brothers Comedy Hour。
代表曲「マイ・ジェネレーション」の演奏の最後に、フーの看板だった楽器破壊を行った際に、爆発物が異常に爆発する事故が発生。キースはシンバルの破片で腕を切り、ピートの髪が燃えた。
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愛と平和の60年代の頂点のひとつ。世界中の人々が同じ瞬間に同じ映像を見た。
歌はもちろん「愛こそすべて」。ジョンのボーカルはガチのライブ。
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ロックンロール革命後、しばらくハリウッドでの映画製作に邁進していたエルヴィスが久しぶりにロックした映像で、そのクールさから彼のベスト映像の声も。
20世紀後半の歴史的な文化革命。
当時、ブッシュ(父)ほかと大統領選挙のキャンペーン中だったクリントンが、エルヴィスの「Heartbreak Hotel」を演奏し、話題となった。
NYタイムスなどの分析で、この出演が選挙の勝利に大きく寄与したとされている。
ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンが幻の名曲「Surf’s Up」をソロ演奏。
この後ほどなくして制作中のアルバム「スマイル」は頓挫し、40年間近く「未完成に終わったロックの最高傑作」と語り継がれることになった。
1995年、BBCのトップ・オブ・ザ・ポップス。
番組が口パクであるのをいいことに、ギターとボーカルのパートを交換してRoll With Itを披露する。
シュールで笑える。
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シュープリームスの再結成なども話題になった一大イベントでしたが、何と言ってもマイケル。客の反応が物凄い。
1時間20分あたりから「ビリー・ジーン」です。
ジャズを紹介した最初期のテレビ放送で、伝説の歌手ビリー・ホリデイが自作曲「Fine and Mellow」を歌う。
信じがたいほど凄いラインナップ。
ベン・ウェブスター、レスター・ヤング、コールマン・ホーキンス、ジェリー・マリガン、マル・ウォルドロンなど。
物議をかもしたジャネット・ジャクソンとジャスティン・ティンバーレイクのパフォーマンス。
さっさと見たい人は、一番最後へ。でもあんまり見えませんよ。
ジョニーとスティーブが放送禁止用語を使ってホストを思いっきり口汚く罵倒する。
ホストも「なんだよ、もっと言ってみろよ」と完全に喧嘩腰。
この事件が翌日の新聞の見出しを飾り、ピストルズは一気にスターダムへ。
「ライク・ア・ヴァージン」で話題沸騰中のマドンナが、新設されたMTVの授賞式で見せた、センセーショナルなステージ。
暗殺を受けて、暴動を懸念したボストン市長が公演中止を検討したが、公演の中止がかえって暴動を生むとの判断で実施され、全米に生中継された。
客が舞台に上がるなど異様な緊張感の中で、ひとりJBだけが冷静かつプロフェッショナル。
ホストのレターマンが「頼むから噛み付かないでくれ」と。
確かにアドロックの迫力は破壊的。
前年のセンセーショナルな腰つきが問題になり、上半身だけの映像に。
もともとニューヨークのセントラルパークで無料の慈善コンサートが企画され、そこにS&Gがブッキングされた。
公園の運営資金に困った市のコミッショナーやライブプロモーターが発案し、TV放映権料などの売上を寄付した。
番組のプロデューサー兼ホストのドン・コーネリアスが、シュープリームス特番で元メンバーのメアリー・ウィルソンに誘われて、番組名物の「ソウル・トレイン・ライン」に参加。
予定にない、アドリブ的なアクシデントだったという。
それにしても、なんてステキな雰囲気!
ジャズ史上、人気を二分するトランペッターとサキソフォニストが、これまたジャズ史上で高い評価を得る名曲「So What」を共演する歴史的な映像が放映された。
放映されたのはザ・バグルスの「ラジオ・スターの悲劇」。
ディーン・マーティン、サミー・デイヴィス・ジュニア、フランク・シナトラのいわゆる「Rat Pack」がセントルイスの劇場で行ったショー。
当時のアメリカ芸能界の「粋」の真髄が味わえる。
MCは米国テレビ史上最高の評価を得るホスト、ジョニー・カースン。
1973年、NBCほか。
アメリカはおろかアジア各国でもすごい視聴率を叩き出した伝説のライブ。
68年の復活ライブ放送に比べ、ロックンロール色は薄まっている。
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カーペンターズで知られるヒット曲「Sing」のオリジナル版が初めて披露された。
1978年、NBCのサタデイ・ナイト・ライブ。
実際には2回目の登場だが、キャラ設定や衣装が決まっての初登場。のちに映画も大ヒット。
ベルーシ(Jake)のコミカルな破天荒加減と、エイクロイド(Elwood)のクールなパンクさの見事なブレンド。
1967年、BBC1。
テレビ映画「マジカル・ミステリー・ツアー」は、「サージェント・ペパーズ」を発表し当時絶頂期にいたビートルズの新しい試みということで期待された。
しかしポールが中心となって企画制作された実験的映像は受け入れられなかった。
現在ではミュージック・ビデオ的ないくつかのシーンを中心に、再評価がなされている。
クリスマス・ソングの新しいスタンダードとしてヒットしていた「Fairytale of New York」を演奏するが、番組の口パク・システムを意識してか、ボーカルのShane MacGowanはヘベレケ。
もっとも、曲がそもそも持っているアイリッシュパブの雰囲気を上手く伝える演出と考えることも…できないか。
女性ボーカルのMirsty MacCollは2000年にメキシコで起きたボート事故の際、息子を守って亡くなってしまった。
湾岸戦争が始まった当時、愛国心バリバリの当時のアメリカでホイットニーが魅せた素晴らしい国歌斉唱。
ていうか、意味とか背景とか知らなくても感動できるレベル。
※当時の様子を伝えるニュース映像です。