「司法書士」の資格まとめ－仕事内容・勉強時間・難易度・年収目安

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司法書士は、不動産登記、商業法人登記、供託、裁判所に提出する書類の作成、簡裁訴訟代理業務など法律に関する多くの業務をこなします。

司法書士の仕事

司法書士は法務局、裁判所、検察庁などに提出する書類作成や登記手続きの代理など、法律手続きの専門家。たとえばマンションの購入、会社の設立、遺産相続などの際、複雑な登記や手続きを代行する。簡易裁判所の訴訟代理も司法書士の仕事範囲。また、さまざまな法律相談にも応じ、身近な法律コンサルタントとしての需要も増えている。

司法書士の年収・収入目安

年収600万円～2500万

一般に、司法書士は独立志向が強く、司法書士事務所もその点はわかっています。仕事を覚えたら辞めていくものとして給料は低めの設定にしているのです。
司法書士の年収 – 司法書士の試験対策

勤務する場合は、年収400万円から年収700万円程度

十分生活できる程度の収入を得ることができます。会社勤めている人の年収に換算すると、年収1000万円以上の暮らしは十分にできます。
司法書士の年収 – 司法書士の試験対策

独立開業する場合は、年収1000万円以上。年収2000～3000万円と同等の暮らしをしている方もたくさんいる。

司法書士に必要とされる知識・スキル・資格

司法書士の国家試験合格が必須。試験は民法・商法・不動産登記法などを課す筆記試験と、口述試験（筆記の合格者のみ）が行なわれる。

司法書士の資格取得までの勉強時間と合格率目安

計4000時間（３年以上）
3.5%

受験者が多かった平成20年頃は合格率が３％前半でした。学校にたとえるなら、「そこそこの進学校で学年トップ３しか受からない。４位の人は不合格」と言われていました。

現在では、合格率は微増しているものの「学年４位」までがギリギリ合格できるレベルになりましたが、依然として司法書士試験の難易度は非常に高い傾向にあります。
司法書士の難易度 – 司法書士の試験対策

行政書士試験は１年程度はしっかりと勉強をされることが必要になる難易度です。一方、司法書士は最低でも２～３年はかかる難易度であると考えておくとよいでしょう。
行政書士と司法書士と難易度の違い

司法書士の資格取得後の働く場所・雇用形態

国家試験合格後は司法書士事務所に就職して実務経験を積み、人脈を築いたのちに独立開業を果たす人が多い。独立スタイルのひとつには司法書士仲間と合同事務所を持つ方法もある。

司法書士の代表的なキャリア4つ
①個人事務所を設立する
②地方では合格後に即独立もあり
③司法書士法人や合同事務所を設立する
④企業内司法書士として勤める
司法書士の合格後のキャリア

司法書士の具体的な職務

不動産登記、商業登記に関わる手続きの代行や、本人訴訟、少額訴訟の手続き代行、不動産登記などの代行、本人訴訟、少額訴訟の書類作成など土地や建物の売買の際に必要となる不動産登記業務をはじめ、会社設立の時に必要な商業登記、裁判所、検察庁、法務局などに提出する書類の作成や手続きなど、幅広く法律の専門的知識を活かして代行するのが司法書士の主な業務です。