茂木健一郎さん 連続ツイート第866回「英語に細かい文句言ってくるやつは、気にしなくていい」

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★ 連続ツイート ★

連続ツイート第866回をお送りします。文章は、その場で即興で書いています。本日は、ああ、そういえば系ツイート。

茂木健一郎@kenichiromogi

えき(1)最近、あるところである人たちと話している時に、そういえば、英語の表現をしたとき、細かいところに難癖をつけてくるのって、日本人だけだよね、という話になった。そういえば、私も、ツイッターの英語アカウント(@kenmogi)や、英文ブログで、そういうことがあった。

茂木健一郎@kenichiromogi

えき(2)何を伝えるか、ではなくて、英語が正しいか正しくないか(多くの場合、それは、連続のスペクトラムを持っているのだけれども)の方に、神経質に気がいってしまう。これは、もう、日本の欠陥だらけの英語教育の犠牲者だとしか言いようがなく、お気の毒というべきだろう。

茂木健一郎@kenichiromogi

えき(3)問題なのは、そういう「英語のどうでもいい細かいところに文句を言ってくる愚か者」のせいで、日本人が、英語で自分を表現することに臆病になっている傾向があることで、そのせいで、英語がコミュニケーションのツールでなくて、入試や検定試験(私の天敵TOEIC)の方便になっている。

茂木健一郎@kenichiromogi

えき(4)これは、英語話者と実際にやりとりした人は誰でも知っていることだけど、特殊な文脈(英語自体を教えるクラスだとか)でない限り、ネイティヴたちが英語の細かいところに文句を言ってくるということはまずない。だって、何を言いたいのか伝えたいのか、それを把握することの方が大切だから。

茂木健一郎@kenichiromogi

えき(5)だいたい、本人たちもいい加減で、私のケンブリッジの恩師ホラス・バーローなど、書いてくるメールにスペルミスとか不完全なセンテンスなんて普通にあった。もちろん、格調高い英文も書けるけれども、何しろいそいでぱぱぱぱとタイプしているから、細かいことは気にしないのだ。

茂木健一郎@kenichiromogi

えき(6)つまり、英語に細かい文句を言ってくる人たちは、何か伝えたいことや、聞きたいことがあるわけじゃないんだよね。CWニコルさんは素晴らしい作家だけど、彼が日本語で話しているとき、その表現にいちいち日本語としておかしいとケチつけないでしょ。ニコルさんの声に耳を澄ますでしょ。

茂木健一郎@kenichiromogi

えき(7)日本の英語教育自体が、「伝える内容ではなく、細かいところに文句をつけてくる愚か者」みたいな存在。以前聞いた話。英語嫌いだった中学生の男の子が、ロックバンド好きになって、そのことをわーっとたくさん英語で書いたら、評点は0。文法ミスがあったからだって。精神の殺人事件だよね。

茂木健一郎@kenichiromogi

えき(8)だから、「英語に細かい文句言ってくるやつは、気にしなくていい」。私のように、英語専用のアカウント(@kenmogi)をつくってつぶやくか、あるいは日本語アカウントで混ざってもいいから、とにかく自分の言いたいことを、ばしばし英語で発信することをおすすめします。

茂木健一郎@kenichiromogi

えき(9)それと、自分自身が、英語の表現に細かい文句をつける人だったり、TOEICのスコアをごちゃごちゃ言う人だった人たちは、ぜひ反省して欲しい。意味ないからね。フランツカフカのドイツ語は、不完全だったらしいけど、独特の味があったらしいよ。そういう話はよく聞くし、面白い。

茂木健一郎@kenichiromogi

以上、連続ツイート第866回「英語に細かい文句言ってくるやつは、気にしなくていい」でした。

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茂木健一郎@kenichiromogi

友愛研究会キックオフミーティングにおける、茂木健一郎(@kenichiromogi)、波頭亮(@ryohatoh)のスピーチ。with respect to 鳩山由紀夫(@hatoyamayukio) bit.ly/VtWL59
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2013年02月18日