統計データの解説
PRIDEと名のついた全64大会、560試合から統計データを算出。
PRIDEナンバーシリーズ 34大会
PRIDEグランプリ 13大会
PRIDE武士道 13大会
PRIDE男祭り 4大会
全560試合
試合ルール
初期は立ち技限定ルールの試合も少数行われている。
柔術限定の試合もある。
2001年のPRIDE13から試合ルールが安定するが、
グランプリなどでは主に試合時間を短縮したルールが採用される。
中期以降も時間切れ引き分けが採用されたルールや、
特殊ルールが採用された試合もある。
判定決着 166試合 29.6%
主にマストシステム(引き分けのない判定)が採用されている。
KO決着 186試合 33.2%
KOのみの公式表記は73試合
TKO全体で113試合
TKOの内容内訳は
TKOのみの表記58試合
レフェリーストップ 26試合
ドクターストップ 15試合
タオル投入 15試合
TKOには関節技による「見込み一本」が含まれているため
統計に重複が発生し、合計数字が一致しない事情がある。
KO決着の決まり手
ダウンシステムが採用されているボクシングなどとは異なり、
ダウン後の追撃が認められた総合格闘技はKOによる決まり手は表記が困難である。
実質的に失神に追い込んだ打撃の後にパウンドで追撃して
KO決着となる場合が最も多い。
また、レフェリーストップと裁定された試合も、
負けた選手が失神に追い込まれていることも多いため、
KO決着とレフェリーストップによる有為な差は認められない。
関節技による一本決着 152試合 27.1%
関節技による決着の内訳
腕ひしぎ十字固め 58試合
スリーパーホールド(チョーク) 25試合
チキンウイングアームロック 12試合
肩固め 9試合
三角絞め 8試合
ヒールホールド 7試合
V1アームロック 7試合
フロントチョーク 5試合
前腕チョーク(ギロチン) 3試合
首固め(ネッククランク) 3試合
アンクルホールド 3試合
膝十字固め 3試合
アキレス腱固め 2試合
スピニングチョーク 2試合
ダブルアームバー 1試合 (アレクサンダー大塚 )
袈裟固め 1試合 (中尾“KISS”芳広)
ストレートアームバー 1試合 (瀧本誠)
袖車絞め 1試合 (吉田秀彦)
片羽絞め 1試合 (吉田秀彦)
トライアングルアームバー 1試合 (青木真也)
その他の決まり手
●ドロー(引き分け) 10試合
特殊ルール採用による引き分け、初期のルールが不安定な時期に多くみられる
●無効試合 5試合
意図せぬ反則、試合後の薬物検査、試合後の抗議など
●ギブアップ(タップアウト) 4試合
打撃によるギブアップが主な理由で実質的にはKOがほとんど
●反則 4試合
ロープ掴み、サミング、金的など
●中止 1試合
入場時の演出装置の事故
●試合放棄 1試合
◯桜庭和志×ガイ・メッツァー×
●不戦勝 1試合
◯ディーン・リスター×パウロ・フィリォ×
短時間決着
【2秒】
◯マーク・コールマン 藤田和之×
タオル投入(実質的な不戦勝)
【11秒】
◯アスエリオ・シウバ 山本憲尚×
マウントパンチ
【11秒】
◯ボブ・サップ 田村潔司×
マウントパンチ
【11秒】
◯ルイス・アゼレード 小谷直之×
パウンド
【12秒】
◯エメリヤーエンコ・アレキサンダー ジェームス・トンプソン×
左フック
【15秒】
◯エメリヤーエンコ・アレキサンダー ヒカルド・モラエス×
パンチ連打
総合格闘技イベントPRIDE。
日本の格闘技ブームを牽引していた
伝説の団体の全560試合から統計データを算出。