「適者生存がどのようなレベルであれ、正しいと言うことです」
トウジ
「過去の政治形態は歴史です、歴史にモラルはないでしょう、
いい歴史とか悪い歴史とかはない」
トウジ
「ファシズムはそんなに悪いものじゃない」
トウジ
「歴史が望むのであれば、私は独裁者となるでしょう」
トウジ
「俺達は大脳で発情する。精液が溜まって勃起するわけではない。裸の女が股を開いているところを思い描いて勃起するのだ。本当は人間には何の欲望もない。対象があるために欲望が発生するだけだ」
トウジ
「ファシズムは絶望から生まれる」
老政治家
「僕が切り捨てるのではない、生態系が切り捨てるんです」
トウジ
「偶然と欲望と生理がからまって歴史ができる」
高榎
「一番自意識が過剰なのが大衆だ」
ゼロ
「ヒューマニズムは霧のようなもので、ものが見えなくなる」
裂坂
不幸な環境は人間を強くするというのは嘘だ
「支配者は、人民の、願望の化身なのです、その役目を果たせないと、支配者はイケニエとして殺されてしまいます」
ウインチェル
「人間でスポイルされた奴は神から射殺される」
トウジ
「他人に従う快楽だけしか知らない奴らが、威張る時代というのは、最悪だ」
トウジ
奴隷は実に楽だ、主人のいいなりに生きればいい。
狩りをしない奴は人間じゃなくて、まだ猿なんだ、いや猿に戻ったというべきかな。
男の容量を決定するのは、その二つだ。情報と、快楽。
快感が溜まると自信が生まれる。
「快楽とは、生き延びるのに必要なことがらをやった場合に与えられる」
トウジ
「幸福は金では買えないというのは嘘だ、金持ち達の心や社会が歪んでいるというのも嘘だ、貧しいけれど小さな幸福というのも嘘だ、貧しい人間には快楽も情報も与えられない」
トウジ
「才能とは運命なんだよ、運命そのものなんだ」
ゼロ
「芸術家も同じだが、本当の政治的カリスマも最初は嫌悪をもって迎えられるんだ」
ゼロ
牝が得られず、繁殖からとり残された寂しい牡の鳴き声は、あらゆる男の胸の奥と性器を震わせる。女にはわからない。
「努力して手に入れるものに価値があるというのは、芸術家とスポーツ選手にだけ言えることで、貧乏人には当てはまらない、嘘なんだ」
トウジ
「全ての男は、ハンターで、実業家で、そして芸術家だったんだ」
トウジ
「愛する人間が死ぬのを見るより、愛する人間が狂ってるのを見る方が辛いんじゃないかな」
男
夢は、夢である間だけ、システムに抗する力がある。夢が作品になれば、それで終わりだ。
「ハンターは決して絶望しません」
トウジ
狩猟それ自体がすでに快楽だ。
放たれた弾丸はすでに過去なのだと俺は知っている。狙われた獲物にとってその弾丸は未来だ。
「決断しなければ獲物は逃げてしまう」
トウジ
「教養は一種の情報だ、情報がないと人間は残虐になる」
キルシュ
「いかに自殺しそうな人間は案外死なないんだ、本当に弱ってる奴には死ぬ元気もないからな」
ゼロ