まずはロンドンオリンピックでの実施競技・種目を見てみます。
ロンドンオリンピック2012 実施競技・種目比較 – JOC
男子にあって女子にない、という競技が多い中、「男子新体操」は未だに種目入りせず。面白いんですけどねー。
IOC(国際オリンピック委員会)が、レスリングをオリンピックの「中核競技」から除外することを決定。
レスリング 除外の経緯は NHKニュース
ちなみに、中核競技から外すことを検討されたのは、レスリングの他にホッケー、テコンドー、カヌー、近代五種の4競技。
レスリングが五輪競技から除外の危機に陥った理由として、オリンピックの商業化と、伝統にあぐらをかいてロビー活動や競技の面白さが伝わりやすくなる努力を怠ったため、との分析も。
五輪の名門競技・レスリングが 除外の危機に陥った理由|SPORTS セカンド・オピニオン|ダイヤモンド・オンライン
ちなみにレスリングは長いオリンピックの歴史の中で、実施されなかったのがたった1回だけとのこと。つまり、一度も途切れなかった陸上競技、競泳、体操、フェンシングと、同じく一度だけしか途切れたことがない射撃、自転車と並んで最も伝統ある競技と言える。
16年のリオデジャネイロ五輪からは、ゴルフと7人制ラグビーの採用が決定している。
レスリング五輪から除外も1枠争う候補に – スポーツニュース : nikkansports.com
スポーツクライミング、スカッシュなどは、五輪種目への採用を目指して活動中。
五輪新競技採用目指し魅力アピール NHKニュース
ロンドンオリンピックでは、野球とソフトボールが競技種目から外れたのも記憶に新しいところ。
ロンドン五輪で野球とソフトボールが除外! – ライフスタイル – nikkei BPnet
野球・ソフトボールの場合、国際的な普及度が低いこと、大リーグのプロ選手など、トップ選手が参加できない可能性が高いこと、特にロンドン(イギリス)には野球場がなく、新規建設しても観客動員が見込めないことなどが挙げられていたとか。
実は消えていったオリンピック種目は過去にも多々ある。
ニュース – 文化 – 消えていったオリンピックの競技種目 – ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト(ナショジオ)
近代オリンピック初期には「綱引き」や「立ち幅跳び」、「熱気球レース」なんていう種目もあったんだそうです。