ホラーやスリラーやショック映画に登場する、神経的に怖いルックスのキャラクターを集めてみました。一番怖いのはダ~レだ!?
▽ホラー映画界の怖マスクor顔のスターと言えば、↓の3人衆が代表格でしょうか。
フレディ・クルーガー(エルム街の悪夢)
夢の中から人々を襲う殺人鬼フレディ・クルーガー!1作目はシリアスな復讐ショーでしたが、2作目からはジョークも交えたキャラへとシフトしました。演じるロバート・イングランドは、ハマり役すぎて他の仕事が回ってこなかったと、後日ボヤいていました。
『13日の金曜日』のジェイソン
説明不要の不死身な長寿殺人鬼ジェイソン・ボーヒーズ。既に何作か数えるのも面倒な人気シリーズ。しかし、1作目の犯人はお母さんだったハズだが(ネタバレ)...。
▽基本を押さえた後は、もうちょっと掘り下げてみましょう!!
ジグソー・パペットその名も「ビリー」
『ソウ』シリーズのビリー
謎の猟奇殺人鬼「ジグソウ」の仕掛けたゲームに強制参加させられた男2人を主人公にした残酷なシチュエーション・スリラー「ソウ」。シリーズ化される人気となった。主役ではないんだけど、異様な存在感があるのが、このパペット「ビリー」。
http://www.youtube.com/watch?v=7uYoodBeqDI
あまりにも有名な殺人ブッチャー「レザーフェイス」
『悪魔のいけにえ』
この人は怖すぎるでしょう。トビー・フーパーが生みだした、史上最凶の殺人鬼。見た目からしてそうだが、殺人手段もエグい。何と1974年の映画。歳を取るはずだ...。
『ブギーマン』ことマイケル・マイヤーズ
『ハロウィン』
ジョン・カーペンターによる傑作スリラーのクールなシリアル・キラー。都市伝説となっている不死身の殺人鬼、ブギーマンが主役ですが、中身は人間ですので、不死身じゃありません!7作まで続いた長寿シリーズですが、カーペンター氏が関わったのは、実質1作目だけ。以降の作品は...。
http://www.youtube.com/watch?v=5unH8gOhydY
『エクソシスト』のリンダ・ブレアはもちろん、サブリミナルに挿入されたデスマスクも怖い。
こちらリーガン・マクニール嬢
リンダ・ブレア演じる、悪魔パズズに憑かれてしまった少女。スパイダー・ウォークとか首を360°回したりと、色々な技を見せる。時折キタナイ言葉も吐く。
こちらは問題の「デスマスク」
製作者によって意図的にシーンに挿入されたデスマスク。恐怖を煽るサブリミナルだ!と批判されたが、特におとがめは無かった。実際怖い。
イタリアの1960年代古典カルト・ホラーの殺人鬼は顔がない!
『顔のない殺人鬼』
アンディ・ウォーホルの製作で数々の悪趣味映画を監督させられたポール・モリセイの下で修業したアントニオ・マルゲリーティが、アンソニー・ドーソンというアメリカ人っぽい名義で監督した作品で、『トロイのヘレン』『黄金の七人』で知られる世界一の美女ことロッサナ・ポデスタが主演。「ニュールンベルグの処女」などの数々の拷問具が登場する辺りはエドガー・アラン・ポーの世界を彷彿とさせるが、全く関係ない模様。
http://www.youtube.com/watch?v=Wh3hyTIOcws
元祖変態快楽世界に棲む4人の魔道士(セノバイト)。
『ヘルレイザー』の4人衆。
今シリーズ製作がライフ・ワークになってしまったクライヴ・バーカー監督による1987年に1作目が公開された変態快楽シチュエーション・ホラー。「ルマルシャンの箱」と呼ばれる小箱を組み替えることで「究極の性的官能を体験できる」はずが、異空間と共に4人の魔道士が現れて、苦痛と狂気の世界へ誘う...。ピンヘッドを親玉とするセノバイド(魔道士)達の職人芸を感じさせるメイクやコスチュームは、素晴らしいとしか言いようがありません。
http://www.youtube.com/watch?v=6d1fD3apH8s
ニコニコ・マスク(?)を被った殺人鬼「スマイリー」
『スマイリー』
一体日本で公開されるのか?ニコニコ・マスクと言うにはあまりにもキワドイマスクを着用した殺人鬼がインターネットを介して襲ってくるという現代人にはコワ~い設定のホラー映画。
http://www.youtube.com/watch?v=11yBPx-ymZA
スティーヴン・キングの考える『吸血鬼』像
『死霊伝説』
スティーブン・キングの原作「呪われた町」を映像化した1979年のテレビ・シリーズですが、あまりの完成度の高さに、劇場公開された作品。吸血鬼バーロウのルックスは凄い恐怖感。監督はトビー・フーパー!
http://www.youtube.com/watch?v=aIbJ2rQ59ZE
またまたキング。史上最悪のピエロ『ペニーワイズ』。
『イット』
『イット 恐怖の殺人ターゲット・復讐の悪魔』というタイトルでも知られる作品。実在したシリアル・キラー「キラー・クラウン」ことジョン・ゲイシーをモデルにした不気味なピエロ、ペニーワイズを主人公とした青春ホラー(?)。
http://www.youtube.com/watch?v=36Ay8phg3lk
監督もやってますキング氏。「HAPPY TOYZ」のトレーラー。
『地獄のデビルトラック』
スティーヴン・キング↓(若い!)が監督までやってしまった伝説のB級カルト・ホラー。主演はエミリオ・エステベス。フロントグリルに不気味なグリーン・デビルを付けた「HAPPY TOYZ」のトレーラーを中心に、橋、自販機、レンジにラジオまでが暴走して人に危害を与えまくるお話。凄い。マスクって事で。
http://www.youtube.com/watch?v=ggWS4tTzs60
顔というかマスクなんだけど、神経的に怖すぎる。
『血のバレンタイン』
1981年に公開された伝説のホラー映画。バレンタイン・デーに浮かれる炭鉱町を、マスクを被った殺人鬼が恐怖に陥れるカルトなスラッシャー・ムーヴィー。ちなみにUKシューゲイジング・バンドのMBVことマイブラことマイ・ブラディ・ヴァレンタインがこの映画から名前を取ったことは(嘘っぽいけど)有名。後にトンデモなリメイクをされてヒドイ目に合った。
http://www.youtube.com/watch?v=4eNeCcKt8jw
血はバレンタインだけじゃない!エイプリル・フールも血に染まるのだ...。
『ブラッド・エイプリル・フール』
主人公の科学実験好きな少年(非カツマタ君)は、4月1日のエイプリルフールに不良連中にイジメを超えたイジメを受け、全身にヤケドを負う。何年か後の4月1日、仮面を被った復讐鬼となった彼は、不良達を次々と血祭りにあげるのだった...。映画史上に残る圧巻のラスト(褒めてません!)に、きっとあなたは驚嘆する...。
http://www.youtube.com/watch?v=tZm5IuRts1o
ピエロ?いえいえ、れっきとした宇宙人です!
『キラー・クラウン』
宇宙からやってきたピエロ群団が人に迷惑を掛けまくるSFホラー...というかコメディに近い作品。B級作品なのは火を見るよりも明らかですが、実は中々良く出来たSF作品で、飽きさせません。もう一歩でカルト化ってところか。不気味な個性あふれるピエロ星人のルックスは、変な夢が見られそう。
http://www.youtube.com/watch?v=gdKNgRCdjDA
このマスク3人組、得体の知れない恐怖感があります。
『ストレンジャーズ/戦慄の訪問者』
リヴ・タイラー主演、あのハネケ作品「ファニー・ゲーム」と似たシチュエーションがちょっと気になるスリラー映画。得体の知れないマスクをかぶった犯罪者に突然の訪問を受けたカップルが味わう恐怖を描く。何しろ、得体が知れなくて怖い。
http://www.youtube.com/watch?v=2lm2hZ50sN4
スティーヴン・キング絶賛?生マネキンを使ったマッドな超能力館長!
http://www.youtube.com/watch?v=cjZf77O3w8Q
ダリオ・アルジェントの弟子、ミケーレ・ソアビ監督作。イタリアン・ホラーの伝統的な様式美を持った作品!
『アクエリアス』
イタリアン・ホラーの巨匠、ダリオ・アルジェントの元で修行を積んだミケーレ・ソアビの監督デビュー作。ホラー・ミュージカルのステージ上で次々と血祭りにあげられる劇団員たち!ホラー史上に類を見ない、美しくて感動的なシーンは必見。ですが、犯人が被っているのは舞台の小道具!他の殺人鬼は一生懸命自作してるんだろうけどねぇ...。ちょっと手抜きな犯人でした!
http://www.youtube.com/watch?v=hs7PHsWzvwE
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https://matome.naver.jp/odai/2135435823063726401
2014年06月30日