
https://matome.naver.jp/odai/2136982525254302401/2136992552578788703
あくまでも「ピッチャー」の変わりに打撃を専門に行う野手のことであり、ピッチャー以外の野手に対して指名打者を使用することはできない
知っておきたい野球ルール集: 指名打者
キャッチャーの打撃が良くないから、”今日はキャッチャーにDHを置こう”というのはダメ
【いつからDH(指名打者)制度が採用された??】
メジャーリーグでは1973年のアメリカン・リーグから、日本では1975年からパ・リーグで採用される
指名打者(DH)の歴史
・1987年から日本シリーズはパ・リーグチームの本拠地での試合はDHを採用
・1993年からオールスターゲームはすべての試合にDHを採用
・2005年から始まったセ・パ交流戦は、パ・リーグチームの本拠地での試合はDHを採用
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1).「4番・ピッチャー」で先発
「最初からDHを使わない」ということは可能なので、DHを採用しなければよいだけ
指名打者(DH)の概要
つまり、先発メンバーに「4番・ピッチャー」がいてもおかしくない、ということ。
ただしこの場合、先発に「DH」はいない。
2-1).この先発投手が打ち込まれたので、先発投手を次の投手に代える場合
単純に投手を交代するだけであれば、次の投手が「4番・ピッチャー」を務める
「次の投手にはバッティングを期待していないからDHを使いたい」という我が儘は通りません。
つまり、試合の途中からDHを採用することは不可。
2-2).この先発投手が打ち込まれたので、先発投手は引き続き打撃だけを頑張ってもらう場合
投手がベンチに下がらず、そのままどこか任意の守備に就く。例えばライトに就いたとすると、「4番・ライト」となる
「1番・ライト」で先発していたライトの選手がベンチに下がり、次の投手が「1番・ピッチャー」となる
つまり、ここで登場してきた次のピッチャーは、攻撃で打順が回って来たときには代打が出ない限り打席に立たなければならない。ここも試合途中なのでDHは不可。
つまり、2番手以降のピッチャーはその後打撃を行うことになるので、先発ピッチャーが完投してくれないと不利になる
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1).守備から就く
「DH」を務めていた選手が4番を打っていたら、そのDHの選手に代わり「4番・ピッチャー」となる
これ以降にピッチャー変更があった場合は、上記【2-1】や【2-2】と同じ流れとなる。
2).DHの代打で出場し、次の守備から投手として投げる
「DH」を務めていた選手が4番を打っていたら、そのDHの選手の代打で打ち終わった後、次の守備から「4番・ピッチャー」となる
そんなにバッティングがいい選手なら最初からDHにいたらいいんじゃねーの??と思った方は次へ(笑)
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「4番・DH」を打っていたのなら、「4番・ピッチャー」となる
以降、DHが使えなくなるのは同じ。
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1-1).先発投手が打たれて降板により交代する場合
「4番・ライト」で先発していたのなら、「4番・ピッチャー」に変更となる。
以降、DHが使えなくなるのは同じ。
2).「5番・DH」を務めていた選手は
DHの選手が「5番・ライト」となり守備に就く
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1-2).先発投手にまだ投げさせたいので、一時的にライトを守らせる場合
<参考>
相手が強打者だったり、相性が悪かったりするとき、ワンポイントでそのバッターだけに別のピッチャーを投げさせたいときがあるのです。
「4番・ライト」からこの打者の場合だけ「4番・ピッチャー」となる
「5番・DH」に代わって先発ピッチャーが一時的に「5番・ライト」の位置に入る
これ以降、DHが使えなくなる。
2).バッターを打ち取ったから元に戻す
ピッチャーがまたライトに戻るから「4番・ライト」になる
先発ピッチャーは一時的にライトを守っていたが、またピッチャーに戻るので「5番・ピッチャー」となる
先述の通り「5番・DH」とはならない。
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つまり、DHを使わずに打つことの得意な投手に打撃も任せた場合・・
・その投手が投げている間は打撃も行ってくれるので一石二鳥
・しかし、この投手が交代してしまうと、以降の打撃の得意でないピッチャーも打撃を行う必要があるので、一転不利となる
・日本で言えばDH制度のないセ・リーグ主催の試合は有利で、DH制度のあるパ・リーグ主催の試合は不利となる・・・と言えるかもしれない