■糸井「やりましたぁ!」自力V復活のプロ初サヨナラ打
逆転Vの夢を乗せた糸井の打球は一直線で右中間席へ飛び込んだ。延長10回2死走者なし。近藤の148キロ直球を完璧に捉えた。バットを放り投げ、ゆっくりとダイヤモンドを一周。「やりましたぁ! この甲子園で打てて最高の気分です」と絶叫した。プロ14年目で初のサヨナラホームランで、阪神の自力Vを復活させた。
「あの悔しさは忘れない。本当にあと一歩のところやった」。オリックス移籍2年目の2014年10月2日のソフトバンク戦(ヤフオクD)。勝てば優勝を手中に収める天下分け目の一戦で、3打数2安打2四死球と気を吐いた。だが1―2で延長10回サヨナラ負けしてV逸。その悔しさを胸に刻む糸井は、優勝に飢えている。
【阪神】糸井「やりましたぁ!」自力V復活のプロ初サヨナラ打 (スポーツ報知) – Yahoo!ニュース
日本ハム時代はレギュラーに定着した09年から2度のリーグ優勝を経験したが、チームを引っ張っていたのは稲葉(現侍ジャパン監督)ら先輩たちだった。「憧れでお手本のような選手」。いつかは自分も―。タイガースの主軸として、その劇弾で、優勝に導く可能性をよみがえらせた。
右脇腹痛からスタメンに復帰した18日の広島戦(京セラD)から11試合連続安打。この間の打率は3割8分3厘(47打数18安打)、4本塁打、8打点と手が付けられない状態だ。今季6度目のサヨナラ勝ちを決めた超人の一発に、金本監督も「これがスーパーベジータか!」と驚きの表情を見せるしかなかった。
首位とのゲーム差を6・5に縮めた。9、24日に続いて広島の優勝マジックを消滅させた。貯金も今季最多の14。「一戦も落とせない戦いが続いている。次につなげないといけない」。背番号7は悲願のVをまったく諦めていない
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■糸井、右脇腹痛め途中交代…登録抹消濃厚 ロジャース緊急昇格も
阪神・糸井嘉男外野手(35)が17日の広島戦で途中交代し、18日の出場選手登録抹消が濃厚になった。5回の打席で空振りした際に右脇腹を痛めたもよう。代わって今月上旬に加入したジェイソン・ロジャース内野手(29)の緊急昇格が見込まれる。
西岡が復帰を果たした同じ日、糸井が姿を消した。5回1死二塁。カウント2―1からの4球目を空振りした際に体勢を崩し、右手で右脇腹を押さえるそぶりを見せた。すぐに駆け寄ったトレーナーらに付き添われてベンチ奥へ。打席途中で代打の高山を送られた(記録は糸井の三振)。
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/07/18/kiji/20170718s00001173130000c.html
試合途中にはクラブハウスへ引き揚げ、試合後に尼崎市内の病院で検査を受けた。金本監督は「ちょっと痛そうだったので。まだ(詳細を)聞いていない。結果が分かっていない。ちょっと心配ですね。右脇腹を押さえていたから」と表情を曇らせた。
糸井は右膝関節炎で今春キャンプを別メニュー調整。開幕後も6月9日のソフトバンク戦中に左太腿裏の軽い筋挫傷を発症し、8試合に渡って先発を外れた。登録を外れれば、オリックス時代に古傷の右肘と右足首が悪化した15年7月以来だ。
2軍調整中のロジャースは四国アイランドリーグplus・香川とのプロ・アマ交流戦に「5番・一塁」で出場して3打数2安打。6日の来日から実戦3試合で計7打席を消化し、「日々少しずつ良くなっているし、いつでもいける状態」と自信を示していた。緊急事態で新助っ人に寄せられる期待は大きい。
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/07/18/kiji/20170718s00001173130000c.html
■阪神・糸井 23日から広島3連戦で3番復帰へ 金本監督「行ってもらう」
首位を引きずり下ろすのはこの男しかいない。3ゲーム差で追う広島との直接対決で再開するリーグ戦。阪神・金本知憲監督(49)は、8試合連続でスタメンから外した糸井を満を持して復帰させることを明言した。
「行けるやろう、うん。行ってもらうしかないし。(フル出場は)それはわからない。足の状態にもよるけどね」
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/06/20/kiji/20170619s00001173337000c.html
9日のソフトバンク戦で発症した左太腿裏の軽い筋挫傷は、ほぼ完治している。練習でアルプス席の階段を猛ダッシュで駆け上がるなど、回復ぶりをアピールしているのも分かっていた。ただ、長いシーズンを考えれば、長期離脱だけは絶対に避けなければならない。“試合に出たい”という糸井の気持ちを十分に理解しながら、そして、“早く使いたい”という指揮官自身の気持ちも抑えこんで、ここまで我慢してきた。
「まあ、本人が1番不甲斐ないというか。(そういう)気持ちは十分あるんで、彼は」
9回に代打で右前打を放った18日の楽天戦で交流戦は終了。19、20日は休養日、21、22日が練習日となっており、コンディションを整えるには十分な期間がある。片岡打撃コーチは「基本的に3番やね。鳥谷、福留、糸井の3人がずっと引っ張ってきて、その(糸井不在の)間はみんながカバーして何とか交流戦を終えることができた」と、中軸で起用することを示唆した。
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/06/20/kiji/20170619s00001173337000c.html
■ 自己ワースト28打席連続無安打、険しい表情「何もない」
はまり込んだトンネルの出口が見えない。阪神・糸井は4打席無安打に終わり、自己ワーストを更新する連続無安打が7試合28打席まで伸びた。その間は犠飛などがなく、四死球や失策で塁に出ることもない屈辱的な“1人完全試合状態”だ。
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/05/25/kiji/20170525s00001173124000c.html
全体練習前には早出特打を実施。片岡打撃コーチの指導を受けながら約30分間で106スイングした。柵越えは17本を数え、復調へ必死だった。ところが試合では二ゴロ、二ゴロ、一ゴロ、右飛。最終9回、フルカウントからカミネロの直球を捉えた打球は角度が付いて上がっても右翼フェンス手前で失速した。
帰り道では険しい表情で「何もないよ」とだけ言い残した。打率・265まで下降。生涯打率も・2999となり、この先も6打数無安打が続けば、・2994となって数字上でも“生涯3割”から陥落する窮地に直面した
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/05/25/kiji/20170525s00001173124000c.html
どうした?糸井 虎最長12打席快音なし 打率3割切った
頼みの阪神・糸井が精彩を欠いた。最大の好機だった6回無死一、二塁。2点差を追い、反撃の一打に期待を集めながら原樹の初球シュートを打ち損じて一ゴロに倒れた。打率4割を超える得点圏で本来の勝負強さを見せられなかった。
1、4回はいずれも中途半端なスイングが目立って連続三振。投手が石山に代わった8回も左飛に終わった。3試合連続無安打は昨年6月18、19日(広島戦)、20日(阪神戦)以来で、阪神移籍後は初。12打席連続無安打も今季最長で、打率3割の大台を割ったのは4月29日以来だ。
切り替えを問われ、「はい」とうなずき、内角攻めについても「来ていない」とだけ振り返った。金本監督は「練習では、そんなに悪く見えないんだけど…」と首をひねり、疲労への心配を「そうですね」と認めた。
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/05/20/kiji/20170519s00001173278000c.html
糸井 甲子園初の3安打で逆転口火打「よっしゃー!疲れたー!」
阪神の逆転勝利の突破口を開いたのは、糸井のバットだった。4月18日の中日戦(ナゴヤドーム)以来3度目、そして甲子園では自身初となる3安打の猛打賞。チームが相手先発・ジョーダンから記録した計4安打のうち、3本までが糸井のバットから生まれたものだった。
「よっしゃー! 疲れたー!」。ヒーローこそ決勝打の北條に譲ったが、この日の打線で勝利に最も貢献したのは糸井だろう。試合後に発した短いコメントにも、すがすがしさと自負が漂った。
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/05/01/kiji/20170501s00001173088000c.html
今季最多となる4万6351人の大観衆を魅了した。まずは初回2死無走者。フルカウントから叩きつけた打球は遊撃手・堂上のグラブを交わし、遊撃内野安打となった。続く3回2死一、二塁で迎えた第2打席でも粘り腰を発揮。カウント2―2と追い込まれながらも一、二塁間へ、ビシエドが追いつくのがやっとの打球を転がした。2打席連続の内野安打で、続く福留の中前2点打をお膳立てした。
そして先頭で迎えた6回に「らしさ」も発揮。外角139キロ直球を、逆らうことなく逆方向へ。遊撃手の頭上を越えたライナーは、あっという間に左中間を駆け抜けた。余裕のスタンディングダブル。得点にこそ結びつかなかったが、存在感を示すには十分だった。
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/05/01/kiji/20170501s00001173088000c.html
■糸井4号同点2ラン 18試合ぶり一発「上がり過ぎたかと…」
阪神の糸井嘉男外野手(35)が29日の中日戦(甲子園)で、移籍後初めてとなる甲子園アーチを放った。
2点を追う初回の攻撃。1死一塁でフルカウントとし、バルデスの外角直球をとらえた滞空時間の長い打球は、浜風にも負けず右翼スタンド席最前列に着弾した。
「打った瞬間、角度が上がりすぎたかなと思いましたがスタンドまで届きました」。試合を一時振り出しに戻す貴重な同点2ランは、5日のヤクルト戦(京セラドーム)以来、18試合ぶりの第4号。これで3試合連続打点をマークするなど、好調をアピールした
糸井4号同点2ラン 18試合ぶり一発「上がり過ぎたかと…」
“どやっ”阪神・糸井、V弾で虎救った!凄すぎ開幕5戦連続打点
(セ・リーグ、阪神4-1ヤクルト、2回戦、1勝1敗、5日、京セラ)これぞ超人弾や! 阪神・糸井嘉男外野手(35)が、5日のヤクルト戦(京セラ)で3戦連発となる3号3ランでホーム初勝利を決めた。開幕から5戦連続打点をマーク。前日には乱闘があり、この日はバント失敗が続いたが、特大の一発でチームの嫌なムードを吹き飛ばし、連敗を3で止めた。
一瞬、時間が止まった。バットを放り投げたまま、糸井が動かない。どこまでも力強く伸びていく放物線を見つめた。右翼5階席に消える特大弾に、右手で天をさし、「どやっ!」といわんばかり。これぞ千両役者。だから超人だ。
「3連敗していたので、絶対に負けられない気持ちでいっていました。自分で(試合を)決めることができてよかったです」
“どやっ”阪神・糸井、V弾で虎救った!凄すぎ開幕5戦連続打点 (サンケイスポーツ) – Yahoo!ニュース
窮地を救った。開幕から投壊が続き、前日4日には乱闘も起きた。打線も2戦連続1点止まりで3連敗。この日も試合前から重い空気が漂っていた。さらに六回には原口が、七回にも代打・俊介がスリーバントを失敗。その直後の二死一、二塁のチャンスを逃さない。ルーキの153キロを迷いなく振り抜いた。3戦連発となる特大3号3ランで、嫌なムードを断ち切った。
「手応えは完璧でした。ここしかないと思ってました」
チーム一丸でとらえた好機。俺が打つ-。勝利への執念をバットにのせた。4月2日の広島戦(マツダ)で右肘付近に死球を受け、途中交代した。今でも右腕の打撲を負い、腫れは残るが、トレーナーらとの話し合いを重ねて戦列を退くことはなかった。
“どやっ”阪神・糸井、V弾で虎救った!凄すぎ開幕5戦連続打点 (サンケイスポーツ) – Yahoo!ニュース
金本監督自身、現役時代は負傷をおして試合に出続けた。その鉄人をして「素晴らしいですね。それしか言葉ないです。僕と比べたら糸井君に失礼ですよ。全然、上です。糸井の劇的一発が逆風を跳ね返してくれたね。逆風の中で打った、価値ある一発だったと思う」と賛辞を惜しまなかった。
5試合で打率・467、3本塁打、9打点。数字は絶好調を物語る。ただ、糸井は「好調とかは自分では気にしていない。毎日、好調になれるよう、努力をしています」と話す。ほぼ毎日、関係者にバットのグリップ部分を紙やすりで削ってもらう。塗料がはげるほど入念に行い、試合に向けてテープを巻き付ける。それは本人しか分からない感覚的なもの。わずか数ミリ、あるいはそれ以下の微調整。だが、目に見えない努力を続けている。それが劇的な一撃につながった。
“どやっ”阪神・糸井、V弾で虎救った!凄すぎ開幕5戦連続打点 (サンケイスポーツ) – Yahoo!ニュース
球団での3連発は昨年4月7-9日(巨人、広島)の江越以来。開幕2カード目までとなれば、1991年4月9-11日の巨人戦(甲子園)の八木裕(サンケイスポーツ専属評論家)までさかのぼり、26年ぶりの快挙だ。
「悔しい思いをしていたので、きょうは絶対に負けられないと思っていました」
6日の第3戦を終えると、7日から今季初の甲子園で巨人と3連戦。黄色に染まったスタンドを、何度だって歓喜の渦に巻き込んでいく。
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■阪神・糸井に緊急事態!移籍1号喜びつかの間、死球交代に「痛い…」
(セ・リーグ、広島9-1阪神、3回戦、広島2勝1敗、2日、マツダ)痛っ! 阪神・糸井嘉男外野手(35)が三回、虎移籍1号となる追撃のソロを放つも、五回に右腕に死球を受けて途中交代した。開幕3連戦で9打数4安打5打点と奮闘した超人に、アクシデント発生。試合も1-9と惨敗して、2014年以来3年ぶりの開幕カード負け越し。踏んだり蹴ったりや!
阪神・糸井に緊急事態!移籍1号喜びつかの間、死球交代に「痛い…」 (サンケイスポーツ) – Yahoo!ニュース
背番号「7」を投手に向けて、反射的に体をねじった。白球が足下を転がる。かがんだまま、顔を上げられない。虎1号も遠くかすむ激震だ。糸井が右肘付近への死球で途中交代。惨敗で開幕カードを負け越した虎が、いきなり窮地に陥った。
「痛い…」
一塁上で顔をしかめ、つぶやいたように見えた。1-4の五回一死二塁。広島の先発・九里の内角球を避けきれなかった。ベンチ裏で治療してゲームに戻り、五回は中堅守備に就いたが、六回の守備から退いた。
右打者の内角へ食い込むシュートでグイグイと攻めてきた九里に対し、誰より踏み込めていたのが超人だった。結果的にチーム唯一の得点となったのも豪快な虎1号アーチ。0-2の三回二死から初球148キロツーシームを振り抜き、右中間への弾丸ソロを放った。
阪神・糸井に緊急事態!移籍1号喜びつかの間、死球交代に「痛い…」 (サンケイスポーツ) – Yahoo!ニュース
このときは球団広報を通じて「感触はよかったのですが、弾道が低かったので『どうかな?』と思ったのですが、入ってくれてよかったです。早く追いついて、ひっくり返せるように頑張ります!」と意気込んでいたのだが…。開幕3連戦で打率・444(9打数4安打)、3試合連続の計5打点。超人を失った虎は、あまりにももろかった。そのまま1-9で敗戦。2014年以来3年ぶりの開幕カード負け越しとなった。
FA加入して期待通りに大暴れしていたのに、大暗転。金本監督は試合後「腫れがひどくなってきているから(代えた)」と明かした。4日からはホーム初戦のヤクルト戦(京セラ)が待つが「腫れ具合(次第)でしょう。骨には異常ないと思うけど。(当たったのは)肘の上やね」としか、まだ言えなかった。
阪神・糸井に緊急事態!移籍1号喜びつかの間、死球交代に「痛い…」 (サンケイスポーツ) – Yahoo!ニュース
この日は病院に行かず、本屋敷トレーナーは「当たったところは病院へ行く(必要がある)ところではありません。痛みと腫れがありました。大きな問題はない」としながらも、今後について「状態を見ながらだと思う」と語るにとどめた。
糸井本人はスーツ姿で広島駅から新幹線で帰路に就いた。今後について「分からん」とひと言。取り囲んだファンに痛めた右手で、笑顔でサインをする場面もあった。
昨季7勝18敗と大きく負け越した広島に、守乱も相次いで開幕カードで1勝2敗。金本監督は「1つ取れた」と前を向いたが、シュンとしてしまいそうな虎を奮い立たせられるのは糸井しかいない。おひざ元の関西で虎党が待っている。仕切り直しの本拠地“快幕”は、超人と一緒がいい。
阪神・糸井に緊急事態!移籍1号喜びつかの間、死球交代に「痛い…」 (サンケイスポーツ) – Yahoo!ニュース
■糸井、走攻守で準備完了!初適時打、初回のピンチで美技も
阪神・糸井嘉男外野手(35)が26日、オリックスとのオープン戦最終戦(京セラドーム)で、今春初のマルチ安打とタイムリー。守備、走塁でも軽快な動きを見せ、万全の状態で開幕までの準備期間を締めくくった。試合は2―4で敗れ、10勝6敗2分けの4位だった。
3月31日の開幕戦へ、糸井がきっちりと仕上げてきた。もう、一抹の不安もない。オープン戦最終戦となったオリックス戦。万全の状態を証明するかのように、今春では初めて2本のヒットを連ねた。
糸井、走攻守で準備完了!初適時打、初回のピンチで美技も
「(初適時打に)良かったですね。はい、(シーズンも)頑張ります」
3点を追う6回2死二塁。カウント1ボール2ストライクから、西の内角スライダーを叩いた。完全に詰まらされたが、百戦錬磨の男には高度な技術がある。最後までバットを振り抜くと、飛球は二塁手・西野のグラブを弾いた。右前へ落ちる移籍後初のタイムリー。「ボール気味の球に手を出してしまいましたが、落ちてくれてラッキーでした」。自身は幸運を強調したが、そう思わせないのが糸井の糸井たるゆえんだ。
活躍の予兆はあった。3点を追う4回。1死無走者で2ボールから高めスライダーを弾き返し、一、二塁間を抜ける右前打を放った。22日ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)の第2打席で右前打して以来、10打席ぶりとなる快音。続く福留の右前打では、快足を飛ばし一気に三塁を陥れた。原口の左犠飛で生還。走塁でも得点に貢献した。
糸井、走攻守で準備完了!初適時打、初回のピンチで美技も
中堅守備でも、スタンドをうならせた。初回無死一塁。西野が放った中前への飛球に対し猛然とチャージをかける。スピードを緩めることなく突っ込むと、そのままスライディングキャッチ。ピンチ拡大を防いだ。走攻守の全てにおいて、惚れ惚れするプレーを見せつけた最終戦。収穫の有無を問われると、「そうですね」とうなずいた。
手応えを感じるからこそだろう。好調時にしか聞けない“糸井節”も、飛び出した。
「不安はある。100パー(%)じゃないし。今は5割ぐらいかな…。うっそー!」
報道陣にフェイントをかけるほど、機嫌も上々だった。開幕まで残り4日。1月に患った右膝関節炎も、見事なまでに克服した。初モノづくしで準備期間を完了。超人伝説を紡ぐべく、いよいよ勝負のシーズンへと突入する
糸井、走攻守で準備完了!初適時打、初回のピンチで美技も
■阪神・糸井 2月中旬の全体練習合流は「無理ですね」
右ヒザ関節炎からの完全復活を目指す阪神・糸井嘉男外野手(35)は、沖縄キャンプ第2クール初日の7日もチーム本隊の練習から外れ、屋内で別メニュー調整を行った。
この日からゴムチューブを使った下半身トレーニングを導入するなど、患部の状態は日に日に良くなっている様子。キャンプ前には2月中旬の全体練習合流を目標に掲げていたが「無理ですね。僕が決められることではないから」。
自身が描く当初の復帰スケジュールよりも遅れていることを受け入れ、今後も右ヒザのケアを最優先に調整を進めていく。
阪神の糸井嘉男「無理ですね」 2月中旬の全体練習合流を断念 – ライブドアニュース
■阪神、キャンプの目玉が消えた けがで糸井離脱…早くも周囲に影響
4年総額18億円(推定)の大型契約を結んだ新戦力にいきなりアクシデント発生だ。
阪神・糸井嘉男外野手(35)が24日に大阪市内の病院でチームドクターの診察を受け、右膝の関節炎と診断されていたことがわかった。
今月上旬からグアムでソフトバンク・柳田らと合同自主トレを行い、国内に場所を移して調整を続けていたが、トレーニング中に右膝の違和感を訴えたという。
阪神・糸井嘉男が右膝の関節炎と診断 周囲に出始めた影響 – ライブドアニュース
球団幹部の1人は「痛めた箇所は古傷のようだが、野手のケガとしてはよくある部分」と“軽症”を強調。だが、周囲には影響が出始めている。
2月の春季キャンプでは、在阪テレビ各局がこぞって糸井にインタビュー取材を企画。「新戦力の目玉として視聴者の関心度も高い」(在阪テレビ局関係者)そうで、なかには生え抜きで遊撃レギュラーの座奪還に燃える鳥谷より優先順位を高くする局もあった。
ところが今回の一件で「完全に復帰するまで、実現は難しくなった。取材のめどが立たない以上、企画を練り直さないと」と頭を抱えている。
阪神・糸井嘉男が右膝の関節炎と診断 周囲に出始めた影響 – ライブドアニュース
球団の営業担当者も「離脱が長引かなければいいですが」と心配顔。糸井に関しては、球団の新たな取り組みとしてオフ期間中に2度、オリジナルグッズを球団公式サイト上で緊急発売。数量限定ながら、ともに完売したという。
「キャンプでの注目度の高さはチーム1、2を争う。施策も成功していたので、この流れを4月の開幕に向けてつないでいきたいと考えていた」。別メニュー調整や実戦の欠場が短期間で済めば影響は少ないが、「やっぱり試合や練習で元気な姿を見せるか否かで、売り上げも変わってくる。現時点で全治がみえていないのも気になりますね」。
オリックス時代からひそかに熱望していた通り、ようやく縦じまのユニホームに袖を通した“超人”。グラウンドで元気に走り回る日はいつになるのか。
阪神・糸井嘉男が右膝の関節炎と診断 周囲に出始めた影響 – ライブドアニュース
■糸井 ダル、阪神同僚・藤浪らと合同トレ “収穫”はサプリ情報
阪神・糸井が「スポーツLIFE HERO’S」(フジテレビ系)に生出演し、改めて金本監督の要望に応えるべく、来季の意気込みを語った。
「打率は3割。盗塁、走塁もどんどん仕掛けていきたい」。11月25日の入団会見後には甲子園球場を訪れ「足を踏み入れた時は鳥肌が立った」と明かした。先日には都内でレンジャーズのダルビッシュ、同僚となった藤浪らと合同自主トレしたといい、ダルビッシュには「サプリメントなどのことも聞いた」と収穫を口にした。
糸井 ダル、阪神同僚・藤浪らと合同トレ “収穫”はサプリ情報 — スポニチ Sponichi Annex 野球
■2年ぶり5度目ベストナイン 来季受賞なら最多タイ3球団目
2年ぶり5度目のベストナインに選出された糸井は来季、日本ハム、オリックスに続き阪神でも受賞を狙う。
3球団での受賞は過去にローズ(近鉄、巨人、オリックス)しかおらず、まさに来季のチームスローガン同様、偉業に「挑む」シーズンとなる。
「2年ぶりに受賞できうれしく思います。現状に満足せずに、すべてにおいてもっと高いレベルでプレーできるように、これからも頑張っていきます!」
今季は打率・306、17本塁打、70打点に自己最多53盗塁で盗塁王を獲得するなど、文句なしの選出となった。ベテランの域に差しかかってきた35歳でさらなる進化を見せつけ、コメントにも喜びがにじみ出た。
来季はこれまでとリーグが変わり、対戦経験の少ないエース級との対戦も増える。これまで以上にハードルが高くなる可能性もあるが、高々と越えていくべく、糸井の言葉は力強かった。入団会見で飛び出したのは「キャリアハイ」宣言だ。
糸井 2年ぶり5度目ベストナイン 来季受賞なら最多タイ3球団目 — スポニチ Sponichi Annex 野球
■阪神FA移籍を決断 両球団に意思伝え発表へ
オリックスから国内FA権を行使した糸井嘉男外野手(35)が阪神移籍を決断したことが20日、分かった。21日にも両球団に意思を伝え、発表される。
阪神は、4年総額18億円を提示したオリックスと同等の大型契約を用意。移籍が秒読み段階となってからも、慎重に水面下で連絡を取り続けてきた。非公開の交渉課程では、現在西岡がつけている背番号7の譲渡も提案している模様。さらに金本監督が無期限で返答を待つ姿勢を明かすなど、糸井の胸中を最大限気遣った交渉を続け、待ちに待った朗報を聞くことになる。
糸井、阪神FA移籍を決断 両球団に意思伝え発表へ (日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース
■阪神、FA糸井と大筋合意!球団首脳「交渉は最終段階あとは詰めるだけ」
阪神がフリーエージェント(FA)宣言したオリックス・糸井嘉男外野手(35)と大筋合意に達したことが17日、明らかになった。球団幹部によると、あとは住居環境や背番号など契約の細部を詰める段階で、まとまり次第、入団会見となる運び。“虎の糸井”の誕生が、カウントダウンに入った。
“恋人”との交渉がいよいよ大詰めを迎えた。阪神の球団首脳がFA宣言した糸井と大筋で合意しており、Xデーが間近に迫っていることを明かした。
阪神、FA糸井と大筋合意!球団首脳「交渉は最終段階あとは詰めるだけ」 (サンケイスポーツ) – Yahoo!ニュース
「交渉は最終段階にきている。あとは、細かなところを詰めるだけだ」
球団関係者の話を総合すると、糸井との話し合いは家族を東京に残して単身赴任を続ける上での住環境や、コンシェルジュなどホテルサービスのさらなる充実、さらに入団会見に向けたスケジュール調整、背番号の最終確認などについて話題が及んでいるという。
金本監督が直接出馬した11日の初交渉では、最大4年のオリックスを上まわる大型契約を提示。その後、水面下で複数回行われている交渉の中で条件面はほぼクリアし、大筋合意に至った形だ。
阪神の四藤球団社長はこの日、進捗状況を問われ、「まだ(返事は)ない。何かあればお話しします」とコメントするにとどめたが、「虎の絶対優勢」という勢力図は、さらに色濃いものになっている。
阪神、FA糸井と大筋合意!球団首脳「交渉は最終段階あとは詰めるだけ」 (サンケイスポーツ) – Yahoo!ニュース
オリックスにはこの日も糸井から連絡がくることはなかった。音信がない古巣と、対照的に詰めにいく虎。どちらが蜜月関係であるのかは明らかだ。
糸井の獲得は来季2年目を迎える金本阪神にとって、最大の目玉である。高いレベルで走攻守3拍子そろった超人に対し、金本監督は「初めての恋人」と口説くだけではなく、「攻める2番が理想だね。ゲッツーのない」と来季の打順構想を早くも明かすほど、熱を帯びてきている。
ある球団関係者は新外国人野手の調査についても「福留、糸井と左打者になるので、やはり右打者が理想です」と口にする。すべては糸井加入をイメージしての布陣である。獲得へのストーリーに一寸の狂いもない。世紀の大補強に向けて、着実に歩を進めている。
「しっかり考えて、整理してから」と結論を保留し、公の場から姿を消した糸井は阪神に対し、最終回答はしていないが、すでに心は固まっているとみられる。
いよいよ「虎の糸井」の足音が聞こえてきた。高級ホテルでの会見が用意されることになりそうだ。金屏風の前で“恋人”がどんな第一声を放つのか。ファンの視線はその1点に注がれていく。
阪神、FA糸井と大筋合意!球団首脳「交渉は最終段階あとは詰めるだけ」 (サンケイスポーツ) – Yahoo!ニュース
■糸井FA行使 オリ残留か虎入りか…早ければ12日にも決断
オリックスの糸井嘉男外野手(35)が7日、京セラドーム大阪内の球団事務所で今季に取得したフリーエージェント(FA)権行使の申請書類を提出。自らの言葉で行使の意向を初めて表明し「早い段階で決められたら」と早期決断を示唆した。獲得を目指す阪神は交渉解禁日となる11日に速攻アタックする方針を固めており、オリックスも翌12日に再交渉する可能性が高い。12日にも決着する可能性が出てきた。
糸井FA行使 オリ残留か虎入りか…早ければ12日にも決断 — スポニチ Sponichi Annex 野球
正午過ぎ、今オフ最大の主役である糸井が、オリックスの球団事務所に姿を現した。1日に長村裕之球団本部長に電話で権利行使を伝えて以降、初めての公の場。手に持った申請書類を見せ「(背番号と同じ)7日なんで、今日にしました」とおどけたが、注目すべき発言が糸井本人の口から漏れた。
「早い段階で決めないといけない。球団の編成にも迷惑をかけるし」
糸井FA行使 オリ残留か虎入りか…早ければ12日にも決断 — スポニチ Sponichi Annex 野球
権利行使をするか否かで相当に悩んだはず。実際、この日も「(オリックスに)すごい思い入れもあるし、FAするということは出る可能性もあるということ。一日一日、気持ちは朝起きたら変わっていたりして、結構悩みました」と改めて胸中を明かした。
03年に自由獲得枠で日本ハムに投手として入団。06年途中に野手に転向し日本を代表する外野手へと成長した。13年にオリックスにトレード移籍後は14年に首位打者、今季は盗塁王のタイトルを獲得した。他球団の評価を聞きたいというのは自然の流れと言える。
「野手をやって10年たって…。(当初は)FA取れるとは思わなかったですが、こうやって取れるようになって。手を挙げてくれる球団があるかもしれないということなので、やはり話は聞いてみたいと思いました」
糸井FA行使 オリ残留か虎入りか…早ければ12日にも決断 — スポニチ Sponichi Annex 野球
阪神が獲得に乗り出すという報道は糸井の耳にも入っている。そのことについて聞かれると「言ってくださるのは、選手としてはすごくうれしいこと」と一人の選手として歓迎した。
すでに、オリックスからは4年総額18億円(推定)を提示されている。「余るぐらいの評価をしてもらった」と感謝する一方で、自らの信念に基づき権利行使となった。「逆に言えば、まだ野手やって10年なので、まだまだ伸びしろがあると自分では思っている。自分が成長できる環境で。もっと成長できると思ったところでやりたい」と決定条件の根幹を示した。
この日は薄いベージュのスーツにネクタイを着用。最もインパクトがあったのが、トレードマークだった金髪が、黒くなっていたことだ。「はやっているから」と笑ったが、今までとは違う気持ちになっている表れとも考えられ、阪神優勢?と、とれなくもない。
「まだ、これからも悩むと思います」と展望を語ったが、交渉解禁となる11日には阪神と、翌12日にはオリックスと再度の交渉をする可能性が高い。「Xデー」は最速12日。決断の日は迫っている。
糸井FA行使 オリ残留か虎入りか…早ければ12日にも決断 — スポニチ Sponichi Annex 野球
■オリックス、FA糸井について静観…西名社長「どうしようもない」
オリックスは4日、高知市内で西名球団社長、長村球団本部長、福良監督、高知キャンプ参加のコーチ陣ら18人が集結して食事会。糸井に関して尋ねられた西名社長は「こちらとしては最大限の条件(4年18億円)を示して、糸井選手がそれを見ているから、彼がどう考えるか。こちらとしては(条件の見直しは)ないですから」と、他球団との交渉後の上積みはないことを明言。「どうしようもない。待つしかないです」と苦笑い。静観するしかない厳しい状況だ。
オリックス球団社長が糸井嘉男のFAに苦笑い 「どうしようもない」 – ライブドアニュース
■オリックスが糸井に条件見直しも FA残留に向け球団本部長「検討します」
オリックス・長村裕之球団本部長(57)は3日、京セラドームで取材に応じ、FA宣言の意思を表明している糸井嘉男外野手について言及。残留交渉を行った場合「テーブルに着くとなれば、その状況の中からもう1回(条件を)検討します」と話した。
糸井に対しては、シーズン中から残留を前提とした交渉を重ねてきた。最終的に4年18億円という破格の条件まで提示したが、FA宣言の表明に至った。
オリックスが糸井に条件見直しも FA残留に向け球団本部長「検討します」 (デイリースポーツ) – Yahoo!ニュース
FA宣言後の再交渉は「糸井がもう一度話を聞きたいとなれば用意はある」と話しており、“ボール”は先方に預けている格好だ。阪神など他球団と交渉した上で、連絡があった場合についてのみ再交渉のテーブルに着くことになる。「待っているだけ」とのスタンスは変わらない。その上で万が一、そのチャンスが訪れた場合には他球団の提示額という情報を元に条件面を再考する用意があることを示唆した。
「マネーゲーム?常識というか限度額はある。限界ではなく、限度はあると思う」としながらも引き留めに全力を尽くすスタンスに変わりはない。
この日は福良監督に糸井との交渉過程を説明。4日には高知市内で西名球団社長も交え、対応策を話し合う予定となっている。
オリックスが糸井に条件見直しも FA残留に向け球団本部長「検討します」 (デイリースポーツ) – Yahoo!ニュース
■【阪神】糸井獲得へ、交渉解禁日11日に猛烈アタック
「阪神・糸井」誕生へ一歩近づいた。この日、オリックス・長村球団本部長に糸井から電話で「手を挙げさせてほしい」とFA権行使の連絡が入った。「夜眠れないぐらい考えて、いろんな人に相談した。その結果、FA宣言して他球団の評価を一度聞いてみたい結果に至った」と伝えた。
【阪神】糸井獲得へ、交渉解禁日11日に猛烈アタック (スポーツ報知) – Yahoo!ニュース
4年契約で最大18億円の大型条件を提示したオリックスとの残留交渉を重ね、熟考した末のFA宣言だった。長村本部長は「本人が勝ち取った権利。ウチとしてはいつでも門戸を開けて誠意を見せるつもり。最終的に残ってくれたらベスト」と説明。宣言残留の道は残されているが、心は移籍へ傾いている可能性が高い。
高知・安芸で秋季キャンプを指揮している阪神・金本監督は「編成はもうフロントに任せてあるから」と吉報にも表情を変えなかった。高野球団本部長も「現時点で球団としてコメントすることは何もございません」と、タンパリングを考慮し、獲得意思についての明言を避けた。慌ただしい動きをする必要もない。すでに11日の交渉解禁日に熱烈アタックの準備は整えている。
【阪神】糸井獲得へ、交渉解禁日11日に猛烈アタック (スポーツ報知) – Yahoo!ニュース
条件面に関しては「青天井とはいかないが、できる限りのものを用意する」と球団幹部。オリックスと同様の4年契約に加え、金本監督の直接出馬も確認済み。背番号も現在、空き番となっている「3」を用意している。
糸井は在阪球団でのプレーを継続させたい考えが強く、現状で獲得調査へ本腰を入れているのは阪神だけと見られる。また、古傷の左膝への負担を考えると、天然芝の甲子園を本拠地にしていることもプラス材料になる。今季、打率3割6厘、17本塁打に加え、53盗塁をマークし、35歳ながら“超人”の体は衰え知らず。阪神のV奪回のキーマンとして、縦じまのユニホームに袖を通す可能性が強まった。
オリックス・福良監督「覚悟はしていた。でも(戦力として)大きいですから、残ってもらいたい。球団から頼まれたら、本人と話はするつもり。他の球団の話を聞いた上で、残留してくれるのが一番。(本人の決断を)覆したい」
【阪神】糸井獲得へ、交渉解禁日11日に猛烈アタック (スポーツ報知) – Yahoo!ニュース
■阪神 糸井に速攻アタック!“恋人”の決断待つ
プロ野球のフリーエージェント(FA)権有資格者が権利を行使するための申請期間が31日に始まり、注目を集めるオリックス・糸井嘉男外野手(35)に動きはなかった。FA宣言した場合には速攻で獲得に動く方針を固めている阪神はすでに準備を整え、あとは“恋人”の決断を待つばかりだ。
果報は寝て待つ…ではないが、阪神は悠然とFA宣言解禁日を迎えた。球団幹部が「権利を行使すれば(糸井を獲得に)行く用意はしています」と話すようにすでに臨戦態勢は整った。ゆったりと“恋人”の決断を待つ構えだ。
阪神 糸井に速攻アタック!“恋人”の決断待つ — スポニチ Sponichi Annex 野球
まさに泰然自若だ。兵庫・西宮市内の球団事務所で報道陣に対応した四藤慶一郎球団社長は「(盛り上がっているのは)紙面上だけでしょう?」と余裕の笑みを浮かべ、「今後、補強はするけど、個別かつ具体的な話で今お話しできることは何もありません」と話すにとどめた。高知・安芸市内で秋季キャンプを指揮している金本監督も「(広島の)新井の話? 新井FAやで」とニヤリ。その上で「まあ、それ(FA)は全部フロントに任せていますから。編成面においてはね」と言葉を継いだ。すでに意向は余すこと無くフロントに伝えられているというわけだ。
それも入念な調査をした上で周到に準備を整えているからに他ならない。阪神は8月中から糸井を筆頭としたFA権保有選手の獲得調査を開始。その結果、今季ともにリーグワーストに沈んだチーム打率、盗塁数の向上に直結する存在として糸井に白羽の矢を立てた。
阪神 糸井に速攻アタック!“恋人”の決断待つ — スポニチ Sponichi Annex 野球
「追い風」にも背中を押された。獲得調査を進める中で糸井が首都圏に自宅を構えているにも関わらず在阪球団でのプレーを希望しているという情報をキャッチ。他球団の参戦がなく、現所属球団のオリックスとの一騎打ちとの公算が大きくなったことで球団の方針も「糸井獲り」に定まった。獲得に成功した暁には糸井を右翼起用して福留を一塁へ…などといった来季構想の青写真が、より鮮明なものとなる。
就任1年目に苦杯をなめさせられた金本監督が「巻き返す年、見返す年」と位置づける来季。球団関係者が「最善を尽くす」と話しているように、そのキーマンとなりうる存在を獲得するために、契約年数、年俸などの条件面についても最大限の誠意を示す用意がある。糸井はBランク選手のため獲得に成功した場合は人的補償プラス今季年俸の40%か、今季年俸の60%に当たる補償金が発生するが、出血覚悟で大型補強の実現を目指す。
FA宣言解禁初日に糸井からオリックスへ意思表示の連絡はなかった。宣言は9日に締め切られ、10日に「FA宣言選手」が公示される。交渉解禁は11日。猛虎の臨戦態勢は万全だ。
阪神 糸井に速攻アタック!“恋人”の決断待つ — スポニチ Sponichi Annex 野球
■オリックスが糸井に最大18億円残留条件を提示
今季国内FA(フリーエージェント)権を取得したオリックス糸井嘉男外野手(35)に、球団側が4年の残留条件を提示していることが21日、分かった。
オリックスが糸井に最大18億円残留条件を提示 (日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース
金額も出来高を含め、推定で最大18億円の大型契約。今季最年長盗塁王に輝いたとはいえ、35歳のベテランに対する異例の好待遇。39歳シーズンまで保証のいわば「終身雇用」ともいえる内容で引き留めを図っている。
糸井とはここまで複数回の残留交渉を行ってきた。球団は糸井サイドの要求を聞き、できる限り譲歩。金額の上積みなど条件の見直しも行ったようだ。宮内オーナーは13日、福良監督のシーズン報告の際、糸井について「今後もなくてはならない選手」と強調した。
糸井はこれに「まだ決められない」と返答を保留。権利行使するかどうかも含めて頭を悩ませているようだ。阪神がその動向を注視するなど、決断が注目される。
オリックスが糸井に最大18億円残留条件を提示 (日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース
■阪神が糸井獲りへ!国内FA権行使を決意“在阪球団希望”でオリックスと争奪戦へ
オリックス・糸井嘉男外野手(35)が国内FA権の行使を決意したことが17日、明らかになった。FA宣言選手との交渉解禁日まで動向を見守る阪神はこれまで態度を表明することはなかったが、糸井の決断を受け、獲得へ向けた準備を整えたことが判明。関係者によれば糸井は在阪球団を希望しており、日本シリーズ終了後、交渉解禁を待って阪神がオリックスとの糸井争奪戦に臨む。
FA渦中の糸井が権利行使を決意したことが分かった。既にオリックスは宮内オーナーが引き留めを厳命。福良監督が直接本人と面談を行うなど全力慰留に努めているが、糸井の決断を受け、阪神が獲得へ向けた準備を整えたことが判明した。阪神の球団幹部はこの日「最善を尽くします」と明言。糸井が在阪球団を希望していることから、交渉解禁となれば2球団による争奪戦が幕を開ける。
糸井嘉男が国内FA権の行使を決意 阪神とオリックスが争奪戦へ – ライブドアニュース
CSを戦う球団への配慮、交渉解禁日の順守のもと、阪神はこれまでFA戦略の具体策の表明を控えてきた。だがこの日、球団幹部は糸井がFA権行使を正式に表明すれば、獲得へ誠意を尽くすことを初めて明らかにした。
金本監督は今月5日、坂井オーナーへのシーズン報告後に「去年は若い選手にチャンスを与えるので補強はいりませんということでしたけど、今年は(補強ポイントが)はっきりと見えてきた。一番は攻撃力。補強は必要」と話した。糸井は今季打率・306、17本塁打、70打点に加え、53盗塁でタイトルを獲得。具体名こそ挙げなかったものの、はっきりと照準を定めた発言だったのかもしれない。球団幹部は「監督が求める選手を一番に考えたい」と明かし、編成会議のテーブルに糸井の名前を挙げ、最優先を確認したようだ。
糸井嘉男が国内FA権の行使を決意 阪神とオリックスが争奪戦へ – ライブドアニュース
糸井は今季の全日程を終えた今月1日、「(FA権行使の機会は)最初で最後だと思う」と語り、12日には「日々揺れ動いています」と複雑な胸中を明かしていた。オリックスの球団関係者によれば、現在は同球団幹部との連絡も途絶えているという。糸井はFA残留を含め、悩んだ末に権利行使を決意、他球団との交渉テーブルにつく意思を固めたと見られる。
家族が関東で暮らしていることから、在京球団を希望しているとの情報もあったが、糸井に近い関係者の話では、本人は関西を拠点に勝負したい思いが強いという。となれば、オリックス残留か阪神移籍の2択。ターゲットを明確にした阪神が、「虎の糸井」誕生を目指す。
糸井嘉男が国内FA権の行使を決意 阪神とオリックスが争奪戦へ – ライブドアニュース
■糸井がFA熟考宣言!オリ、野手最高評価「3年12億円」級で引き留めへ
(パ・リーグ、楽天8-1オリックス、25回戦、楽天13勝11敗1分、1日、コボスタ)国内フリーエージェント(FA)権を取得しているオリックス・糸井嘉男外野手(35)は1日、シーズン最終戦終了後、「自分としては最初で最後なので…」と約1カ月かけて熟考することを宣言した。一方、球団はチーム野手の最高評価ともいえる「3年12億円」の超VIP契約を用意。阪神などが調査を進めている中、必死の引き留めに入る。
2打席を終えて、そのまま交代。糸井はベンチで屈辱シーズンの最終戦を見届けた。
53盗塁で史上最年長盗塁王に輝き、打率も2年ぶりの3割超え(・306)。それでも最下位に終わった1年を嘆いた。
ただ、注目の舞台は今から幕が開ける。阪神、ヤクルトなどが、糸井が権利を行使した場合に備えて調査を続けているFA戦線。今オフの目玉の1人は初めて、FAに関して口を開いた。
「まだ終わったばかりなので、これから…。ただ、自分の中では最初で最後だと思うので…」
後悔しないようにジックリ考える? の問いかけに「そうですね」と返事した。宣言移籍を視野に入れているのは間違いない。
オリックスの糸井嘉男がFA権行使を熟考「最初で最後だと思うので」 – ライブドアニュース
当たり前のように3割を打ち、さらに走れる。35歳の年齢を感じさせない魅力が、そこにある。ただ、故障が増えているのは事実。本人もその狭間で考え抜く。他球団からの破格の長期契約は考えにくい。
そんな“主役”の思いを見抜いたオリックス側は宣言残留を認める方針を固めている。さらに、「野手として球団最高級の評価はしている。金額的にもそういう条件になると思う」と球団首脳。球団の野手最高評価は、昨年、米球界から戻ってきた中島の3年12億円。糸井には、このVIP待遇を用意して残留を迫る。
飛び出すのか? 残るのか? 満身創痍の体の治療のため、糸井は当面、表舞台から姿を消す。どんな結論が待っているのか?
オリックスの糸井嘉男がFA権行使を熟考「最初で最後だと思うので」 – ライブドアニュース
■自身初3戦連発 特大17号に両手上げ「無意識だった」
“超人”オリックス・糸井が止まらない。9回、1死二塁だ。森の直球を強振すると、打球は右翼席上段近くまで運ぶ推定130メートルの特大17号2ラン。
打った瞬間に両手を上げ「無意識だった」と素直な喜びを表現した。これで15日の日本ハム戦から自身初となる3戦連発。自己最多の19本塁打(14年)を更新する勢いだ。
この日から2年目の宗がプロ初出場を果たすなどチームは完全な消化試合の雰囲気。その中でタイトル争いまっただ中の糸井は全開だ。8試合連続安打となり、9月は15試合で無安打だったのは2試合だけとラストスパートに入った。昨年は6年連続達成していた打率3割とゴールデングラブ賞が途切れた。「11月の表彰式には何かしら出たいです。去年は部屋でさみしく(左膝の)治療していたので」と今季の目標を語っていた。国内FA権を持つだけに今年は周囲の熱い視線を浴び、バラ色のオフになりそうだ。
オリ糸井 自身初3戦連発 特大17号に両手上げ「無意識だった」 — スポニチ Sponichi Annex 野球
■オリ糸井 52個目盗塁&16号「集中していきます」
3本塁打を放った15日の日本ハム戦に続き、これで2戦連発。首位チームの守護神からの一発に、国内FA権を持つ糸井の株はさらに上昇した。3回に二盗を決めてリーグトップの52盗塁。この日3盗塁した西武の金子侑とは2差に縮められたが、「(今後も)集中していきます」と前を見据えていた。
オリ糸井 52個目盗塁&16号「集中していきます」 — スポニチ Sponichi Annex 野球
■FA権行使を視野 争奪戦は必至
国内フリーエージェント(FA)権を取得したオリックス糸井嘉男外野手(35)が、権利行使を検討していることが13日、分かった。
オリックス残留も選択肢にあるものの、シーズン終了後に宣言すれば市場の目玉になり、争奪戦は必至の状況だ。糸井は開幕直後に権利を取得した際に「オフにどういう気持ちになっているか分からない」と話していた。だが、シーズン終盤を迎え、試合に集中しながらも、今後の身の振り方に熟考を重ねている状況だという。
オリックス糸井がFA権行使を視野 争奪戦は必至 (日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース
■糸井レジェンド領域へ イチ超え83年福本以来の大台50盗塁
オリックスの糸井がついにレジェンドの領域に足を踏み入れた。1―0の7回、1死一、三塁で、一塁走者として二盗に成功。これが今季50盗塁目となり、球団では83年の福本豊氏の55盗塁以来となる大台突破を達成した。同時に、尊敬するイチローの49盗塁(95年)も抜いて、勝利を呼び込んだ。
「目標を達成したので、これからは一切走りません!バッティングにも影響するし、疲れた!」
ジョークで周囲を笑わせたが、相手バッテリーの警戒が日に日に強まる中での大台到達は立派だ。今季は福本豊氏、大石大二郎氏が達成した35歳シーズンでの史上最年長盗塁王を目指しており、「また明日から頑張ります」と気合いを入れ直し、福良監督も「元気ですね」と喜んだ。
オリックスの糸井嘉男、イチロー抜く50盗塁に「これからは一切走りません」 – ライブドアニュース
意識改革の成果でもある。自己最高は13年の33盗塁。「これまでは30盗塁が目標だった」と言うが、通算363盗塁の西村ヘッドコーチや同477盗塁の高橋打撃コーチから「もっと走れる」と言われ、リミッターを外した。春季キャンプ中に「50は走りたい」と宣言していたが、シーズン中は「100」に上方修正。佐竹守備走塁コーチも「スタートを切る回数が増えて、チャレンジする前向きな気持ちを持っている」と、まだまだ進化中と太鼓判を押した。
昨年は左膝の負傷で苦しんだが、「超人」完全復活といえる。今季は3月に国内フリーエージェント権の資格を取得。オフの動向に注目が集まるが、打率3割と50盗塁達成で、さらに価値が高まりそうだ。
オリックスの糸井嘉男、イチロー抜く50盗塁に「これからは一切走りません」 – ライブドアニュース
■オリックス 糸井「盗塁刺」でNPBに意見書 最年長盗塁王アシスト
オリックスは22日、21日の楽天戦で糸井に「盗塁」ではなく「盗塁刺」が記録されたことに関し、日本野球機構(NPB)に意見書を提出した。
問題のプレーは7回2死から一塁走者・糸井が盗塁を企図した場面。金刃がけん制球を投げたがスタートしていた糸井はそのまま二塁へ向かった。銀次からの送球を二塁ベースカバーに入った茂木がグラブに当て弾く間に三進。一連のプレーで茂木に失策が、糸井は「盗塁刺」が記録された。
オリックス 糸井「盗塁刺」でNPBに意見書 最年長盗塁王アシスト — スポニチ Sponichi Annex 野球
記録員の見解は「送球は楽々アウトだった」として、公認野球規則に従い判断。だが、球団関係者は「これまで似たような場面は何度もあったが、基本的には盗塁が記録されている」と主張。試合後も西村ヘッドコーチらが掛け合ったが見解が平行線をたどったため意見書提出となった。
糸井は42盗塁で39個の2位金子侑(西武)に3差。福本(元阪急)らに並ぶ史上最年長35歳シーズンでの盗塁王がかかっており球団も必死のアシストだ。
オリックス 糸井「盗塁刺」でNPBに意見書 最年長盗塁王アシスト — スポニチ Sponichi Annex 野球
■4000打数到達、プロ通算打率3割の領域に。史上最年長タイ盗塁王も射程圏内
オリックス糸井嘉男のバットが好調だ。今季はここまで打率.298でリーグ3位、安打数は114本でリーグ7位の成績を挙げている。そして、プロ入り通算4000打数に到達した。糸井のプロ通算成績は以下の通りとなっている。
オリックス糸井嘉男が4000打数を到達 最年長タイ盗塁王も射程内 – ライブドアニュース
1126試合 4003打数 1202安打 打率.300
糸井は13日に行われた西武戦(西武プリンスドーム)の第1打席で、通算打率の規定打数として定められている4000打数に到達。結果は投手ゴロに終わったが、この時点で通算打率は.300。通算打率の規定打数をクリアしている現役選手のなかで打率3割台は、ソフトバンクの内川聖一と糸井の2人になった。
8月13日の試合終了時点で、4000打数以上の現役選手の通算打率ベスト5は以下の通りとなっている。
オリックス糸井嘉男が4000打数を到達 最年長タイ盗塁王も射程内 – ライブドアニュース
◆現役選手の通算打率ベスト5
1位 内川聖一(ソフトバンク)5964打数1847安打 打率.310
2位 糸井嘉男(オリックス)4003打数1202安打 打率.300
3位 福留孝介(阪神)5214打数1546安打 打率.2965
4位 中島宏之(オリックス)5150打数1526安打 打率.2963
5位 松井稼頭央(楽天)7047打数2060安打 打率.292
オリックス糸井嘉男が4000打数を到達 最年長タイ盗塁王も射程内 – ライブドアニュース
ソフトバンクの内川が.310のハイアベレージでトップ。糸井は2位にランクインされた。その他の3人は惜しくも2割9分台と3割には到達していない。現在の糸井は.300なので、このまま順調に3割台を維持できるかどうか注目だ。
長いプロ野球の歴史上でも、引退後に通算打率3割という記録が残っている選手は22人しかいない。トップが.320の成績を残したレロン・リー(ロッテ)、それに次ぐのが.319という記録を保持する小さな大打者、若松勉(ヤクルト)である。
オリックス糸井嘉男が4000打数を到達 最年長タイ盗塁王も射程内 – ライブドアニュース
187センチ88キロの恵まれた体格で、身体能力の高さは球界でもトップクラスの糸井。日本ハム時代の09年から6年連続3割を記録していたが、昨季は左ひざの怪我も影響して打率が.262と低迷。レギュラーに定着してから初めて3割を切り、連続記録が途絶えた。
オリックス糸井嘉男が4000打数を到達 最年長タイ盗塁王も射程内 – ライブドアニュース
今季はその悔しさをぶつけるシーズン。11、13、14年に次いで、2年ぶり4度目の3割30盗塁も現実味を帯びている。糸井は過去に30盗塁以上を3度記録していて、現在リーグ1位の40盗塁を記録。すでに30盗塁はクリアしている。
今季、盗塁王を獲得すれば史上最年長タイ記録となる。35歳での盗塁王は、82年の福本豊(阪急)、92年の大石大二郎(近鉄)と並ぶ記録だ。
かつてトリプルスリーに最も近い男といわれ、「超人」と称されることもある糸井。怪我を乗り越え復活を遂げた男は、文字通り球界を代表する打者として名を連ねる。
オリックス糸井嘉男が4000打数を到達 最年長タイ盗塁王も射程内 – ライブドアニュース
■35歳オリ糸井 自己最多34盗塁 盗塁王なら最年長タイ記録に
9回1死満塁でオリックス・川端が増田の初球スライダーを中前に運び、今季4度目のサヨナラ勝ち。プロ初のサヨナラ打に「ストライクが来たら、初球から振ろうと思っていた」と、今季初となる月間勝ち越し(7月は12勝11敗)も決めて喜んだ。
35歳オリ糸井 自己最多34盗塁 盗塁王なら最年長タイ記録に — スポニチ Sponichi Annex 野球
お膳立てしたのは糸井だ。9回無死一塁から右前打でつなぎ、川端の激打を呼び込んだ。さらに初回、左前打で出塁すると、すかさず二盗。92試合目で早くも自己最多となる34盗塁に到達し、試合後は「もっと行きます!」と宣言した。
この日は35歳の誕生日。同じく34歳になった中島に「ハッピバースデー」と声を掛け、中島が「トゥーユー」と返す息ピッタリの掛け合いも披露した。盗塁数はリーグトップで、35歳シーズンでの盗塁王奪取は、過去に福本豊、大石大二郎の2人だけ。最年長記録も視界良好で、チーム同様、パ・リーグをかき回す存在になりそうだ。
35歳オリ糸井 自己最多34盗塁 盗塁王なら最年長タイ記録に — スポニチ Sponichi Annex 野球
■35歳ベテランのオリ糸井、初の盗塁王へ快走中
オリックスの糸井が九回に2盗塁を成功させ、サヨナラ勝ちをおぜん立てした。右前打で出塁すると、「思い切っていった」と次打者の初球に二塁を盗む。敬遠で一塁が埋まった後、捕手の牽制(けんせい)に誘い出されたが、迷わず走って三塁を陥れた。
盗塁数はリーグトップの33で、自己最多に並んだ。「これまでは30盗塁が目標だった。今年は西村ヘッドコーチと(打撃コーチの高橋)慶彦さんから『もっと走れる』と言われ、上限を置かずに走っている」。31日で35歳になるベテランが、自身初の盗塁王へひた走っている。
【プロ野球】35歳ベテランのオリ糸井、初の盗塁王へ快走中 – 産経WEST
■糸井、金髪でムキムキ…マジで「スーパーサイヤ人になる!」
復活を期すオリックスの糸井嘉男外野手(34)が27日、東京都港区の六本木ヒルズ内にあるトレーニングジム「トータル・ワークアウト」で自主トレを公開。今季の自らのテーマを『超』として、「スーパーサイヤ人になる!」と仰天宣言した。
糸井、金髪でムキムキ…マジで「スーパーサイヤ人になる!」 — スポニチ Sponichi Annex 野球
超(スーパー)サイヤ人とは、鳥山明氏の人気漫画「ドラゴンボール」の主人公・孫悟空などが変身する姿。戦闘民族のサイヤ人の中でも伝説の強さを持っているといわれ、変身すると突然金髪になる。確かに糸井も金髪で筋骨隆々のムキムキ…。野球選手の目標として聞いた事がないが「いろいろ、超えていきたいので」と本人は至って真面目で、とにかく大変身したいようだ。
その通り、この日はハードなメニューを披露した。マシンを使って坂道を駆け上がる動きなど、下半身強化だけで1時間以上、汗を流した。今月のグアム自主トレで合同練習した元ソフトバンクの松中から刺激を受けたようで、膝に負担の掛からない走り方も目指し、松中や清原和博氏もかつて師事したケビン山崎氏のジムに入門を決めた。
糸井、金髪でムキムキ…マジで「スーパーサイヤ人になる!」 — スポニチ Sponichi Annex 野球
6年連続達成していた打率3割とゴールデングラブ賞が、昨季で途切れた。「11月の表彰式には何かしら出たいです。去年は部屋でさみしく治療していたので」。今オフは痛めた左膝のため、自身から採取した血小板を使って組織の修復や再生を図るPRP注射と呼ばれる治療を受けた。ここまで回復も順調に進んでおり、「おかげさまで体は最高にいい状態。足もまだまだ速くなりそう」と手応えありだ。
ちなみにサイヤ人は、死の直前から回復すると大幅に戦闘力がアップする。「チームも自分もふがいない年だった」という糸井も、膝の痛みから回復したら…。孫悟空のような純粋な気持ちの持ち主だけに、超サイヤ人も夢ではない?
糸井、金髪でムキムキ…マジで「スーパーサイヤ人になる!」 — スポニチ Sponichi Annex 野球
■7000万円ダウンも「安心してください!押しました」
オリックスの糸井嘉男外野手(34)が17日、ほっともっと球場で契約更改交渉に臨み、7000万円ダウンの年俸2億8000万円でサインした(金額は推定)。
今季は132試合出場し、打率・262、17本塁打、68打点と不完全燃焼。大幅20%年俸ダウンとなったが「安心してください!押しました」とお笑い芸人・とにかく明るい安村のフレーズを使いながら笑みを見せ「アカンかったら下がる。そういう世界に生きていますんで」と納得した表情だった。
オリックス 糸井 7000万円ダウンも「安心してください!押しました」 — スポニチ Sponichi Annex 野球
■糸井は“虎党” 左打ちは掛布、ルーティンはマートン「神様なんで!」
オリックスの糸井嘉男外野手(34)が13日、意外な“虎党”を告白した。神戸市内で阪神・淡路大震災からの復興イベント「糸井嘉男選手~恩返し夢教室」に参加。オリックス移籍後初のトークショーで、野球少年約800人を前に“ぶっちゃけトーク”を全開した。
オリ糸井は“虎党” 左打ちは掛布、ルーティンはマートン「神様なんで!」 — スポニチ Sponichi Annex 野球
Jリーグ開幕当初「ぼくもサッカーやりたかった」と告白した糸井だが、それより以前の小学生時代に右打者から左に転向した理由について「掛布さん(現阪神2軍監督)」と暴露。さらに昨年から打席に入る前のルーティンとしてマートン(前阪神)の動作を取り入れていることも明かし、「マートンは意識しています。神様なんで!」とニッコリ。練習を見学していた際に「やるべきことを丁寧にやっていた」と信者となったことを告白した。
糸井伝説などが語られたトークショーは爆笑の連続。「面白かったでしょ。僕も久々に楽しかった」と糸井も大笑いだったが、会が終わると頭の中は野球モードにチェンジした。来季に向け「体を万全にするだけです」と、オフは右肘や左膝のリハビリに費やす予定で、自主トレ先としてグアムなどを候補に挙げている。今度は復活した姿で、子どもたちを喜ばせるつもりだ。
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■糸井、壮絶な治療を告白「40本ですよ、40本!」
オリックス・糸井嘉男外野手(34)が26日、大阪市内のホテルでの球団パーティーに出席後、壮絶な治療を受けていたことを明かした。20日に左膝をPRP治療。血小板を患部に注射する治療法で、治療後初めて公の場に現れた糸井は「あの痛みは、やった人でないと分からんっすよ。40本ですよ、40本!」と右手で注射を打つしぐさ。「3日間、車いす生活やったんですから」と苦悶(くもん)の表情で振り返った。
この左膝の痛みを抱えていた今季は打率2割6分2厘で、7年ぶりに打率3割を割った。だが、この治療効果で悪夢の1年ともおさらばできるはず。「生きて帰ってきましたから」と来季は超人復活を果たす。
【オリックス】糸井、壮絶な治療を告白「40本ですよ、40本!」 (スポーツ報知) – Yahoo!ニュース
■3日間断食していた「キラキラしていましたよ!」
高知市で秋季キャンプが始まり、オリックス・糸井がシーズン終了後に人生初の断食に3日間挑戦していたことを明かした。
体や内臓の疲労を取る効果があり「(肌つやが)キラキラしていましたよ!」と、3キロ減の体に手応え十分だ。今季は打率・262。6年続けていた3割を逃し、目標とするトリプルスリーも自主トレに伴う弟分のソフトバンク・柳田に先を越された。「“クソ”みたいなシーズンでした」。新任の高橋慶彦打撃コーチに指導を仰ぎ、約1時間の特打に取り組んでいた。
オリ糸井 3日間断食していた「キラキラしていましたよ!」 — スポニチ Sponichi Annex 野球
■ソフトバンク3連戦はDH 守備復帰は週末に持ち越し
オリックス・糸井嘉男外野手(34)の守備復帰が週末に持ち越しとなった。右肘のじん帯負傷から既にキャッチボールなどは再開も、11日からのソフトバンク3連戦(ヤフオクドーム)について福良監督代行は「まだトレーナーから(復帰OKの)報告が来ていないから。こっち(神戸)に帰ってきて、どうなるか」と説明。最下位脱出のかかるソフトバンク戦はDH起用を継続し、最短14日のロッテ戦(ほっともっと神戸)から守備復帰させる考えを明かした。
ただ、3位ロッテとの一戦は現状では最重要マッチ。奇跡の逆転CSへ、残り9試合となった直接対決は1つも無駄にできない。くしくも左足首の捻挫で離脱している平野佳について高山投手コーチは「(14日の)金曜日ぐらいから、できれば」と守護神復帰をもくろんでいる。役者を揃えて、直接対決に挑む。
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■糸井「やりました!!」思い出の球場で2発&通算100号達成
パ・リーグ オリックス7―2日本ハム (7月30日 わかさ)
「やりました!!」京都出身のオリックス・糸井の声がわかさスタジアムに響いた。
初回、先制の右越え8号2ラン。そして5回には1死一、三塁で左翼場外への特大9号3ランで通算100本塁打に到達。打点も5を挙げ、勝利に貢献した。
「学生の時の思い出がつまった球場ですから…。ヒーローになれて、100号本塁打も達成できたのですごくうれしいです」と白い歯を見せ、詰めかけたファンも大きな歓声を送った。
糸井「やりました!!」思い出の球場で2発&通算100号達成 — スポニチ Sponichi Annex 野球
通算275人目の通算100号本塁打。だが、糸井は近大から投手として2004年に日本ハムに入団し、06年に外野手に転向しているだけに「野手になってから死にもの狂いでやってきて、それで地元の京都で達成できたのはうれしい」と語った。
糸井「やりました!!」思い出の球場で2発&通算100号達成 — スポニチ Sponichi Annex 野球