購入者が値段を決められる! 電子書籍ストア「言い値書店」が開設

amnesi

◆ ニュース記事

電子書籍の価格を販売者ではなく購入者が値段を好きに決められる電子書籍ストア「言い値書店」がオープンした。

購入者は値段を0~2000円の間で50円刻みで決めることができ、0円でのダウンロードも可能。TwitterまたはFacebookアカウントでのログインが必要で、支払いはPayPalを利用する。

◆ ストアはこちら


https://matome.naver.jp/odai/2135953707841433501/2135953790541562603

◆ 制作者のコメント

言い値販売モデル(Pay what you want Model)は、海外では既に注目されているようです。

海外の事例をそのまま日本にとは行きませんが、電子書籍の注目度とさらにKDPをはじめとして個人作家の注目度が上がっている今、おもしろそうだなという思いで作ってみました。

制作されたのはフリーのプログラマーさんだそうです

販売者にとって一番の不安は「0円での購入がどれだけの割合を占めるか」という事だと思います。言い値書店では「0円で購入した場合は、購入したユーザーのTwitterもしくはFBのアカウントがわかる」ようになっています。0円なので利益はありませんが、どんな方が自分の作品を購入したかというのは有益なデータであると思います。

もちろん、有料で販売された場合にはシステム利用料を差し引いた額をお支払いいたします。
システム利用料は販売額の 15% + 7円 です。この内PayPal手数料が 5% + 7円 です。

利用料も結構リーズナブルなのではと思います。

Twitter、Facebookとの連携でデータが取れるのも面白いですね

◆ 購入、販売ともに詳細はQ&Aにまとまっています

アップロードできるファイルの形式や容量、
作者への支払いについての詳細が載っています

◆ まずは「言い値書店 取扱説明書」をダウンロード!

TwitterかFacebookのアカウントでログインして実際の購入が可能になります。
テストで取説をDLしてみると、すごい簡単でしたw

◆ 参考:Amazonの書籍販売、KDP

こちらも個人で出版できる形になっています。
(価格は販売者が決めます)

KDPでは最大で70%のロイヤリティを手にすることができます。

◆ 感想

実際のところ運営元が経営的に成り立つのかどうかも含めて
なかなか面白い試みなので、ぜひ定着してほしいですね。

敷居も割りと低めですし、ロイヤリティも割りと良いので
自分も何か出してみようかな~という気にさせてくれますね!

◆ 販売に出してみました!

txtファイルでお手軽に出版してみましたw

無料で公開している作品なので、
売れてくれ~とは思いませんですハイ

◆ そしたらば・・


https://matome.naver.jp/odai/2135953707841433501/2135954463842374303
え~、ご祝儀でしょうか?

1冊売れましたw

◆ 速攻でアップデートもされています

2月1日より、無料(0円)にて購入した書籍に限り有料購入への切り替えができるようになりました。
「読み終わってから支払いたい」という声を多数聞いていましたので、機能として実装するに至りました。

利用方法としては、購入履歴ページに無料で購入した書籍に限り有料購入に切り替えるというリンクが表示されますので、
そこからPayPalを利用して50円~2,000円までの間で支払いが可能です。

対応の速さはさすがです。
買って読んでから、満足度によって支払いできる機能が追加です。

https://matome.naver.jp/odai/2135953707841433501
2013年02月01日