【予想】将来 親の介護が高負担になる可能性を考える

Hibarig
将来 親の介護が高負担になる可能性があることを考えておきたいと思います。

【現状からの予測】

厚生労働省の平成21年調査によれば、特別養護老人ホームの入所待機者数は、全国で約41.2 万人もいる。しかも在宅の入所待機者(約19.9万人)の34%が重度(要介護4~5)で、こうした人たちが自宅での家族介護などを受けている状態である。
江口克彦公式サイト・思い固めて。 » 3.介護施設に入れない待機高齢者

厚生労働省によると、いわゆる“団塊の世代”が75歳以上となる2025年には、要介護者や認知症高齢者がともに現在の1.5倍に増加すると推計されている。
安心の介護 人材確保へ基金創設を | ニュース | 公明党

自分の親も、と考えておくべきでしょう。

【金銭的負担】

在宅で親を介護したとき、どれくらいのお金がかかるのか

この調査は去年10月、家計経済研究所が在宅で親を介護している全国の470世帯を対象に行い、26日、都内で開かれた親の介護を考える講演会で発表されました。

最も負担が大きい要介護4でおよそ7万円、平均でおよそ4万4000円
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121126/k10013765731000.html

実際にかかる費用です。

介護保険では賄えない費用

医療費やおむつ、流動食、配食のサービスなどにかかる費用は、1か月間に要介護4が3万2908円で、要介護5で2万3185円
在宅介護費用 保険対象外の高負担に NHKニュース

実際にかかる費用の内訳でしょうか。

年金支給額、保険給付金は

国民年金の満額受給者の場合、月6万5741円(平成23年)が月6万5541円(平成24年)となり、月額200円減額。
平成24年度の年金額と保険料額(よくわかる国民年金)

年々減っています。将来、年金が破綻するとか言われていますが、実際支給されたとしても足りないと思われます。

介護保険給付の対象として支払われた費用は、平均で1か月間に要介護4が1万6317円、介護度が最も高い5では2万1779円
在宅介護費用 保険対象外の高負担に NHKニュース

給付される金額です。

【精神的負担】

気丈できれい好きだった母の変貌ぶりを受け止めるのが一番最初のハードル
「介護」で一番大変なこと 【口コミ事典】

親のわがままとか疲れます
「介護」で一番大変なこと 【口コミ事典】

親のわがままとか疲れます。あのヘルパーが嫌とか正月とか盆はいつもヘルパーじゃないから嫌だとか、私も同居してるわけじゃないので、ヘルパーさんよくしてくれてるやん、て思うけど、子供にもっとして欲しいとか気持ちの問題が私には疲れます。

排泄介助が一番大変
http://www.kingdom.or.jp/nanchie/html/09/11_01.html

排泄介助が一番大変です。ポータブルトイレを使える人はまだ良い方で自分で身体を動かせない人のオムツ交換は大変です。赤ちゃんのオムツ交換のようにはいきません。泣きたくなります。

こんなはずじゃなかったと涙する日々も多々あり、あまりの辛さに「どうして自分だけが」と精神的に追い詰められる時期があります。
「介護」で一番大変なこと 【口コミ事典】

介護で一番大事なことは「あれもこれも私なら出来るからしてあげる」と頑張らないことです。こんなはずじゃなかったと涙する日々も多々あり、あまりの辛さに「どうして自分だけが」と精神的に追い詰められる時期があります。最初はお互いにおそるおそるの生活から始まりますが、して欲しい事に気づいてくれないもどかしさやどうしていいか分からない苛立ちで心に悪魔が住む事も・・頑張らない介護が大事です。

【対策】

今からできることを考えよう

親に十分な預貯金があれば、それで介護費用をまかなえますが、お金がない場合は子どもが負担するしかありません。まずは親の経済状態を把握し、費用の分担について親子、兄弟姉妹で話し合いましょう。
1.介護費用の捻出方法 【MY介護の広場】

〈親にお金がある場合〉
親の預貯金と年金から費用を捻出します。

〈親にお金がない場合〉
不動産などの資産はあっても、預貯金がない場合は子どもが負担するしかありません。

いつまでも自分らしい生活を維持することができるように、高齢者の方々自らが、日頃から積極的に外出して地域の活動に参加したり、地域の人と交流したりするなどにより、生きがいややりがいを見つけ自己実現を果たすことで、生涯を通じて「介護予防」を続けることが重要です。
介護予防でいつまでも自分らしい生活を:政府広報オンライン

あまり外に出歩かなくなったり、ほかの人や社会と接する機会が少なくなったりすると、活動量が減ったりして、心やからだの機能が低下していくおそれがあります。

その他

https://matome.naver.jp/odai/2135393204715532301
2012年11月28日