野生が炸裂するパーカッショニスト、アイルト・モレイラ

lessthanpanda
フュージョン界で縦横無尽の大活躍をしたリズムの申し子、アイルト・モレイラのまとめ。
Airto Moreira
アイルト・モレイラ(1941年8月5日-)
ブラジル、パラナ州出身のドラマー/パーカッショニスト。
英語読みではアイアート・モレイラとも。

6歳でヴォーカルやパーカッションのコンテストに優勝するなど神童ぶりを発揮
オスカー・カストロ・ネヴィス-Oscar Castro-Neves

15歳でプロのミュージシャンとして活動を開始
アイアート・モレイラ – Wikipedia

20才頃にセザル・カマルゴ・マリアーノと出会い、62年にサンバランソ・トリオを結成
パーカッション列伝〜アイアート・モレイラ

セザル・カマルゴ・マリアーノはブラジルの伝説的なピアニストで、当時ブームとなっていたジャズサンバを演奏していました。

66年にはエルメート・パスコアルのカルテート・ノヴォに参加
パーカッション列伝〜アイアート・モレイラ

エルメート・パスコアルはブラジル音楽が生み出した最強の変態音楽家。

マイルス・デイヴィスのトリオに参加したのをはじめ、ウェイン・ショーター「スーパー・ノヴァ」、ウェザー・リポート「ウェザー・リポート」等、フュージョンの名作に参加した
アイアート・モレイラ – Wikipedia

1968年に恋人(現在の妻)のフローラ・プリンを追って渡米した後は、”ジャズの帝王”マイルス・デイヴィスの目にとまり、当時のジャズミュージシャンがこぞって追求したブラジリアンリズムのキーマンとして、ジャズ/フュージョンの界隈で大活躍。多くの歴史的名盤を残しました。

みんなの評価

ブラジル人として最も著名なパーカッション/ドラム奏者
マランドロの耳:アイルト・モレイラ – livedoor Blog(ブログ)

ジャズの本場アメリカで活躍していたこともあり、ジャズ、フュージョン、スムースジャズなどのファンにはその名がよく知られています。

テクニックがどうこう言うより、どんな曲でも野生的・土着的なノリに変えてしまう怪人
Chick Corea | 私的名盤倉庫

彼のドラミングは他の大多数のドラマーのそれとは一風違い、常識に捉われない、まさに天才的なサウンドを聴かせてくれます。

フュージョンをどう捉えるかによって考え方は様々あると思いますが、それまでのジャズにはなかった「リズムの複雑化」に焦点を絞ってみた場合、アイアートの存在は俄然クローズアップされて来ます
見た目30代後半プランナーの音楽メモ:アイアート・モレイラ

ジャズの歴史を塗り替え、フュージョンというジャンルを確立したマイルス・デイヴィスの「ビッチェズ・ブリュー」のセッションにもアイルトは参加。ブラジル土着のリズムをジャズ界に持ち込み、リズムの多様化に貢献しました。

ブラジル音楽をベースに30年以上も主にアメリカジャズ界の第一線で活躍し、独自のスタンスを突き進んでいる
ブラジル民族文化研究センター

渡米と同時に数多くのブラジリアンパーカッションをアメリカに持ち込み、ジャズ、フュージョンにおけるパーカッションの可能性を大いに広げた。

参加音源


アイルトのリーダーアルバム「アイデンティティ」収録の1曲。ピアノにハービー・ハンコック、サックスにウェイン・ショーター、ギターにエグベルト・ジスモンチを迎えるなど、恐るべきメンバーで構成された知られざる怪作。
この曲はブラジル音楽界最大のカリスマ、エグベルト・ジスモンチ作曲。

7拍子のリズムが特徴的な、ジャズサンバの大傑作。サビのフレーズは誰もが一度は聴いたことがあるでしょう。

1988年のアルバム「Samba de Flora」より。
ドラムとパーカッションだけのイントロから始まり、一気にピアノ、ベースがなだれ込む高速ジャズサンバ。
http://www.youtube.com/watch?v=naQbZds4ZHU
1967年、ブラジル時代にエルメート・パスコアルらと結成したカルテットでの演奏。クアルテート・ノヴォはアイルトにとってプロのミュージシャンとして初めて認知された仕事となった。

演奏動画


ヴォーカル、パーカッションで魅せる神業。

ガラクタみたいなパーカッションで遊ぶ?アイルト・モレイラ
https://matome.naver.jp/odai/2136375260680061201
2016年05月27日