●「B-CASカード」不正書き換えプログラム販売で男性を逮捕
有料放送を無料視聴できるよう「B-CASカード」を不正に書き換えるプログラムをインターネットで販売したとして、京都府警サイバー犯罪対策課は、不正競争防止法違反容疑で、自称自営業の男性(41)を逮捕した
時事ドットコム:不正プログラムの販売容疑=B−CASカード書き換え−「激裏情報」管理者を逮捕
逮捕容疑は2012年5月23日ごろ、有料放送の契約をしなくても番組を視聴できる機能を持つプログラムを不特定多数のネット利用者に送信できる状態にした疑い
時事ドットコム:不正プログラムの販売容疑=B−CASカード書き換え−「激裏情報」管理者を逮捕
●男性が運営していた有名サイト「激裏情報」
男性は、1996年から違法行為などの情報を有料会員に提供するサイト「激裏情報」を実質的に運営
「激裏情報」の運営者逮捕 不正B—CAS提供疑い|さきがけonTheWeb
年間1万円の会費を支払えば、情報を無制限に入手できる仕組みで、約5000人の会員がいる
時事ドットコム:不正プログラムの販売容疑=B−CASカード書き換え−「激裏情報」管理者を逮捕
●2012年より問題視されていた「B-CASカード」の不正改造
不正視聴には数千円で市販されているICカードリーダーと、ネットでダウンロードできるシステムファイルが使われた
:日本経済新聞
システムファイルの誘導に従って操作を進めると、2038年まで「スカパー!」などの有料放送を自由に視聴できるようになった
改造方法は2012年頃にネット上で出回り、B-CASカードが同梱されているデジタル放送チューナーやカードリーダーの売れ行きが伸びるなどの現象が起きていた
スカパー、改造B-CASカードによる無料視聴に「法的措置も」 – ITmedia ニュース
●「見当がつかない」不正利用者数
B―CASカードはデジタル放送が視聴可能なテレビに付属
組幹部、不正B-CASカード使う 福岡県警が容疑で逮捕 :日本経済新聞
B―CASカードは現在、約1億5000万枚が発行
:日本経済新聞
1億5000万枚のうち不正視聴がどの程度に上るか見当がつかない
:日本経済新聞
放送局関係者の話
●今後、不正利用者にも逮捕の可能性?
また、スカパーJSAT・WOWOW両社は、改造B-CASカードを利用した、不正視聴行為に対し損害賠償請求を含めた法的措置を検討していると2012年にコメントしている。
2012年、京大防災研究所職員が自宅でB―CASカードのプログラムを書き換えて不正カードを作った上、チューナー内蔵のレコーダーに不正カードを差し込んだ疑いで逮捕
:日本経済新聞
京都府警サイバー犯罪対策課による逮捕。職員は、自分のブログで不正カードの作成方法を公開していた。また、逮捕容疑は、電磁的記録不正作出・同供用の疑い。
スカパーJSAT・WOWOWは、改造B-CASカードについて認識しており、不正視聴行為に対し損害賠償請求を含めた法的措置を検討するとのコメントを公表
スカパー、改造B-CASカードによる無料視聴に「法的措置も」 – ITmedia ニュース
2012年。
「違法カードの製造・販売は不正競争防止法違反にあたり、利用者も損害賠償の対象になると捉えている」
朝日新聞デジタル:B—CASカード不正「きっちり処罰を」 民放連会長ら – 社会
2012年、WOWOW・和崎信哉社長によるコメント
●ネット上の反応
たまごかけごはん+(野津田満腹計画)@ktgohan
海本広樹@umimoto_hiroki
鬼軍曹@kamiyaidumi
昔からこのサイト自体は知ってたが、意外とマジなサイトだったんか? <不正プログラムの販売容疑=B―CASカード書き換え―「激裏情報」管理者を逮捕> nico.ms/nw517888 #niconews
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