もう読んだ?震災の「人間ドラマ」が詰まったスゴ本5選

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東日本震災の出来事や体験を記した本をまとめました。あのとき、あの場所で生きた人間のドラマが詰まった本を選びました。

こどもの目から見た大震災

文藝春秋増刊「つなみ 被災地のこども80人の作文集」 2011年 8月号
東日本大震災による津波に直面した子供たちが、地震の瞬間や、津波を目の当たりにしたとき、何を感じたのか。

家族や親友を失った悲しみ、避難所の暮らし、そして今、何を支えにしているのかを綴った文集。

半分以上は直筆文章を原稿用紙のまま掲載。

東日本大震災のおよそ3カ月後に、発売されたムックは18万部のベストセラーとなった
森 健『つなみ 被災地の子どもたちの作文集 完全版』 | 特設サイ…

今回の震災に際して、もう二度と悲劇を繰り返さないためには、また、将来にわたってこの惨事を伝えていくのに、何ができるのか。
そう考えたとき、子どもの作文こそ有効ではないかと思いました。
「つなみ 被災地のこども80人の作文集」

著者のコメント

ママのくるまがながされた。
お父さんとガレキの中に立っていました。
つなみは黒くてくさかったです。
町が海にしずんでいきました。
やけた船がながされていました。
かあちゃんが「みんなでうちに帰ったら泣こうね」と言いました。
戦争が終わったあとの町みたいでした。
1464夜『つなみ』文藝春秋8月臨時増刊号|松岡正剛の千夜千冊

本書からの一部引用

小島慶子@account_kkojima

キラ☆キラでも紹介した文藝春秋8月臨時増刊号『つなみ』が届いた。津波を経験した子どもたちの率直な文章に改めて言葉を失う。

それでも新聞をつくり続けた。被災者に寄り添った社員たちの全記録

河北新報のいちばん長い日 震災下の地元紙
東北とともに歩んできた河北新報は、まぎれもなく被災者の1人でした。

それでも「被災者に寄り添う」をモットーに、地元紙ならではの視点をもって、東北の読者のための紙面づくりを続けた。

現場記者たちの葛藤、編集方針をめぐる対立もあり、まさに「クライマーズ・ハイ」のノンフィクション版。

3月11日の、その当日から、奇跡的と言ってもよいだろう、翌日の朝刊を作り上げる12日の未明までの河北新報の活動がドキュメンタリータッチで描かれている
[書評]河北新報のいちばん長い日 震災下の地元紙(河北新報社) :…

とんでもないことがおこったのだ。そのとんでもないことを報道しなければならない新聞社そのものが、仕打ちを受けたのだ。だからこそ、本書が報告するのはその葛藤と決断の経緯なのである
1459夜『河北新報のいちばん長い日』河北新報社|松岡正剛の千夜千冊

新聞記者独得の「文」が、瞠目の事実の前に立ち向かっては打ちのめされる刻一刻の未曾有の現実を、まるで切り立て急き立てるように端的に告知している
1459夜『河北新報のいちばん長い日』河北新報社|松岡正剛の千夜千冊

350時間14分のCMカット連続生放送

ラジオ福島の300日
すべての、被災した県民と、共にあるためにーー東日本大震災発災から350時間14分の、自ら収入を断つことに他ならないCMカット連続生放送。

社の存続さえ危ぶまれるなか、ラジオ福島はインターネットとの連動型災害放送で県内外、海外へも声を届け、多大な支持を集めた。

放射能への不安を胸底にかかえながら、誰に何をどう伝えるべきかに苦悩し奔走して、ラジオの新たな地平を示した、社員55人、中継車2台の小さな放送局の、2011年3日11日から1年間の闘い。

地震、津波、原発事故の混乱と不安の中で県民に情報を届け、励まし続けたアナウンサーや社員の行動、心境をつづる
きめ細かな報道を本に 3月17日発売 ラジオ福島の300日 | …

ラジオ福島が震災から1年間どのような困難に直面し、どう乗り越えてきたのか、そして、これからどう歩もうとしているのか
あのとき、福島は、福島を、福島に向けてこう語った:日経ビジネス…

災害時のメディアの役割について、そしてこれからの役割について一考するため、「舞台裏」を知っておいて欲しい
SYNODOS JOURNAL : 「被災の経験を悲劇にしないために」のブックリ…

ここに必ず「人間のドラマ」がある、伝えなければいけないことがある、私にできるのはこれだ、と思いました。
あのとき、福島は、福島を、福島に向けてこう語った:日経ビジネス…

著者のコメント

ラジオ福島の公式Twitter

遺体安置所をめぐる極限状態に迫る

遺体―震災、津波の果てに
2011年3月11日。40000人が住む三陸の港町釜石を襲った津波は、死者・行方不明者1100人もの犠牲を出した。

各施設を瞬く間に埋め尽くす、戦時にもなかった未曾有の遺体数。

次々と直面する顔見知りの「体」に立ちすくみつつも、人々はどう弔いを成していったのか?生き延びた者は、膨大な数の死者を前に、立ち止まることすら許されなかった。

東日本大震災の「今」について、震災直後から被災地取材を行い、遺体安置所から見た人間像をテーマにしたルポルタージュ
SYNODOS JOURNAL : 今だから話せる「3・11」のこと ——「現地…

著者はこのようなルポルタージュにしたことについて、「あとがき」で次のように書いている。

「震災後まもなくしてメディアは‘復興’を謳うようになったが、現地に入って見て、被災地の人々がこの数え切れないほどの死を認めないかぎり、復興はありえないと思った」
1460夜『遺体』石井光太|松岡正剛の千夜千冊

「復興とは家屋や道路や防波堤を修復してすむ話ではない。人間がそこで起きた悲劇を受け入れて、それを十字架のように背負って生きていく決意をかためて、初めて進むものなのだ」
1460夜『遺体』石井光太|松岡正剛の千夜千冊

いちは@Willway_ER

マスコミは震災直後は津波映像で盛り上がっていたが、すぐに原発問題に飛びついて、津波被害は置き去りにされてしまった。あれから一年以上が過ぎた今、多くの人たちに読んで知って欲しい、あの当時の現実がこの本の中にある。 遺体 震災、津波の果てに psichiatra.blogspot.jp/2012/03/blog-p…

100人以上のキーパーソンの取材によって次々に明らかになる新事実

メルトダウン ドキュメント福島第一原発事故
日本を崩壊寸前に追い込んだ福島第一原発事故。

首都圏壊滅、3000万人避難の未曾有の危機に際して、官邸、東京電力、経産省、金融界では、いったい何が起きていたのか?

菅直人、勝俣東電会長、経産省官僚などのべ100人以上の関係者を取材してわかった驚愕の新事実の数々。

原発爆発で示された日本のベスト&ブライテストたちの「失敗の本質」をあますことなく伝えたノンフィクション。これは実際に起きたことなのだ
SYNODOS JOURNAL : 「被災の経験を悲劇にしないために」のブックリ…

死に体の東電を生かしておく、気の遠くなるようなコストと時間。それを誰も口にする勇気がない。本書は、そこに切り込んだ数少ない試みである
大鹿靖明著「メルトダウン ドキュメント福島第一原発事故」書評:…

IWAISAKI NOBUMITSU@niwaisaki

大鹿靖明「メルトダウン ドキュメント福島第一原発事故」。もしフィクションだったなら読み始めたら止まらない面白さ。でもこれがノンフィクションだという絶望… ow.ly/8IrvQ
https://matome.naver.jp/odai/2136298523735312801
2013年03月12日