やはり、グダグダな対応。。。止められなかった責任はないのか
処分の見直しが、第三者委員会のヒアリングの結果だということであるが。。。パワハラが存在して、それを改善するのであれば、体制を一新するのが筋ではないのか。。。
ヒアリングの結果、無関係だったのか?
柔道女子日本代表の指導陣による暴力・パワーハラスメント問題で、辞任した園田隆二前監督らと同じ戒告処分を受けた貝山仁美、薪谷翠の両コーチについて、全柔連の倫理推進部会は14日、2人の処分撤回を18日の理事会に諮ることを決めた。
この問題を調査した全柔連の第三者委員会は2人への処分について「聞き取り調査もないままの処分で不適切」とし、全柔連に処分撤回を提言していた。
全柔連、暴力パワハラの2コーチ処分撤回へ (産経新聞) – Yahoo!ニュース
以前にこういった処分見直しの申し入れがあった。
<柔道女子>処分の見直し訴え…田辺監督代行ら3人
毎日新聞 3月4日(月)11時24分配信全日本女子の暴力問題で、全日本柔道連盟(全柔連)から、連帯責任として文書による戒告処分を受けた田辺勝女子監督代行(40)と女性コーチ2人が処分の見直しを全柔連に訴えていることが4日、わかった。田辺監督代行は毎日新聞の取材に「周囲からは『お前も暴力を振るったのか』と見られ、処分を受けたままでは指導を続けることが難しい」と訴えた。上村春樹会長は「(外部有識者による)第三者委員会の提言を待って、判断したい」と述べた。
田辺監督代行とともに見直しを訴えているのは、貝山仁美(35)、薪谷翠(32)の両女性コーチ。3人とも直接、暴力には関与していないが、既に引責辞任した吉村和郎強化担当理事、園田隆二女子監督、徳野和彦コーチ=役職はいずれも辞任当時=とともに指導陣の連帯責任として、1月19日付で文書による戒告処分を受けた。
<柔道女子>処分の見直し訴え…田辺監督代行ら3人 (毎日新聞) – Yahoo!ニュース
そもそも、どんな事件だったのか?
ロンドン五輪代表を含む女子のトップ選手15人が、園田監督やコーチによる暴力やパワーハラスメントを受けたと連名で告発していたことが明らかになった。
告発文書をJOCに提出したのは昨年末。トップ選手による集団告発はきわめて異例の事態だ。関係者によると、『女子日本代表チームにおける暴力及びパワハラについて』と題された文書は、練習での平手や竹刀での殴打や暴言、けがをしている選手への試合出場の強要などを訴え、全柔連に指導体制の刷新を求めているという。
“暴力&パワハラ”女子柔道15選手が集団告発! (2/4ページ) – スポーツ – SANSPO.COM(サンスポ)
園田監督は技の研究に熱心で理論に定評はあるが、熱血漢ゆえに行き過ぎてしまうタイプの指導者とされる。関係者によると、昨年の国際大会で選手を平手打ちしながら叱る園田監督に対し、欧米のコーチが制止する場面もあったという。
“暴力&パワハラ”女子柔道15選手が集団告発! (3/4ページ) – スポーツ – SANSPO.COM(サンスポ)
「『死ね』は、あいさつがわりだった」3月12日の答申は何だった?
柔道10+ 件女子日本代表ら15選手への暴力問題を検証した全日本柔道連盟の第三者委員会は12日、問題点と今後の提言を盛り込んだ報告書を全柔連の上村春樹会長(62)に提出した。同委員会の調査では、複数の選手が恒常的に暴力を受けていたことなど女子選手の肉声が初めて明らかになった。
女子選手へヒアリングを行った委員は、「先生(指導者)の機嫌が悪いと仲間がたたかれる。生きていくために慣れ、順応していくしかないと、自分たちで解決していた」と代表合宿での異様な雰囲気を告白された。香山委員も「『死ね』は、あいさつがわりだったと聞いている」と明かした。
【柔道】第三者委報告で選手肉声「先生の機嫌が悪いとたたかれる」:その他:スポーツ:スポーツ報知
第三者委は原稿用紙60枚分の報告書で「幹部にすら、指導過程上の暴力は許されると考える者が存在した疑いがある」と旧態依然とした組織を批判。女性理事の登用や法曹界など外部有識者の執行部入りを提言した。笠間委員長は「柔道10+ 件界は自分たちで培ってきた伝統に頭の中が支配されている。外の風を入れることが大切だ」と批判。さらに「大きな不祥事が起きた場合、組織のトップは調査、解明を行い、自らの責任も含めた対応をとる必要がある」と上村会長の責任にも言及した。
【柔道】第三者委報告で選手肉声「先生の機嫌が悪いとたたかれる」:その他:スポーツ:スポーツ報知
上部団体のJOCは全日本柔道連盟の「競技団体として対応をきちんとしてこなかったことが大きい」と処分案答申を行っているというのに・・・
柔道女子の日本代表合宿で監督などによる暴力行為があった問題を受けて、JOC=日本オリンピック委員会で加盟団体の処分などを検討する委員会は、14日に会合を開き、選手らの聞き取り調査の結果、「不当行為が確認された」として、全日本柔道連盟を処分する案を理事会に答申することになりました。
JOCの加盟団体審査委員会は非公開で行われ、青木剛委員長によりますと、会合では、選手やコーチなどの聞き取り調査を行ったJOCのプロジェクトチームの報告書を基に報告を受けたということです。
この中では、監督などによる暴力やパワーハラスメントといった不当行為が確認され、柔道連盟として、上層部がこうした不当行為を認識せず、改善や解決に向けた迅速な対応をしていなかったことが分かったということです。
これを受けて委員会は、柔道連盟を処分する案を今月19日の理事会に答申することを決めました。
全日本柔道連盟の処分案答申へ NHKニュース
第三者からのヒアリングは「聞き取り調査」じゃない? 影落とす実名告発問題
自民党の橋本聖子参院政審会長は6日午前、柔道女子日本代表での暴力問題を告発した選手15人の名前は公表されるべきだとの認識を示した。党参院議員総会で「長年のいろいろな問題を訴えることには非常に大きな責任がある。選手一人一人が理解しなければいけない」と述べた。
橋本氏は日本オリンピック委員会(JOC)理事で、選手の聞き取り調査をするためにJOCが設置した「緊急調査対策プロジェクト」のメンバーを務める。
総会では「プライバシーを守ってもらいながらヒアリングをしてもらいたいというのは、決していいことでない」と指摘。「あまりにも選手のプライバシーを守ろうとする観点から、15人の選手が表に出ていないことをどう判断するか。非常に大きな問題だ」と語った
柔道暴力問題 告発選手の名前公表を…自民・橋本聖子氏 — スポニチ Sponichi Annex 柔道
プライバシーを守ってもらいながらヒアリングをしてもらいたいというのは、決していいことでない・・・・???
橋本聖子氏は、その後言い方を変えているが・・・
橋本聖子政審会長の事務所はその発言の後で、「橋本は氏名を公表すべきとする発言はしていない。『氏名を公表しないことに厳しい意見もあり、どういう方法で選手を守りながら、経緯や事実を明らかにするべきか検討すべき』という考えだ」との文書を報道各社に送ったとされます。自民党参院議員総会での発言とはかなり趣旨が変わっているようには思います。
橋本氏の趣旨がどうかというよりも、自民党参院議員総会での橋本氏の発言のような意見が根強くあることは事実でしょう。告発するなら自殺するくらいの覚悟を持て、というようなもの。こうしたことがベースになるなら、告発はほとんどできない、ということになります。
全日本女子前監督の暴力行為を告発した柔道の女子選手の実名公表は告発者に大きなリスクを背負わせる(児玉 克哉) – 個人 – Yahoo!ニュース
自分の為でなく、後輩のためにも匿名にしかたったのに。。。
全柔連への声明文に名を連ねた選手らは「監督に背いたら、所属先から五輪候補が永遠に選ばれない。後輩に迷惑をかける」と思ったという。
【村田雅裕のスポーツ曲論】柔道代表監督はそんなに偉いのか…陸上、水泳との比較で際立つ“異常性”(2/3ページ) – MSN産経west