医薬品販売の仕組み 登録販売者制度で薬は安くなったのか?

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登録販売者とは?

登録販売者とは一般用医薬品を販売する資格の一つです。2006年度の薬事法の改正により、薬種商販売業制度が廃止されて登録販売者制度が創設され、公的資格として登録販売者が誕生しました。
登録販売者の資格取得方法まるわかり|登録販売者の資格取得ガイド

2009年6月から改正薬事法が全面施行となり、大衆薬の販売規制が緩和された。これまでは国家資格である薬剤師が店頭にいなければ販売できなかったが、改正法施行により、都道府県で試験を行う登録販売者を配置すれば、約9割を占める第2類と第3類の大衆薬を扱えるようになった。
スーパー?コンビニ?クスリが一番安いのは? 「保険、年金、介護、墓」選ぶ知恵:大衆薬:PRESIDENT Online – プレジデント

ドラッグストアの売上金額や売場面積の伸び率は増加


https://matome.naver.jp/odai/2136566033295143801/2136566292795903703

登録販売者は都道府県知事が与える免許ですが、
国家資格と言っても良いでしょう。
薬剤師が忙しいのではなく、ドラッグストアの店舗数に比べて、
圧倒的に薬剤師の人数が少ないため、
薬剤師を雇う場合、かなりの高給で募集しなければなりませんでした。
薄利多売で商売しているドラッグストアは人件費の圧迫は避けたいのです。
頑張ってたくさん売り上げても、薬剤師一人雇えば、その利益が吹き飛んでしまいます。
ですから、より人件費を安くしたいドラッグストアの団体が政治圧力によって、
薬剤師より簡単に取得できてより安く雇える登録販売者という資格を創設させました。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1482501194

薬剤師不足や薬学教育 6 年制を背景に、都道府県が実施する試験で合格した者を「登録販売者」として認め、常駐することにより第二類・第三類のリスクの低い医薬品の販売が可能となる。また、販売時の医薬品についての情報提供についても、第一類では義務があるものの、第二類では努力義務にとどまり、第三類では不要である。 登録販売者の受験資格には 1 年間の実務経験が求められる。その実務とは「薬剤師又は登録販売者の管理・指導の下、受験資格として実務経験を積むことを通じて実践的な資質を身につけている必要がある。具体的には、医薬品の販売等の現場において、医薬品の取扱いを知ることや、購入者等からの要望を聞きそれを専門家に伝えて応答の仕方を知ることなどを通じて座学では習得しにくい知識を身につけ、かつ、習得した知識の実践への生かし方を学ぶことなどが考えられる。」と規定されている。 ドラッグストア業界への影響としては、プラス面として薬剤師がいなくても登録販売者を育成すれば出店できるということである。販売できる医薬品は限定されるが、薬剤師の確保が足枷となり出店できないケース解消される。一方で、懸念されるマイナス面はスーパーマーケットやコンビニエンスストア等異業種からの参入である。しかしながら、1 年間の実務経験が必要なため即時の参入は困難と考える。また、登録販売者の常駐は、スーパーマーケットにおいては営業時間 12 時間前提としてシフトの関係から 1店舗最低 3 名は必要であり、コンビニエンスストアでは最低 4~5 名は必要となる。新規取扱業態は人件費の大幅な上昇となるため、中長期的にも参入は限定的と考える。 さらに、スーパーマーケットにおいては商圏が広いため、わざわざ遠方から医薬品を購入するために来店することは少ないと思われる。

http://www.fukoku-life.co.jp/economic-information/report/download/analyst_Vol188.pdf

大衆薬のネット販売で薬はもっと安くなる?

厚生労働省はこのほど、省令で原則禁止してきた一般用医薬品(大衆薬)のインターネット販売を条件付きで解禁する方針を決めました。ネット通販2社が国を相手に大衆薬の販売権の確認を求めた訴訟で、最高裁が「省令は違法で無効」とする判決を下し、2社に販売権を認めたことに対応したものです。日本経済新聞はこのニュースを1月12日付朝刊の1面などで大きく報じました。
大衆薬のネット販売解禁で何が変わる?:日経ウーマンオンライン【分かる♪読める♪トクする♪日経読み方入門】

2013/4/5 20:53
大衆薬のネット販売は1月の最高裁判決が1類から第2類まで一律に禁止した厚労省の省令を違憲としたことで、事実上の解禁状態にある。厚労省は検討会を開き販売ルールの制定を急いでいる。6月をメドに結論を出す見通しだ。

https://matome.naver.jp/odai/2136566033295143801
2013年04月11日