人間関係はお得意ですか?
私はちょっと苦手です。
特に人との会話において、相手のことが嫌いなわけではないのに、
気の利いた返事ができなかったりして自己嫌悪に陥ることが多々ありました。
そんなわけでこんな本を読んでみました。
この本の構成は、
第一章 初対面で使える「好かれ語」
第二章 相手の心を開く「好かれ語」
第三章 話を広げる「好かれ語」
第四章 相手に元気を与える「好かれ語」
第五章 失敗をリカバリーする「好かれ語」
第六章 言いづらい事も言いやすくする「好かれ語」
第七章 誤解を招きやすい「アンチ好かれ語」
第八章 相手の心に深く残る、別れの「好かれ語」
と、全ての相槌を網羅した形になっているのですが、
全てをまとめることは難しかったので、この記事では
第一章 初対面で使える「好かれ語」と、
第三章 話を広げる「好かれ語」について紹介します。
■第一章 初対面で使える「好かれ語」
・「うれしいです。」
どんな場面でも使える言葉。事あるごとに言いまくろう。
・「夢だったんです」
恥ずかしがらずに言うのがコツ。「お会いするのが夢だったのです!」など。
・「お待ちしておりました」
「今日はお会いするのを心待ちにしておりました。」等々、相手の緊張をほぐしてあげよう。
ビジネスに使える言葉かな?
・「今日はいい日…」
全ての出会いを運命に変える一言。
・「ありがたいです」
素直な気持ちを相手に伝えて、高感度アップ!
例:「お会いできて本当にありがたかったです。」
・「すてきな出会い」
出会いは全て素敵なことであるという事を忘れずに!
「今日の素晴らしい出会いを次に活かせるといいですね。」の一言で次の機会を作れる。
・「本当にいい季節になりましたね」
雨でも雪でも風の日でも。大人ならプラスの時候の挨拶をしよう。
・「これをご縁に…」
この一言で単なる人間関係に血が通い、感じよく話を切り上げられる。
・「また、お目にかかることを楽しみにしています」
ビジネスのいやらしくないクロージングにも使える。
■第三章 話を広げる「好かれ語」
・「さすがですね」
高感度をあげる相槌。
・「そうですか、それで?」
相手にもっともっと喋ってもらうためにいい相槌。
・「信じられない!」
相手の目を見て、ちょっとオーバーに驚いてあげながら言うと、
相手も得意になって面白い話をしてくれるそうです。
・「いい話ですね」
オチの無いどうでも良い話が素敵な話に変わる不思議な言葉。
・「すごい!どうしたらそんなふうにできるのですか」
この一言であなたの相手は、あなたの関心をひきつけた実績に満足して誇りを持つはず。
・「ぜひ、教えて下さい」
人間が本来持っている「自分を誇示したい」本能を開放してあげる。
・「すごくいい感じ」
相手の話に同調しながらいうと効果的。
「そうなんですか、それはすごくいい感じですね!」
ただし、正しいイントネーションで言うこと。
・「よかったですね」
一言目には言おう。何でも良い話に変わる。
以上です。
いかがだったでしょうか。
思っていても、上手に表現できなかった気持ちの表現方法がわかって
すっきりしたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、私も最近は実践しています。
結果、以前より周りの人とうまくコミュニケーションがとれるようになったのは
もちろん嬉しいのですが、
何よりびっくりしているのは、
うまい相槌をうてて、素直に相手を褒める事が出来る様になったためか、
「自分の周りの人間が、実はとても素晴らしい人ばかりである。」
ということに気づけた事です。
人間関係ってプライスレスなんだな、とかみ締める毎日です。
ぜひ、お試し下さい。