【1】《地底怪獣バラゴン》として誕生 1965年(東宝)
『フランケンシュタイン対地底怪獣』は、東宝と米国のベネディクト・プロが製作し、1965年(昭和40年)8月8日に公開された怪獣映画。バラゴンはこの映画に登場する怪獣である。
フランケンシュタイン対地底怪獣(1965年)
《デザインと設定について》
円谷監督は海外に輸出する作品であるため、東洋風の要素を取り入れるために狛犬をデザインに取り込んだ。
また、身長25mと従来の怪獣より小型だがその分人間に近付く恐怖が表現されている。
アニヲタWiki(仮) – バラゴン – @ウィキモバイル
【2】《地底怪獣パゴス》に改造される1966年(円谷プロ,TBS)
ウルトラQ 第18話「虹の卵」に登場した怪獣。
着ぐるみは東宝映画『フランケンシュタイン対地底怪獣』のバラゴンの改造。頭を切り離して円谷特技プロに貸し出され、高山良策によって胴体を布で覆って保護されたうえ化粧直され、頭が新造形された。
ウルトラQの登場怪獣 – Wikipedia
【3】《透明怪獣ネロンガ》に改造される1966年(円谷プロ,TBS)
ウルトラマン第3話「科特隊出撃せよ」に登場。(1966/7/31)
着ぐるみは東宝映画『フランケンシュタイン対地底怪獣』に登場したバラゴンのものを円谷英二が借りてきて、『ウルトラQ』のパゴスに改造したものを、佐々木明が再改造したものである。
ウルトラマンの登場怪獣 – Wikipedia
【4】《地底怪獣マグラー》に改造される1966年(円谷プロ,TBS)
ウルトラマン第8話「怪獣無法地帯」に登場。(1966/9/4)
着ぐるみはネロンガの改造。その後、第9話に登場する新怪獣ガボラに改造される事になった。当初の案では東宝怪獣のアンギラスを改造する予定だったとも言われている。
ウルトラマンの登場怪獣 – Wikipedia
【5】《ウラン怪獣ガボラ》に改造される1966年(円谷プロ,TBS)
ウルトラマン第9話「電光石火作戦」に登場。(1966/9/11)
身長:50メートル
体重:2万5千トン
能力:ウランを求め地中を掘り進む。顔のまわりにある6枚のヒレを閉じ、顔面を保護。皮膚は鋼鉄の5倍の硬度を持つ
着ぐるみはバラゴン→パゴス→ネロンガ→マグラーからの改造。撮影終了後はアトラクション用ネロンガとして活躍した後、東宝映画のゴジラシリーズ第9作『怪獣総進撃』にて再びバラゴンとなった。
ガボラ – Wikipedia
【6】《アトラクション用ネロンガ》に改造 1966年(円谷プロ)
【7】東宝に返還、再び《地底怪獣バラゴン》に改造1968年(東宝)
ネロンガに改造されたあと返却されたぬいぐるみの復元が遅れたため、凱旋門破壊シーンはゴロザウルスの着ぐるみで撮影されている。また、劇中、天城山の地底で確認されたと言及されている(最終脚本までは、このセリフは「マグマ」だった)。富士山麓への集結シーンでは、バラン・マンダと共に小サイズのギニョールモデルが現れるが、キングギドラとの闘いには参加していない。結局、復元されたぬいぐるみは怪獣ランドでの棲息描写にのみ使われている。頭部は新造で、耳の形と角の向きが違う。
バラゴン – Wikipedia
身長:25メートル
体重:250トン
正式名称は「バラナスドラゴン」。前後肢の巨大な爪と、背中の重なり合った大きなヒダを使い、自在に地中へ潜る。普段は前肢を地に付けた四足歩行形態であるが、戦闘時には後ろ肢で立ち上がることもある。