旅行や赴任の際には、うっかり法を冒して罪に問われるなんてことにならないよう気を付けましょう。
染めヒヨコ禁止(米オハイオ州)
オハイオ州法では、ウサギやヒヨコ、ガチョウなどの小動物の毛を染めるのが禁じられています。また毛を染めた小動物を売ったり譲ったりするのも禁止です。
動物愛護精神の現れですね。日本でも、たまにプードルなどを染色しているのを見かけますが、ああいうのもアウトなのでしょうか?
その他オハイオ州の変な法律
魚を酔っ払わせてはならない。(米・オハイオ州)
パンツ禁止(フランス)
フランスでは1800年に制定された法律により、いまだに女性のパンツルックは禁止です。1892年には乗馬ズボンが、1909年には自転車用のパンツがそれぞれ許可されるなど、何度か改訂はされているとのこと。
こちらの法律は、現在はほぼ有名無実化しており、近いうちに撤廃されるなんて話も出ています。逆に、男性がスカートを履くのはOKなんでしょうか?
http://www.excite.co.jp/News/woman_clm/20120423/Menjoy_46594.html
その他フランスの変な法律
ブタにナポレオンという名前をつけるのは違法。(フランス)
午前8時から午後8時までの間でラジオで流される音楽は、その70%がフランスの作曲家でなければならない。
顔が人間ではない人形を売ってはならない。
一人っ子政策(中国)
1979年、中国の人口問題を解決するため、鄧小平が“一人っ子政策”を制定。この政策のもとでは、2人目以降を出産した場合、罰金を支払わなければなりません。
一時は、「血の川ができようとも、ふたりめは産ませない」といった過激なスローガンまであったこの政策ですが、現在は見直しを迫られており、少しずつ緩和に向かっているとのことです。
http://www.excite.co.jp/News/woman_clm/20120423/Menjoy_46594.html
ペダルが高すぎる改造自転車の禁止(グルジア)
グルジアでは、ペダルの最低位置が地面から12インチ(約30cm)よりも高い自転車に乗ったり、そのような改造を行ったりすることは禁じられています。
字面だけ追うと「へぇ~」という感じですが、想像してみると奇妙です。ペダルの位置がやたら高い自転車にいったい誰が乗りたがるのでしょうか? 制定意図がよくわからない法律です。
http://www.excite.co.jp/News/woman_clm/20120423/Menjoy_46594.html
お葬式で3つ以上のサンドイッチ禁止(米マサチューセッツ州)
マサチューセッツ州ではお葬式で3つ以上サンドイッチを食べてはいけないそうです。かなり古くからある法律ですが、誰も改訂しようとしていません。
お葬式でサンドイッチ?という違和感はさておき、なぜ数量制限されないといけないのでしょうか。「悲しい席でバクバク食うな、この野郎!」ということでしょうか。参列者か葬儀屋が数をカウントしているのでしょうか。疑問が尽きません。
http://www.excite.co.jp/News/woman_clm/20120423/Menjoy_46594.html
クリスマスはミンチパイ禁止(イギリス)
イギリスではクリスマスにミンチパイを食べるのは違法です。これも非常に古い法律で、もはやだれも守ってはいません。(むしろ、クリスマスの定番料理だったりする)
制定したのはイギリスの初代護国卿オリバー・クロムウェル。「神聖な日にミンチパイ食って、どんちゃん騒ぎしてんじゃねぇ!」というのが禁止の意図のようです。きっと草葉の陰で泣いていることでしょう。
http://www.excite.co.jp/News/woman_clm/20120423/Menjoy_46594.html
その他イギリスの変な法律
国会議事堂内で死ぬのは違法。
切手の王または女王の肖像を上下逆に貼るのは反逆罪。
リバプールの条例では熱帯魚販売店の店員以外の女性が公の場でトップレスになるのは違法。
スコットランドでは、トイレを借りたいと言って玄関をノックした人は必ず入れてあげなければならない。
妊婦はどこでも希望の場所で用を足してもよい。警官のヘルメットにでも。
英国の海岸に打ち上げられたクジラの死骸の頭は国王のもの、尻尾は女王のものとなる。
税務署員に知らせてかまわないことを黙っているのは合法だが、自分が知らせたくないことを黙っていると違法。
甲冑をつけて国会議事堂内に入るのは違法。
ヨークの法律では市内(市壁の内側)に入ったスコットランド人は殺しても罪にならない。ただし、その人が弓矢を持っていた場合。
チューイングガム禁止(シンガポール)
シンガポールではチューイングガムが禁止されています。これは公共施設においてチューイングガムの清掃は困難で高コストであることが判明したために導入されたもの。
特に、地下鉄のドアにはさまって運行を止めた事故は、ルール導入を強く後押ししました。
街の美化のためにも、チューイングガム禁止というのはいいアイデアかもしれませんね。ただし、ガム好きの人はシンガポール旅行の際にうっかり持ち込まないようにくれぐれも気を付けて!
その他シンガポールの変な法律
ゴミを捨てることは重罪である。罰金数千ドル、何時間にも及ぶゴミ収集、そしてカウンセリングを受けなければならない。
聖書を運んだり、イエスについて誰かと話してはならない。
自動車のヘッドライトは終日点灯(デンマーク)
デンマークでは常にヘッドライトをつけて運転しなければいけません。夜だけではありません。昼もです。従わなければ100ドル以下の罰金に処せられます。
この法律のおかげでデンマークでは交通事故が減ったそうです。昼は関係ないだろ……とツッコミたいところですが、一定の効果はあるのかもしれません。
カンニングすれば投獄(バングラデシュ)
バングラデシュでは、15歳以上の生徒がカンニングをすると投獄される恐れがあります。毎年バングラデシュ政府は、テレビや出版物を通じて反カンニングキャンペーンを行ったり、強力なカンニング対策を講じたりしているとのこと。
日本でも昨年、大学入試で携帯電話を用いたカンニングが発覚し、騒動になりましたね。バングラデシュだと学校の定期テストでもアウト。「不正は絶対に許さない」という徹底した教育方針がうかがわれます。
小銭の使用制限(カナダ)
カナダで85年に制定された貨幣法では、代金の支払いに大量過ぎる小銭を使うことを禁じています。特に10ドル以上の支払いでは、硬貨のみで支払うことができません。
比較的高額な1ドルコインの使用も制限されており、店のオーナーは、小銭ばかりの支払いを拒否する権利を持っています。
日本だとラーメン店で“1万円札禁止”というルールのお店がありますが、その逆バージョンですね。たしかに、小銭ばかりでジャラジャラ支払いされるのも、場合によっては煩わしいかもしれません。
カナダに行ったら、お札で支払いして「釣りはいらねえよ」が決め台詞。これで、誰からも文句を言われることはないでしょう。
目隠しをして運転をしてはならない。(米アラバマ州)
日曜日に未婚の女性がパラシュート降下をするのは違法。(米フロリダ州)
妻は入れ歯を着用する時は書面で夫に許可を願い出なければならない。(米バーモント州)
男性医師が女性の患者を診察する時は患者を鏡に映した姿しか見てはならない。(バーレーン)
夜10時以降は男性は立って用を足してはならない。(スイス)
・常に笑顔でいることが法律上定められている。例外は葬式と病院への見舞い。(イタリア・ミラノ市)
オーストラリアの変な法律
子供たちがタバコ、コンドーム、アルコールを買うことは禁止されているが、使うことは自由である。
黒い衣類を着用し、フェルトの靴を履き、靴墨を顔につけて通りを歩いてはならない。これは泥棒の格好である。
バットマンのコスプレをしてはならない。
タイの変な法律
ゴムを道路に落とすことは違法である。罰金は最高で600ドル。
下着を履かずに表に出てはならない。
映画が始まる前に着席したものは、国歌が流れている間は立たなければならない。