「報道の自由」教えるな!中国当局が大学に指示した「7つの禁句」

shunkaku
中国当局が、大学に対して授業で教えてはならない「7つの項目」について指示したようです。要するに、これらが中国にとっての泣き所ということですかね。

中国当局が言論・思想統制を強化しはじめた

中国当局は北京や上海などの大学の教員に対し、自由、人権といった「普遍的な価値」や「報道の自由」など7項目を授業で語ってはならないとの指示を出した
日本経済新聞

11日付の複数の香港紙が伝えた

中国の教育関係者らの話として「7つの語るべからず」の指示が大学指導部から口頭で教授ら教員に伝えられた
日本経済新聞

香港の有力紙「明報」の報道より

北京の大学には党中央委員会から機密扱いの文書で通達があった
YOMIURI ONLINE(読売新聞)

報道の自由についても語ってはいけないとしたら、教室で何を語ればいいのかと戸惑う教授も

中国では、貧富の格差拡大や環境汚染などに対し若者を中心に不満が高まっており、
スポニチ Sponichi Annex 社会

関係者の間では、習近平国家主席率いる新指導部が言論・思想統制を強化し始めたと受け止められている
時事ドットコム

大学で使わないよう指示された「7つの禁句」

1.普世價值(人類共同の価値観)
2.新聞自由(報道の自由)
3.公民社會(国民の社会)
4.公民權利(国民の権利)
5.黨的歷史錯誤(党史の矛盾)
6.權貴資產階級(特権階級の存在)
7.司法獨立(司法の独立)

「普遍的価値」のほかに、「報道の自由」「公民社会」「公民の権利」「(共産)党の歴史的誤り」「権貴資本主義」「司法の独立」が禁句とされた
時事ドットコム

「権貴資本主義」は権力と資本が癒着した資本主義のことで、一党独裁下の市場経済化で不正・腐敗がまん延する中国の現状を批判的に解説する際に使われている
時事ドットコム

「公民社会」と「公民の権利」は政治的に自由な市民の社会・権利を指すとして警戒されている
時事ドットコム

中国当局の指示に対する反応

上海の大学のある法学部教授は
「迫害されることを恐れて」匿名での取材を要求した

「公民の権利や報道の自由も語れなくて、我々は大学と呼べるのか」と語った
South China Morning Post

【原文】”Are we still a university if we are not allowed to talk about even civil rights and press freedom?” he asked.

北京の教授は
この教授も名前を明らかにするのを断った

「もし我々が、共産党が過去にした間違いについて論じることができないのなら、それは明らかに後ろ向きにペダルを踏むのと同じことだ」と言った
South China Morning Post

【原文】”It’s apparent back-pedalling if we cannot talk about what the Communist Party did wrong in the past,” he said.

北京の評論家は香港紙に対し
やはり名前を明かしていない

「この7項目こそ中国の体制が抱える問題」と指摘した
MSN産経ニュース

中国版ツイッター「微博」では
中国では一番メジャーとされる。

登録ユーザー数は5億人を突破(2012年12月末時点)

1日あたりのアクティブユーザー数は4620万人。

「現在の中国の問題点を党が具体的に認めた」と皮肉る声も出ているが、関連の書き込みも相次いで削除されている
YOMIURI ONLINE(読売新聞)

参考に

5月11日付けの香港紙「明報」の記事を取り上げているブログ記事

香港の英字紙「サウス・チャイナ・モーニング・ポスト」の5月11日付けの記事

中国の言論抑圧と「精華大事件」について

https://matome.naver.jp/odai/2136827597977448401
2013年05月12日