うちの子は大丈夫!? 米国の子供は最大で5人に1人が精神疾患

montee883
米国での最新調査報告

割合の多さに衝撃を受けましたので、詳細をまとめてみました。

米疾病対策センター(Centers for Disease Control and Prevention、CDC)は16日、米国の児童や10代の若者のうち最大で5分の1が不安やうつといった精神疾患を患っており、その数は増加傾向にあるという報告書を発表
体罰で精神疾患の可能性高まる、米研究 国際ニュース : AFPBB News

CDCの「週刊疾病率死亡率報告(Morbidity and Mortality Weekly Report、MMWR)」によると、1年間に精神疾患を経験する子どもの割合は13~20%に上る。
米国の子ども最大5人に1人に精神疾患、CDC報告 (AFP=時事) – Yahoo!ニュース

若年層に最も多い精神疾患は注意欠陥多動性障害(ADHD)で全米の児童・若者の6.8%が患っていた。次に多かったのは行動問題(3.5%)で、不安(3.0%)、うつ(2.1%)、自閉症スペクトラム障害(1.1%)、トゥレット症候群(0.2%)
米国の子ども最大5人に1人に精神疾患、CDC報告 (AFP=時事) – Yahoo!ニュース

それぞれの精神疾患の紹介

多種類の運動チックと1種類以上の音声チックが1年以上にわたり続く小児期に発症する神経の病気です(チックとは,突然に出現し,素早く繰り返す運動または音声です).
http://tourette-japan.com/tourette/

ニューヨーク市の別の調査でも同様に、20%という数字に。

ニューヨークでの調査でも同様の結果に。

多動性障害(ADHD)は最も多く、4%に当たる2万6000人 ▽2番目に多いのは反抗的行為障害および行為障害で2%に当たる1万5000人
子どもの2割が精神疾患 NY市保健衛生局調べ

男子が精神疾患と診断される確率は女子の3倍
子どもの2割が精神疾患 NY市保健衛生局調べ

日本の現状は?

人とコミュニケーションがうまく取れないなどの発達障害の可能性のある小中学生が6.5%に上ることが5日、文部科学省の調査で分かった。推計で約60万人に上り、40人学級で1クラスにつき2、3人の割合になる。
:日本経済新聞

「書く」「聞く」「計算する」など特定の分野の学習に困難を示す学習障害(LD)の可能性があるのは4.5%。注意力の欠如や衝動性などを特徴とする注意欠陥多動性障害(ADHD)とみられるのは3.1%で、知的発達に遅れのない高機能自閉症と判断されたのは1.1%だった。
:日本経済新聞

4割弱の児童生徒は特別な支援を受けておらず、専門家は「支援策を話し合う校内委員会などが十分に機能していない
:日本経済新聞

小児の約10〜15%が,小児期のいずれかの時点で不安障害(例,全般性,分離,および社会恐怖障害;強迫性障害;特定恐怖症;パニック障害;急性および外傷後ストレス障害)を経験する。
不安障害: 小児および青少年における精神疾患: メルクマニュアル18版 日本語版

過度に心配する必要はありません。でも、もし 「おや?」と思うことがあれば、専門家に相談してみましょう

「20%」という数字は衝撃的でしたが、詳細を見ると「5人に1人は深刻な状況」という捉え方をすべきではないということが分かります。

LDやADHDの割合には特に以前と変わったところはないようにも思います。しかし、(一時的な状態も含めて)5人に1人が問題を抱えているかもしれない、ということに目を向け、子どもと接してあげる事が大事なのではないでしょうか?

・誰しも初めは子育て初心者です。わからないことは正しい知識を持った専門家に尋ねてみましょう。

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https://matome.naver.jp/odai/2136886190012392301
2013年09月22日