セキュリティの高いパスワードを作成することは重要なのですが、メモを残したりすると何の意味もありません。筆者が実践している、メモをとらずとも、セキュリティの高いパスワードを覚えるためのコツをまとめました。
強固なパスワードとは?
①パスワードには8文字以上が理想。(14文字以上ならなおよし)
②英大文字、英小文字、数字、記号から最低3つを組み合わせる。
③名前、誕生日、電話番号、メールアドレスなど情報元がカンタンに類推できる文字にしない。
④設定方法に例示されているパスワードをそのまま使わない。
⑤誰でも知っている単語や頭文字を使わない。
⑥連続した数字(0123)や、キーボードの連続した文字列(asdf)などを使わない。
⑦同じ文字を連続して使わない。
⑧パスワードをメモしない
⑨パスワードをメールで送信しない。
⑩同じパスワードを使いまわさない
⑪定期的にチェックし、時々新しいものに変更する。
全部満たすと
ステップ1:覚えやすい、忘れない単語を探す
パスワードは人に知られてしまっては意味がないので
メモを貼らずに覚えられるものにします。
縁が深い数字から拝借する
例えば好きなキャラクターの誕生日など、絶対に忘れない数字をパスワードの一部に使います。
たとえば、誕生日が2008年2月12日生まれであれば「20080212」という数字がでてきます
ステップ2:単語と単語をくっつける
ステップ3:適当な記号を任意の場所にいれてみる
ステップ4:情報を並び替える
類推しにくくする。
覚えやすい単語の単純文字列を一定の法則に基づき並び替えます。
例えば、逆から並べると『!21208002tac』これだけでも、類推がしにくくなります。
例えば、逆から並べると『!21208002tac』これだけでも、類推がしにくくなります。
これだけで、安心できるパスワードに
一定レベルのセキュリティを保てました。
英文字+数字+記号×文字数の難しさのパスワードがかけられたので、パスワードを総当りでクラックするツールをつかってもそれなりに耐えうるでしょう。
パスワードをメモに残さないために
ヒントを書いておく
パスワードのヒントを残す。
『!21208002tac』
例:好きな動物が死んだ!
(好きな動物=ネコが、死んだ=誕生の反対なので、誕生日の逆順から)
など、自分が思い出すきっかけになる言葉をメモとして残しましょう。
『!21208002tac』
例:好きな動物が死んだ!
(好きな動物=ネコが、死んだ=誕生の反対なので、誕生日の逆順から)
など、自分が思い出すきっかけになる言葉をメモとして残しましょう。
パスワードの種類を決める
サービス単位でパスワードを変えるのが理想ですが、10も20も使いはじめると覚えきれないでしょう。
例えば、
Webメールは、パスワードA
SNSは、パスワードB
などといったように、用途に合わせてパスワード種類をつくると覚えやく、セキュリティもある一定は保たれるでしょう。
定期的にパスワードを変更する
一定の法則を加えます
『!21208002tac』であれば、
更に単語の並びをいれかえてみるとか、一工夫いれるとよいでしょう。
『tac!21208002』
ただ、パスワードを変更しすぎるとさすがに記憶しきれないと思うので、変えるのであれば、カンタンにバレない程度のヒントを都度残す癖をつけた方がよいでしょう。
https://matome.naver.jp/odai/2136258270260020101
2013年03月07日
パスワードを忘れてしまう。
全部を満たすとパスワードは強固かもしれませんが、自分自身もとても覚えられないものになります。