デビューシングルは映画『黄泉がえり』の主題歌「月のしずく」・・
ではなく、シングル「Trust my feelings」でデビュー。
女優としてブレイクした彼女が、歌手としてデビューするキッカケは、実はラジオだったんです。
食卓ON楽
当時放送されていた、ニッポン放送の深夜番組『グローバーのウラナイ!』の中に、「柴咲コウ 夢の印税生活」というコーナーがあって、そのコーナーで、リスナーから募集した歌詞を、彼女が歌う企画が行われたんです。リスナーから送られてきた歌詞をもとに、プロの作家が補作して、1枚のシングルが作られたんです。
こうして、2002年7月、柴咲コウは1stシングル「Trust my feelings」をリリース
世間的には、さほど注目されることはなく、セールスチャートも最高位50位にとどまります。
他の女優さんが、1曲か2曲リリースして、歌手活動を終えていくパターンと、正直同じようになっていくのでないかと、僕らレコード会社のスタッフは感じていました。
食卓ON楽
ところが、この1stシングルを聴いた映画監督・塩田明彦さんが、彼女の歌声に興味を持ってくれて、翌年の2003年1月に公開が予定されていた映画『黄泉がえり』の中で、歌姫・RUI役で彼女が出演することになり、柴咲コウ自身が、その主題歌を歌う事が決まったんです。
歌姫・RUI として「月のしずく」をリリース
柴咲コウは映画『黄泉がえり』の劇中歌であり、主題歌でもあるシングル「月のしずく」を、彼女の映画の役柄であるRUI名義で、リリースする。女優と歌手の中間地点でもある。
シングル「月のしずく」は、映画『黄泉がえり』が大ヒットしたこともあり、セールスチャート最高位1位を獲得、100万枚(ミリオン)を超える大ヒット曲となる。
ヒットからの決意 本格的に歌手活動を開始する
この曲のヒットは、柴咲コウ本人、スタッフも全く予想していなかったもので、柴咲本人も改めて歌手活動を続ける事を決意する。スタッフも、女優としてではなく、歌手・柴咲コウとしての個性をどう作って、売り出していくのか、プランを練り始めていくことになる。
TV 『世界の中心で、愛を叫ぶ』 主題歌 「かたち あるもの」
2004年5月に公開されて大ヒットした映画『世界の中心で、愛を叫ぶ』のTVドラマが、その年の7月から放送される事が決定して、映画出演をしていたこともありその主題歌を彼女が歌う事に。
初めてシングルのA面曲の作詞にチャレンジ
自身6枚目のシングル
約64万枚のセールスを記録し大ヒットとなる。
以降、作成する曲の作詞は柴咲コウ本人が手掛けるようになる。
彼女自身、映画に出演していたので、作品のストーリー、世界観は十分に分かっているだろうから、彼女自身に作詞をさせてみようということになったんです
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彼女が歌詞を書く時は、まず曲があって、スタッフが用意した候補曲の中から、彼女自身が、自分で歌詞を書いて、歌えるかをポイントにして、曲を選び、実際に歌詞を付けています。この曲の時は、そうやって2~3曲書いたと、当時の制作ディレクターから聞いています。その中でも、実は、彼女自身が余り良い完成度ではなかったと言っていた曲を、ドラマ『世界の中心で、愛を叫ぶ』のプロデューサーが選び、最終的に主題歌として決まった。
自ら作詞した曲で、ヒットし歌手としての自信を掴む
ほとんどの作品は柴咲自身が作詞を担当しており、「影」(最高位2位)や「invitation」など、本人による歌詞は原作の内容をよく理解して作られており、作詞に関する評価も得ている。
柴咲コウ – Wikipedia
柴咲コウの歌唱力は、副業の域を超えている。歌詞も「本当に自分ひとりで創ったのか」と思わせるほどうまい。
何回聞いてもあきない。
Amazon.co.jp: カスタマーレビュー: 影
歌詞を見てもらったら分かりますが、少し内容がむずかしくなっています。でも白夜行の原作を読んだらじわじわと伝わってくるものがあると思います。
Amazon.co.jp: カスタマーレビュー: 影
ドラマ『タイヨウのうた』主題歌。
柴咲コウ、シングルへのコメント
「楽しく聴いて、でも、ちょっと感慨深い。そうなると嬉しいな…。」
所々に薫(タイヨウのうたの主人公ですょ♪)の気持ちが入ってる。爽やかな歌。何度聞いても飽きない歌。一度聴いてみてくださぃ(^^)おススメします!!
iTunes Store 柴咲コウ invitation 評価レビュー
ドラマ「タイヨウのうた」の主題歌ですが、ひと夏の思い出を切なく描いているドラマに本当にぴったりの曲だと思います。湘南を舞台にしたドラマの景色や登場人物の思いなどが、この曲を聴くと一瞬で頭に浮かんできます。アップテンポな曲が、青春時代の焦りとか切なさ(もしかしたら残酷さも)をうまく表現していると思います。これは名曲ですよ。
iTunes Store 柴咲コウ invitation 評価レビュー
コラボなどを経験しあたらしい境地へ
ドラマ ガリレオ 福山雅治とのユニットKOH+
2007年 フジテレビ 月9 で放送、福山雅治・柴咲コウ主演のドラマ「ガリレオ」での
コラボレーション・プロジェクト「KOH+」(コープラス)
ドラマ「ガリレオ」映画「容疑者Xの献身」ともに二人が出演している。
プロデュースを手掛けた福山は、作詞・作曲の他、アレンジ、ギター、コーラスまでも担当。
「福山さんの色に染められました。今回は“福山ワールド”に乗っけてもらった形でしたが、レコーディングも気負わずやらせてもらい、とても歌いやすかったです。福山さんは紳士でした(はぁと)」
“KOH+”柴咲コウ「福山さんは紳士でした(はぁと)」(livedoor) – エンタメ – livedoor ニュース
バンド・グループ魂と異色コラボレーション
女優・柴咲コウ出演による映画「舞妓Haaaan!!!」でのコラボで、
柴咲コウ自身がグループ魂の大ファンだったこともあり実現した。
映画にはグループ魂の宮藤官九郎が脚本を担当、阿部サダヲが出演している。
この度、グループ魂さんとコラボで主題歌を担当することになりました。初め、お話をいただいたときは、奇声を発してとびあがりました。なにせグループ魂さんですもの
グループ魂と柴咲コウが超異色コラボ(livedoor) – エンタメ – livedoor ニュース
グループ魂さんたちは皆、秀逸な才能をもった方ばかりなので
ハイテンションな彼氏・破壊(阿部)とローテンションな彼女・柴咲コウが絶妙な掛け合いを繰り広げる爆笑必死のデュエットソング。
破壊 (阿部サダヲ):「グループ魂に柴咲コウが、、、入ったら売れるんじゃねぇ?」
グループ魂と柴咲コウが超異色コラボ(livedoor) – エンタメ – livedoor ニュース
暴動 (宮藤官九郎):柴咲コウがグループ魂のファンだなんて!という驚きがそのまま歌になりました。柴咲さんの健気な姿に、そして歌えば歌うほどパンチ力を増す歌声にすっかり魅了され、終わる頃にはグループ魂が柴咲コウのファンになっていたという本当にあったおとぎ話です。
グループ魂と柴咲コウが超異色コラボ(livedoor) – エンタメ – livedoor ニュース
新しいジャンルへのこころみ
20枚目となるシングル「無形スピリット」では『モザイクロール』『二息歩行』などで知られるDECO*27とのタッグ作でカップリングの『ゲノミクロニクル』は、ニコニコ動画で250万再生を超す人気ボカロ曲『モザイクロール』をベースにしたメロディに、柴咲コウ本人が歌詞を付けたもの。
ニコニコ動画で有名なDECO*27との共作ということで話題になった。
今までにはないパワフルなカッティングと耳に響くノイズが融合したスピード感溢れるロックチューン。
PVもストップモーションで撮られていて面白い作品になっている。
iTunesロックチャートでは1位に。
ネット限定でのクロスフェード・アニメーションでは、akka・mirto(from 甘党トリオ)2人とCGデザイナーのTa-k(from 辛党トリオ)が担当している。
音楽ユニットgalaxias!(ギャラクシアス!)を結成
10代の頃からダンスミュージックに興味があり自身もインタビューなどで
4つ打ちの音楽が大好きと公言している。その好きを行動に変えて出来たユニット。
ダンスミュージックには10代の頃から魅力を感じていて。心臓の音とか電車のガタンゴトンって音のような規則性のある音って安心するんですね。
ナタリー – [Power Push] 柴咲コウ (1/2)
動画共有サイト発の次世代クリエイター
DECO*27(デコニーナ)
『無形スピリット-Mugen Loop Remix-』での
リミックスを担当した
TeddyLoid (テディロイド)
この二人と柴咲を合わせたエレクトロユニット。
コンセプトは「自由な発想で新しい音楽を創造する場」。
初音ミクみく 出た!「柴咲コウ+DECO*27+TeddyLoid」のユニット「galaxias!」が結成
今までにない柴咲コウの魅力がつまっている。
Boys & Girls がミズノランニングCMタイアップ曲。
スタッフが変わったことですね。それでやりかったことができるような体制になったんです。
ナタリー – [Power Push] 柴咲コウ (1/2)
もちろん、これまでの曲ももちろん好きですし、歌っていていまだに「気持ちいい!」と思えるし、だからこれからも大事に歌っていきたいなと思っています。でも一方で、自分が好きだと思ったものも追求したいという思いもあって。
自分の好きな音楽をもっともっと提示していこうとしていたんです。
柴咲コウインタビュー「まず、自分をさらけ出していかねば」 -インタビュー:CINRA.NET
“月のしずく”がたくさんの人に聴いてもらえた楽曲なので、その印象が強いのかなって思うんですね。ただ、女優業をやっててもそうですけど、人が自分に抱く印象とか先入観に捉われてきたので、音楽でもそうだとつまらないなっていうのはあって。
節目の10周年で一巡した音楽感 そして新しいスタート
「女優のやっている音楽」という先入観と戦いながら、自らの活動領域を広げていき
様々な経験をへて迎えた10周年、色々経験したからこそ感じた音楽感と
節目からの新しいスタート。音楽家として、表現者としての次の一歩を踏み出す。
取捨選択を繰り返していくことで、自分の好みがわかってきたんです。そして好みがわかれば、自分の扱いが楽になって、物事がシンプルになるんですよね。10年でそういうことがわかってきたと思います。
ナタリー – [Power Push] 柴咲コウインタビュー
10周年を意識したわけではなかったけど、考えてみると一巡してるなって気はしますね。
柴咲コウインタビュー「まず、自分をさらけ出していかねば」 -インタビュー:CINRA.NET
ちょっと前だったら、「元のイメージに戻っちゃう」とか思ったかもしれないけど、今は「私はやっぱりバラードも好きだ」って自覚しながら歌えているので、イメージも肯定的に捉えることができてます。
柴咲コウの「過去・現在・未来」を感じられる作品になっている。
このプレミアムボックスは、これからの新しい自分のスタートにもなるんじゃないかなって思っています。
ナタリー – [Power Push] 柴咲コウインタビュー
今までの音楽活動は、女優業とは別の私らしさを見てもらう活動だったんですけど、今は極端に言えば、私にしかできないことがやりたいんですね。その中で、演じて音楽をやっていると受け取られてもいいとさえ思っているし……
トークイベントの模様も収められていて、TVでは見ることが出来ないしぐさ・表情に魅了される。
現在の活動は・・・
5年振り 福山雅治+柴咲コウ=KOH+
ドラマの出演は1話だけで吉高由里子に引き継いだ形になっているが、
主題歌は前回から引き続き福山雅治と柴咲コウのユニットであるKOH+が歌う。
5年振りではあるがその相性はかわらず良くドラマに合った曲にしあがっている。
基本的に肯定してくれるので安心感がありました。気持ちを乗せてくれるのが上手な方です。
福山雅治+柴咲コウ=KOH+(コ−プラス)が5年振りに帰ってきた! フジテレビ月9ドラマ「ガリレオ」主題歌「恋の魔力」に決定!|音楽ニュース ListenJapan 【 リッスンジャパン 】
「リリカル*ワンダー*パーティー」にも、本人と会場のお客さんにサプライズでビデオメッセージを送ってくれたりと、柴咲コウにとって、活動の節目に大きな優しさをくれるとても大事な存在です。
福山雅治+柴咲コウ=KOH+(コ−プラス)が5年振りに帰ってきた! フジテレビ月9ドラマ「ガリレオ」主題歌「恋の魔力」に決定!|音楽ニュース ListenJapan 【 リッスンジャパン 】
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Ko Shibasaki 柴咲コウ@ko_shibasaki
柴咲コウLive Tour 2013 ~neko’s live 猫幸音楽会~atパルテノン多摩初日☆ pic.twitter.com/d3Yx2mfCv5
このシングルのカップリング曲は、彼女が歌詞を書いたもので元々、文章を書くのが大好きだった柴咲コウは、作詞には率先して取り組んでいた。