【葬儀】旧石器時代から宇宙葬まで

dharmacorn
人類の歴史は、死体処理の歴史である。世界のさまざまな葬儀のまとめ。一部閲覧注意。

葬儀

葬儀は、宗教が文明に発生する以前の旧石器時代から行われてきていた宗教的行為であるといえる。
葬儀 – Wikipedia

けっきょくは、腐敗して、臭く、伝染病の原因にもなる死体を、どうきれいに処理するかってことで人類は悩んできたってことだな。(私見)

遺体の処理法

遺体の処理法には、鳥葬、土葬、風葬、洗骨、水葬、火葬、宇宙葬などがあります。
死体との格闘の歴史でもある。(私見)

鳥葬

※閲覧注意

チベット仏教にて行われるのが有名である。
鳥葬 – Wikipedia

葬儀に相当する儀式により、魂が解放された後の肉体はチベット人にとっては肉の抜け殻に過ぎない。
鳥葬 – Wikipedia

日本人はなかなかそう思えないですよね。。。

死体を郊外の荒地に設置された鳥葬台に運ぶ。それを裁断し断片化してハゲワシなどの鳥類に食べさせる。これは、死体を断片化する事で血の臭いを漂わせ、鳥類が食べやすいようにし、骨などの食べ残しがないようにする為に行うものである。
鳥葬 – Wikipedia

宗教上は、魂の抜け出た遺体を「天へと送り届ける」ための方法として行われており、鳥に食べさせるのはその手段に過ぎない。
鳥葬 – Wikipedia

ここのブログで実際の鳥葬の様子を画像で見ることができます。※閲覧注意

土葬

人が死ぬといろいろな事情から遺体を見えなくする「葬る」という行為を行なう。石器時代から人の死に際して「葬」が発見されているが、その一つに土に穴を掘って埋める埋葬がある。
土葬 – Wikipedia

キリスト教、イスラム教、儒教など火葬に対して否定的な宗教も多く、宗教的な理由から土葬されることも多い。
土葬 – Wikipedia

東京都や大阪府、名古屋市など、条例(東京の場合は「墓地等の構造設備及び管理の基準等に関する条例施行規則」)によって土葬を禁じている自治体がある。
土葬 – Wikipedia

天皇、皇族に関しては基本的には土葬であり、陵(墓)が築かれ埋葬される。しかしながら皇后を除く皇族は、1953年(昭和28年)に薨去した秩父宮雍仁親王以降、本人の希望で火葬される例が増えている。
土葬 – Wikipedia

2011年に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)においては、交通手段や燃料の問題もあって、遺体の数に対し火葬場の処理能力が追いつかず(南三陸町では火葬場そのものが被災して使用不能になった)、遺族の許可のもと遺体の腐敗が進む前に(一時的なものも含めて)土葬を執り行った。また地元の葬儀業者も被災したため、建設業者がトラックで運搬したり、陸上自衛隊が埋葬を担当した。
土葬 – Wikipedia

風葬

風葬(ふうそう)は、遺体を風にさらし風化を待つ葬制。崖や洞窟、樹上で行われることもある。日本ではかつて沖縄、奄美などで見られたが、現在は行われていない。
風葬 – Wikipedia

遺体が自然に解体されるのを待つ。
風葬 – Wikipedia

洗骨

洗骨(せんこつ)は、一度土葬あるいは風葬などを行った後に、死者の骨を海水や酒などで洗い、再度埋葬する葬制である。
洗骨 – Wikipedia

死者を一時埋葬しただけでは、死霊のままで、これは子孫に役に立たないどころか病や死をもたらす危険な存在であるが、洗骨をして第2の葬儀をすることにより、子孫に幸福と豊穣をもたらす祖霊となると考える
洗骨 – Wikipedia

水葬

遺体を海や川に沈めるやり方である。国によっては宗教上の理由から、土をかけて一旦土に返した形(土葬)をとった後に行う場合もある。
水葬 – Wikipedia

2011年現在では法律により国内では、刑法190条の死体遺棄罪に該当するとされる。
水葬 – Wikipedia

例外として、日本船籍の船では船員法15条に基づいて、船舶の航行中に船内の人間が死亡した時に、船長の権限で水葬を行える。
水葬 – Wikipedia

火葬

火葬(かそう)とは、葬送の一手段として遺体を焼却することである。また、遺体の焼却を伴う葬儀全体も指す。
火葬 – Wikipedia

天皇、皇族は長年に渡って土葬となっていたが、2012年4月、宮内庁は今上天皇が崩御の際は火葬を希望するとの意向を発表した。
火葬 – Wikipedia

日本では、墓地、埋葬等に関する法律第3条の規定により、原則として、死体(もしくは妊娠7か月以上の胎児)は、死後(もしくは死産後)24時間以内は火葬してはならないとされている。
火葬 – Wikipedia

例外もあるようです。

東京の火葬場
カトマンズの寺院の火葬風景

宇宙葬

宇宙葬(うちゅうそう)は、故人の遺骨などをカプセルなどに納めてロケット等に載せ、宇宙空間(多くは地球を周回する軌道上)に打ち上げる散骨の一形態。
宇宙葬 – Wikipedia

打ち上げるロケットには容積・質量の制約があることから、多くの例ではシリンダー状の容器に数グラムの遺骨を装填し、数十ないしは数百人分の遺骨を同時に打ち上げる方法がとられる。
宇宙葬 – Wikipedia

「スペースデブリの増加につながる」として、この行為に対する批判もある。
宇宙葬 – Wikipedia

これらの遺骨は上層大気から受ける抵抗によって徐々に高度を下げ、最終的には大気との空力加熱によって結果的に「火葬」され、場合によっては流星となりうる。
宇宙葬 – Wikipedia

最後は流星になるって、なんかロマンチックですね。

遺灰を「宇宙葬」するサービスが995〜5300ドル。故人の形見の品、あるいは、毛髪等をロケットで宇宙に打ち上げるサービスが約50ドルという低価格で提供されており、人気を集め始めている。
低価格になって人気集める「宇宙葬」 « WIRED.jp

日本に代理店もあるそうです。

https://matome.naver.jp/odai/2136560401185565401
2013年04月11日