【ココ・シャネル】
わたしは自分で引いた道をまっすぐに進む。
たとえ退屈になっても、自分が勝手に選んだ道だからこそ、その道の奴隷になる。
彼女は彼女がやることを心から愛した。経営がうまくいかず、店が一度つぶれてしまったときも絶対にあきらめなかった。「ねえ、わたしは続けたいの、続けて、勝ちたいの。」
すべてを失くし、ひとりぼっちになったとき、いつでも相談できる人をひとり持つことね。あとは仕事よ。
彼女は社交性の高い人間ではなかった。愛する男性(のちにシャネルに投資)と信頼している友人(のちにシャネルと経営)の2人しか側に置かなかった。
口紅は、落ちる過程にこそドラマがある。
大恋愛は経験するものの、生涯結婚しなかったシャネルの、唯一の恋愛に関する言葉。
私は流れに逆らって泳ぐことで強くなったの。
彼女は周囲や時代、戦争など環境すべてに流されずに、自分の考え方だけをいつも信じていた。
「みんな、私の着ているものを見て笑ったわ。でもそれが私の成功の鍵。みんなと同じ格好をしなかったからよ。」
実際にどう生きたかということは大した問題ではないの。大切なのは、どんな人生を夢見たかということだけ。
もちろんこれは仕事に生き、死ぬほど努力したから言える、彼女らしい言葉だと思います。
【マリリン・モンロー】
たとえ100人の専門家が「あなたには才能がない」と言ったとしても、その人たち全員が間違っているかもしれないじゃない。
彼女は常に自分の可能性を信じていた。というより、自分で自分を信じさせることで可能性を創出していった。
台本を見つけるとそれを持ち帰って、一晩中勉強したの。誰もいない舞台を見つけると、暗記したセリフを壁に向かって言ったりしたわ。
彼女は自身につねに厳しかった。「自分が三流だっていうことは、よくわかっていたわ。才能がないという実感もあった。外側はともかく中身がだめなのよ。」
あなたが私の最悪の時にきちんと扱ってくれないなら、私の最高の瞬間を一緒に過ごす資格はない。
彼女は自分で「わがままでせっかちで少し不安定。ミスをおかすし、自分をコントロールできないときもある。」と言っていました。
愛すること、それはあなたを殺しかねない支配力を、相手に与えること。
愛し合っているときほど、苦悩に対する防備がおろそかになることはなく、愛する対象や愛を失ったときにはじめて、どれほどの支配力を与えていたかに気づくもの。
わたしは何度裏切られたと感じても、どんなときも、信じない不幸より信じる不幸を選ぶ。
マリリンは美人で、つい周りは彼女の外見をまず好きになってしまうが、それでも彼女は、いつも相手からの真の愛を信じて疑わなかった。