■誰が設置しているの?
製紙会社や古紙回収業者が、市内各地に古紙のリサイクルボックスを設置して古紙を受け入れています。
富士市 | 古紙リサイクルボックス
■古紙回収業者とは?
一度使われた紙を回収し、主にこれをリサイクルして使用する目的で回収するものをさす。
古紙回収とは – はてなキーワード
読んで字のごとく、古紙を回収する業者が古紙回収業者。
古紙リサイクルボックスに出された古紙は、設置した事業者の収益となります。
富士市 | 古紙リサイクルボックス
回収した古紙を古紙問屋等に降ろすことで業者は収益を得ています。
古紙問屋、製紙会社が回収ボックスを設置していることも。
■平安時代から行われている古紙回収業
古紙の回収は古くは平安時代にまでさかのぼれる。
江戸時代になると、紙を買い集める「紙屑買い」や落ちている紙を拾う「紙屑拾い」といった紙を集める業者が現れている。
古紙回収 – Wikipedia
■「ちり紙交換」はどこへ行ってしまったのか?
彼らはどうなってしまったのでしょうか?
古紙が古紙業者による商品ではなくリサイクルすべき廃棄物として扱われるようになるとリサイクルの基準を満たすような充分な分別を行うためにコストが発生
古紙回収ガイド
皮肉なことに、環境意識の高まりが古くからリサイクル業を行なってきた古紙回収業者を圧迫。
古紙単価が著しく下落してしまった時期がありました。
ちり紙交換の現状と弊社の古紙回収の違い
さらに追い打ちを掛けるように古紙の価格が下落。
回収した古新聞や古雑誌を納入した時に売れるどころか、処分コストが発生する時期がありました。
ちり紙交換の現状と弊社の古紙回収の違い
処分コスト+回収コストがかかり、集めれば集めるほど赤字は膨らむという異常事態を生んだ。
無料で回収した古紙を、代金を払って処分しなければいけなくなってしまい、ビジネスモデルが崩壊してしまいました。そして、ほとんどの方がお辞めになったと考えられます。
ちり紙交換の現状と弊社の古紙回収の違い
古紙回収時にお客さんからお金を払ってもらうことは難しかったようです。
■現在の古紙相場・・・新聞紙1キロあたり7~8円
新聞以外では、ダンボール1キロあたり7~8円、雑誌1キロあたり5~6円など
上記は2012年10月の相場とのこと。
古紙相場とは回収業者が古紙を集めて古紙問屋に降ろし、販売した際に受け取る対価です。
古紙相場
中国において、紙の生産量が拡大して需要が急激に高まり、対中輸出されるにようになると、一転して価格の上昇が見られ始めた。
古紙 – Wikipedia
中国での需要の高まりにより、下落していた古紙の価格が再びプラスに転じた。
■ちり紙交換の回収コスト・・・1kgあたり10円!
古紙の回収コストは、1kgあたり10円必要と言われます。
ちり紙交換の現状と弊社の古紙回収の違い
買取価格がプラスに転じたとはいえ、かつての軽トラックで周回して集めるという方法では、収益につながらないようです。
■そして生まれた古紙回収ボックス
廃品回収みたいに、クルマで集めなくても、お客さんの方から持ってくる。凄いアイデア
自動回収機!?
24時間、古紙(新聞・雑誌・段ボール等)を受け入れるため、古紙回収ステーションには雨濡れ対策の屋根の設置、及び防火対策のスプリンクラー、防犯ビデオ等を設置しております。
松岡紙業株式会社<こしのえき24(古紙の24時間受入れサービス>
消火設備を備えたものも登場。
24時間いつでも持っていけるので便利ですね。